【依存・わかってほしい派】&【自立・知られたくない派】…程よい距離感を作るために | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

【依存・わかってほしい派】&【自立・知られたくない派】…程よい距離感を作るために

 

みなさんこんにちは、
カウンセリングサービス大みぞなおみ です。

 

毎週日曜、『自分プロデュース』のテーマを
はたのえりカウンセラ
滝尾恵美子カウンセラー
紙谷まみカウンセラ

と4人交代でお届けしていますキラキラ

 

 

今日は心の距離感のお話です。
世の中には自分のことを周りにわかってほしい人と、
あまり知られたくない人がいます。


この二人、「これくらいが丁度よい」と感じる心の距離感が違うのです。
こんな二人がパートナーだったり職場を共にする場合、
トラブルが起こることがあるんですね。

 

わかってほしい派の人は、相手と関わろうと距離を詰めます。
知られたくない派の人はその距離だと安心できないので、
ちょっと離れようとします。

 

これ、わかってほしい派からすると寂しいんですよね。
「心を開いてもらえない」と感じ相手に不満をぶつけたくなるのです。

「なんか寂しい、大切にされてない気がする」…なんていう風に。

 

知られたくない派としたら困惑です。
自分にとっての安全を否定されたように感じるからです。
「自分がおかしいのかな、上手く愛してあげられない」と悩む方もいるし、
「押し付けられて疲れちゃうな」と感じる方もいますね。

 


どっちが悪いわけでもないのですが、こんな風になると、
わかってほしい派は相手に対して依存的になりやすく、
知られたくない派は自立的になり心の殻を閉じがちになります。


わかってほしい派はそれを敏感に察知します。相手が去っていくのでは

ないかと不安を強め、さらに距離を詰めたがります。

 

「昨日は何をしていたの?誰といたの?私のことどう思ってる?」
「今日のあなた、なんか怖い…もしかして怒ってる?」


相手の気持ちを知りたくて質問攻めにしたり、顔色を窺ってしまったり。
イメージとしては相手にくっついて下から顔を見上げる感じでしょうか。

 

知られたくない派はこんなに詰め寄られると苦しい訳です。
ますます表情は硬く、態度もかたくなになっていきます。
こうなると双方かなりしんどいですよね。


パートナー同心の場合、どちらかが我慢して相手の望む距離感に応え、
関係を続けることが多いですが、我慢させている方も罪悪感を抱えることに

なるので、不安や不満ができやすく、なかなか揉め事がなくなりません。

 

職場の人間関係でも、これが大きなストレスになり、
「ランチや仲良しごっこを強要されるのが嫌で、会社やめちゃいました」
なんてお話も伺います。

 

何度も申しますが本当に、どっちが悪いわけでもないのです。
互いの違いを理解し、相手を責めず不安になることなく、

譲りあえたらいいのですが…なかなか難しいものですよね。

 

相手を理解するためのきっかけとして、自分と逆のタイプの特徴を

知っておくのはいかがでしょうか?だいぶトラブルが減ると思います。
下記を読んでみてくださいね。

 


【わかってほしい派の人の特徴】

 

この人があなたにわかってほしい、わかりたいのは好きだからです。
少し寂しがりなので近い関係性を持って安心したいのです。

 

「周りの人も、きっとそう!」と素直に思い込んでいるところがあり、
あなたにも同じ価値観を求めがちかも。
知られたくない派からしたら、ここがちょっと厄介かもしれませんね。

 

実は臆病で自信がないところがあるので、情報をたくさん集めたがって

いたりします。色々知っていると先読みできて安心だし、役に立てるかもしれないし。

そうやってあなたに喜んでほしい、つながりを作りたいと願っているのです。

 

不安なんだな…と見てあげてください。不安がる必要ないよ、と伝え、
安心させてあげられると良いと関係が作れると思います。

 


【知られたくない派の人の特徴】

 

自分の情報をあまり人に話さないのがこのタイプ。
家族や生活、自分の性格、好き嫌いといった趣味嗜好のことなど、
人に知らせる必要は特にないと思っています。

 

知られてもし、否定されたりバカにされるようなことがあったらたまらない、

それを恐れているようなデリケートなところがあります。

 

シャイで自分の感情に疎く、それを他人に読まれることも苦手です。
だからポーカーフェイスで自分を隠しているのですね。

 

本人に悪気はなく、ほぼ無意識にやっているだけで、

あなたが嫌いな訳ではないのです。

 

恥ずかしがりなんだな…と見てあげてください。気長に付き合って
安心してもらえるまで待ってあげられると良いと思います。

 


…いかがでしょうか?
違うタイプの思っていることって結構意外!ではなかったでしょうか。
相手のことを理解できると、見方が変わることもあると思います。

 

過去、あなたが傷ついてしまったことも、相手にとっては悪気がなかった…
双方の距離の取り方、価値観が違っただけ…
そんなことが多々あるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 

相手を理解し、互いが望む距離感を探し続けることは大切です。
それが上手くいかず傷ついてきたのなら、なおさら意義のあることです。
自分を理解し歩み寄ろうとしてくれあなたの姿は、相手の心を打つでしょう。

 

歩み寄りを見せてくれたあなたに、相手も応えたいと思うはずです。
そうやって信頼関係が生まれ、程よい距離感ができていくのです。
そんな二人はかけがえのないパートナー、信頼できる仲間になれるでしょう。

 

私も日々取り組み中です。ご一緒に進んでいきましょう。

応援していますアップアップ

 


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