自分を承認するハードルは低く! | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

自分を承認するハードルは低く!

 

こんにちは。

3月のライオン後編に向けて、コミックスの再履修中の

紙谷まみです。猫あたま

 

毎週日曜、『自分プロデュース』のテーマを
大みぞなおみ カウンセラー、

滝尾恵美子 カウンセラーと交代して真鍋純子カウンセラー
はたのえり カウンセラーと一緒に担当させて頂いています。

 

ちょうちょちょうちょちょうちょ

 

今回は自己承認について。OK

 

自分で自分を認めることを心理学では自己承認といいます。
すこやかな自信を育むためには、自己承認がとても重要なのですが、特にそ
れが必要な自分にきびしい方ほどなかなかできない傾向にあります。
自分を認めるハードルが、めちゃくちゃ高いんですね。アセアセ


だから客観的にはものすごく頑張っていても、「この程度のことで認めるなん
て」とか「こんなの当たり前だもの」っておっしゃるんですね。

きびしくすることが自分の成長がうながすケースもたしかにあります。
でも、なんだか心が殺伐とした感覚を抱え続けているのであれば、自己承認
のハードルを一度ぐぐっと下げる必要があるかもしれません。下矢印

 

Twitterでフォローしているイラストレーターさんが、皇帝ならぬ“肯定”ペンギ
ンと題してして、かわいらしいペンギンのひなのイラストをアップしています。
やわらかい線で描かれたペンギンが
「朝起きたの?えらい!」キラキラ
「出勤してえらい!」音符
「ちゃんと帰れてえらい!」グリーンハーツ
とコメントしているイラストなんですね。
もうですね…、通勤途中の電車で画面を開くと、うっかり涙が出そうになるくら
い癒されます。虹

 

そう。
当たり前のことなんて何一つないんですよ。ニコニコ
いまこの現状を「当たり前」にみえるくらいに維持するために、わたしたちはど
れくらいの労力を払っているでしょうか。
その労力を認めることの、何を惜しむんでしょうか。

 

何年も前のわたしが息苦しい毎日を過ごしていたころ、先輩カウンセラーに
「あなたが当たり前だと思っている行動のひとつひとつを、あえて承認してみて
ごらん」と云われたことがあります。

 

そう云われてみて最初に感じたのは抵抗感でした。当たり前のことを承認していたら、なんだか自分が傲慢になってしまうような気がしていたので。
でもまあモノは試しにと、洗濯したとか掃除機かけたとか、約束に遅れなかっ
たとか、どうでもいいことを承認してみたところ、いままで自分がどれだけ承認に飢えていたのかを思い知ったんですね。ガーン

 

地道に承認を続けていくと、慢性的に抱えていた不満感が薄れてきたのに気
がつきました。

 

飢えていた承認を自分で自分に与えることで、癒しがおきたせいでもあります
が、それだけでなくまわりに対して自然に感謝がわくようになったのです。
時間通りに荷物が届くとか、電車が到着することとか。
お客さんが静かに順番待ちしてくれるとか。
同僚がわたしのために書類を揃えておいてくれるとか。
相手のちょっとした配慮にも気がつきやすくなり、ありがとうを伝える機会が増
えました。クローバー

 

自分を扱うときの癖って、他の誰かを扱うときにどうしても顔をだします。
わたしはそれまで、自分の労力を軽んじていたので、同じようにまわりの労力
も軽んじてしまったようなのです。
自分の当たり前を承認し始めてやっと、誰かの行為を当たり前として流さない
で、承認することができるようになったのでした。
振り返ってみると、無自覚であったにしても、ちょっと未熟だったなと反省して
います。ガーン

 

自分のためにも、まわりのためにも。
承認のハードルは低く低く、です!!

 

読んでくださってありがとうございました。チューリップ

 

ちょうちょちょうちょちょうちょ

 

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