『誰かとの関係を『察してちゃんと上手く付き合いたい』と思う方へ』

こんにちは

堀池典代（ほりいけふみよ）です

毎週金曜日、『恋と仕事の心理学』を大塚亘と佐藤まゆみとワタクシ堀池の三人で
担当させていただいております

　　

まずは、今週末の宣伝をさせてくださいね

「恋と仕事の心理学」をリアルで体験

大阪地区の執筆者6名も参加！！

＜大阪カウンセラーズフェスタ！＞

「わたしらしく生きる！」～９つのメッセージ～

「恋と仕事の心理学」執筆中の参加カウンセラーが講演します

・吉村ひろえ（火・うまくいくコミュニケーション）

・山内惠子（木・もっとラブラブに）

・ワタクシ堀池典代　・佐藤まゆみ（金・恋と仕事のライフプロデュース）

・三好成子　・松永浩一（土・イキイキハッピーライフ）

日時：5/29（日）10:00～18:10
会場：天満橋・エルおおさか
交通：地下鉄谷町線、京阪天満橋駅徒歩３分
料金：￥3,240－
　　　※出入り自由のフリーパスです。
　　　※オフ会（打ち上げ）は、別途費用（飲食代3,000円程度）が必要となります。
　　　※参加条件：１８歳以上の方。
　　　　　　ただし、2歳未満のお子様に限り、お一人さまで無料でご参加頂けます。
　　　　　　お子様の待機スペースなどはございませんので、ご了承下さい。

大阪カウンセラーズフェスタの詳細は　＞＞＞コチラ

過去最大９名のカウンセラーの講演となります。

心理学って興味あるけど難しい？どんな人がカウンセラーなの？って思われる方、
とってもお得なフェスタへ、ぜひ、ご参加くださいませね

みなさまにお逢いできるのを楽しみに致しております～

「相手の気持ちを察して、ちゃんと上手くつきあう方法を教えて欲しい」

という方が、時折おられます。

さぁ～て、このご質問、まともにお応えすると、ただの「やり方」にしかならないのです。

「やり方」についてはいろいろありますし、

もちろんワタクシなりに、お応えすることも出来るのですが、

それでは、残念ながら問題の根本解決にはなりません。

「やり方」を聞きたい方には、たいへんお門違いな回答になると思いますが、

もし、この回答にヒントを得ていただき、根本解決に一歩でもお役に立てれば

とても嬉しいことです。

実は、この短い質問に、この方の性格がとてもよく現れています。

「察して、ちゃんと上手くやりたい」

な～ぁんて言っている人は、大抵の人が「察する」ことをちゃんと上手く出来る人なんです。

だけれども、ご当人は、ちっとも上手くやれていないように思っている。

コレはどういう現象が起きているかというと…

この方たちは、ズバリ『完璧主義』なんです。

こういう方たちは、＜標準以上＞に察してちゃんと上手く出来ている人なのに、

完璧主義なため、果てない探求心により失敗を多く感じてしまう、または、

標準以上レベルくらいでは満足できないという悪循環に陥っている状態です。

完璧主義なために、＜完璧＞にできる方法が知りたいのです。

でも残念ながら、私たちは完璧に出来ない人間に生まれてきてしまいました。
（ごめんなさいね、意欲を削ぐようなことを書いて）

なので、自分以外の人の気持ちが完璧に分かる方法なんて無いのです。
とてもザンネンですね。

相手と自分は個々の違う人間です。
それぞれ環境も違って育ってきました。

（たとえ兄弟だとしてもです。見ている視点・感性が違います）
考え方も価値観も違うのは当然です。

これまで、どうせ分からないことをどうにか分かろうと随分努力をしてきましたね。
そして、違う価値観なのに、どうにか同じになるように合わせる努力も惜しみませんでした。
しかし、こんなに頑張って、自分というものを見失い犠牲にしてまで合わせてきたのに、この果てしない努力が報われないのはどういうことでしょう。

そろそろ、＜限界を感じること＞を自分に許してあげてはいかがでしょうか？

そうなんです。
＜完璧に出来ない自分＞を許した方が、この問題解決には早いのです。

でも、この時、とっても屈辱感を感じたり、とっても悲しみを感じたり…
自分にとって「感じたくない感情」を感じるかもしれません。

その避けてきてしまった感情を感じてみてください。
その感情たちは、とても尊いあなたの一部です。

あなたが感じる屈辱感は、あなたにしか感じられないのです。
その屈辱感は、あなたに感じてもらいたくて、ソコにあります。

あなたが感じる悲しみは、あなたにしか感じられないのです。
その悲しみは、あなたにいま感じてもらいたくて、ソコにあります。

じっくり感じてみましょう。
その気持ちを感じることが悪いわけではありません。
あなたが必要以上に毛嫌いしてしまっていただけでした。
どうしてそんなに嫌ってしまったのでしょう？
あなたにそんなに屈辱感や悲しみを感じさせた出来事は何だったのでしょう？

「ああ、あの時…」と思いあたる人は、その時のご自分の気持ちを

抱きしめてあげてくださいね。

そして、ご自分の相手に向けた優しさや愛情に気が付いてください。

あなたは本当に優しい愛の大きい人です。
あの時から変わらない愛情をお持ちです。
その愛情をいま、あなた自身に向けましょう。
あなたがあなたを愛する時が来ました。
あなたの優しさ・あなたの愛情が再びあなたに染み込み溶けてしまうまで

しっかり抱きしめていましょう。

どんな気分がしますか？

良い気分になっていれば、上出来です

そして、もう一つは、完璧主義を『手放し』するのです。
おおよそ方法論ではありますが、心理学的要素が大きいので、

感覚でキャッチしてみてくださいね。

いままで、自分に馴染のあった『完璧主義』。
手放すのは怖いものです。

自分のどんなところに『完璧主義』が潜んでいるかを目撃しましょう。

探すポイントは「ちゃんと」「上手に」ですよ。

「ちゃんと」「上手に」と思っているところを見つけたら、

「ああ、ココに完璧主義があるな」と思ってください。
そう＜思うだけ＞で手放しは進みます。

完璧に上手に手放そうと思わなくても良いです(笑)

下手くそで良いです(^^)
自分に優しくしてくださいね。

見つけたら、ただ「ああココに完璧主義があるな」です。

ココに完璧主義があるのが悪いわけではありません。
なんの判断も必要ありません。
どんな完璧主義を自分が持っているのかを自覚することが大切です。
自分がたくさんの完璧主義でガッチガチなのを自覚するのです。
上手くいけば(笑)そのうち完璧主義でガチガチの自分に辟易してくるでしょう。
それはシメタものです！