目指す方針の具現化の選択&手放し~SHBP4~
こんにちは。カウンセリングサービスの山田耕治(やまだこうじ)です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
月曜日は、「仕事の心理学」をテーマに、山根しんいちカウンセラーと隔週ごとにお届けしています。
山田担当の仕事の心理学は、「強いハートを目指すビジネスパーソンのために(昨年からSHBPと呼ぶことにしました。)」をテーマに、4年目に突入です。
「SHBP4」として、小手先のテクニックを超えて、自らの心の根っこから強くなり、仕事やプライベートにおける成功への貢献をめざします。
| 前回の振り返り
今年も1月は「SHBP4のキャッチフレーズ&サブフレーズ」から始まりました。
今年の山田は『サンダーバード(スーパー雷鳥)~チャンスとリスクに備える~』ということで、強大な過去の私を打ち砕き、チャンスを活かす1年にしたいと思います。
| 今回のテーマ
1月は自らの今年の方針を言葉にしました。
今回は「目指す方針の具現化の選択&手放し」ということで、
1月の具体化、現実の行動に落としていくことがテーマです。
今年の方針を言葉にした方もいれば、していない方もいると思いますが、
新年がはじまり、それぞれにきっと何かを思われたと思います。
そして、それぞれの毎日を過ごされていると思います。
気がついてはいないかもしれませんが、
毎日を過ごすとは何かを選択していると言えると思います。
例えば、私は月曜日にあるプロジェクトに関係し、ある方との面談が入っています。
全く意識はしてはいませんが、改めて考えてみれば、確かに自らの選択です。
明日、月曜日に朝7時に電車に乗って、会社に行くというのも、確かに私の選択です。
意識はしていませんが、確かにすべて選択と言えば選択です。
みなさんもそれぞれに日々の選択をしているわけですよね。
そこで質問です。
そんな日々の選択は新年があけた時に心に思った方針や何だかの思いに沿った選択をされていますか?
| 選択を意識する
今一度、新年が明けたときに思った方針や何だかの思いを思い出してみてください。
私でいえば、サンダーバード。
日々の選択がその方針や思いに沿った選択になっているかどうか、
今一度、自らの具現化の選択を意識してみることの提案です。
自らの方針や思いに添った私たちが望むことを選択する。
ほんとうにそんな選択をしているでしょうか?
自分の心や仕事で掲げた言葉に沿った選択ができていますか?
今一度、今年の方針や思いを思い出し、
それに沿った選択を意識していくことを進めていきましょう。
| 具体的な文字
目指す方針や望んでいることをもっと具体的に文字することは大事かもしれません。
例えば、サンダーバードな山田で何をしようとするのか。
それぞれに具体的に文字にしてみることをおススメします。
ノルマの達成でもいいと思います。
資格を取るでもいいと思います。
あの人を喜ばせるでもいいと思います。
みなさんのおかれた場所で、今年のニューなあなたで、
具体的に何をやっていくのか。何に力を注ぐのか。
それ自体が選択となりますよね。
そしてその選択がそのような目指す方針に沿っているのか、
その具現化を日々意識していくのです。
それが今日のテーマ、目指す方針の具現化の選択です。
| 投影のコントロール
そうでないと、どうなるか?
私のこのブログをいつも読んでいただいている方はいつものあれねとわかると思いますが、
そうでないと過去が投影されるのです。
私たち、人間はほんとよくできているものだと思います。
投影は身を守るためのすばらしい防衛機能だと思います。
おかげで、自らをここまで守ることができたのだと思います。
ただ、良くでき過ぎな所があるように思います。
ありがとう、投影さん。おかげでここまで大きくなりました。
もう大丈夫って感じです。
投影のコントロールは成熟した大人の生きる作法だと思います。
守りすぎるとうまくいかない。
守りすぎることは逆にそれが攻撃になってしまう。
守りが強すぎることは、つながりへの攻撃になってしまうと思うのです。
だって、
一人じゃつまらない。
誰かの役にも立ちたい。
誰かを愛したい。
なのに投影という防衛はそのつながりにフェンスを建てられるようなものです。
もちろん、そのつながりを求める気持ちはとてもネガティブな思いから、出てくる思いもあると思いますが、
いずれにしても、人とのコミュニケーションしたい私たちがいて、
投影が強すぎるのはそのコミュニケーションをとても難しくさせてしまう。
初詣や書初めなど、新年のイベントは投影のコントロール、投影を調整させるための必然のセレモニーなのかもしれません。
ゆえに、この私のブログも1月、2月は恒例の必然のセレモニーと化しているわけです。
今の私は様々なセレモニーをとても大切に思っています。
そして、もう一つの本日のポイントがあります。
今日は長くなりますが、ここで区切るわけにはいかないのです。
もう少しお付き合いください。
| 手放し
手放しとは成り行きを信頼するということです。
これは上記の具現化の選択とセットのものだと思うのです。
具現化を選択したら、次は手放すこと。
これも投影のコントロールの成熟した大人の作法だと思います。
投影さんはなんたって強者です。
過去の投影は一度打ち破られてもじわじわと影響を及ぼしてくるわけです。
ビジョンやその具現化にさえ、ちょっとした隙さえあれば入り込んできます。
私たちを守りたい投影さんは、何とか私たちに入り込もうとします。
それが執着となっていくわけです。
ビジョンやその具現化にさえ執着となり、私たちを必要以上に守ろうとします。
でも、はっきり言って、ありがた迷惑なのです。
過干渉のお母さんみたないなものです。
きっぱりとその過干渉にはお断りをいたしましょう。
これが成熟した大人のやり方だと思うのです。
| 桜の蕾
今、まだ堅く結んでいる桜の蕾があります。
毎年、この季節になると私のブログに出てくる題材ですが、今年は新たな発見がありました。
おっ、なぜか出てきた雷の文字。雷鳥とのシンクロニシティに一人で喜んでいます。
雷に草冠が乗っている。
蕾、そこには幾重にも重なった花びらが隠れています。
そこには「雷」のごとく、鋭く、膨大なエネルギーが凝縮されています。
そして、草冠が表しているように草木の持つ力強さが秘めています。
その強さとは空にも土の中にも(正にも負にも)広がっていく力強さを思うのです。
上記の意味で、この桜の「蕾」、私たちそのものだと思うのです。
ただし、です。
堅い蕾のままだとしたら、どうでしょうか?
蕾のままでいることは執着だと思います。
小さな私たちは確かにここまで守られて、来ましたが、
私たちは大人になってきたわけです。
冬の厳しさには必要な堅さも、もう私たちには必要ないわけです。
その膨大なエネルギーや生きる力強さが秘められています。
それは解放されるにふさわしいすばらしいパワーなのです。
そのパワーを培ってきたのです。
なのに、ある意味、私たちは投影という防衛が、解放を今や邪魔をしているわけです。
防衛と解放がけんかして、防衛優位な状況にいるようなものです。
その膨大なエネルギーは解放されないと、自らを駆逐してしまいます。
ゆっくりと解放を選択していくこと。
それが手放しだと思うのです。
手放しをすることはゆっくりとその堅さを緩めていくこと。
望む選択をすることは、投影の影響を排除することです。
過干渉のお母さんを拒絶することです。
| なり行き
なので、次は、手放し。
ゆっくりとその成り行きに任せてみましょう。
本当にさまざまなプロセスがあるように思います。
私たちが思いもよらない、想像を絶するようなプロセスもあるように思います。
手放すことで、何かが動き出し、一見そうでないように見えても、
私たちが望んでいる場所に、望んでいる状態に、何かが動き、進んでいくように思うのです。
握りしめることは執着。
握りしめた手を広げることは手放し。
蕾が開くように、私たちの握りしめた手をひろげてみる。
ここは勇気がいるところかもしれませんが、
自らが桜の蕾だと思って、桜の蕾とともに、
ここから少しずつやっていきましょう。
もうすでに水仙や梅はリーダーシップを発揮してくれています。
みんなで勇気を出して、
蕾が緩んで幾重にも重なる花びらが開き、咲きほころぶように広がった時こそ、
広がったあなたの心の中にきっと望んでいるものが入ってくると思うのです。
手放しという、プロセスというなり行きに身を任せることもポイントのように思います。
| 本日の最後にもう一度
『サンダーバード(スーパー雷鳥)~チャンスとリスクに備える~』
雷の光とエネルギーで、投影という鎖を打ち砕き、
投影という鳥かごの扉の鍵を解放し、
今こそ、スーパー雷鳥が飛び立つ時です。
今月は1月に抱いた熱い思い、秘めた思いをさらに具現化して、
それを選択することを意識してまいりましょう。
もう一つのポイントは成り行きを信頼する手放し。
今日も長文に関わらず最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回をお楽しみに。
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私が心理カウンセラーとして目指していること、
それは「ハートを強くする」カウンセリングです。
実社会へしっかり繋いでいくことのできるカウンセリングを提供したいと考えています。
いろいろ話をしてみませんか?
みなさんとお会いできますことを楽しみに待っています。
山田は昨年3月より、Wワーク実践中にて、カウンセリングは土日祝日のみとなっております。これまで平日にお使い頂いていた方にはご不便をおかけし、大変申し訳ありませんがご理解いただけますようにお願いいたします。
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