罪悪感は無限ループ ~自分を責めすぎてしまう人へ~
いつもありがとうございます。カウンセリングサービス の多田陽香 です。
毎月第1・3日曜日に女性性UP!のテーマで担当させていただいております。
変容の5月も半ば過ぎましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
重荷を手放すことは変化のための最重要課題です。
問題・役割を手放していないと、毎日は色あせたように感じてしまうでしょう。
意欲が湧いてこず、辛抱辛抱の毎日・・次の機会を待つべく今から冬眠するかのような気分の人もいらっしゃるでしょう。
再誕生など程遠いのでは・・と判断してしまっていませんか?
そんなときは焦ってはダメです。
内なる声に耳を傾ける時間をつくりましょう。
あなたは、本当は何を感じているのでしょうか。
感じていることをゆっくりと認識していくだけで、あなたはご自身とのつながりを回復するでしょう。
そうして次に何をするべきか、自然とわかってくるようになりますよ。
平和と安らぎを感じられないとき・・それは、私たちが自分を責めているときです。
自分を責めていないときの私たちは、パワフルで、ラッキーで、無条件にしあわせです。
責める気持ち・攻撃は無差別であり、自分のことを責めている時には、同時に世界や誰かを責めています。
誰を責めていようと、私たちの心は満たされないということです。
責める気持ちの裏には罪悪感が潜んでいます。
ここで言う罪悪感とは、「あのときは自分が悪かったなあ・・」とただ反省する気持ちのことではありません。
「悪いことをしたなあ」という反省や成長の機会となるイベントを誤用して、
表現することや、輝くこと、オープンに与えてゆくことを辞めてしまっている状態のことを指します。
世界と人生から引きこもること、隠れること
自分自身ですらも、自分が誰だったのか?を忘れてしまう状態です。
あなたがどんな人で、何が好きで、何が嫌いなのか?
幼な子のような無垢な状態の時には、いつでも明確です
愛される力、受け取る力が開いているとき、もっとも恩恵とミラクルを認識できるのです。
そして認識できたものは、あなたの世界の中で増えてゆくというマインドの法則がありますよ
罪悪感にハマっているときの私たちは自動的に無力になってゆきます
闇にパワーを与え続けていて、自分には受け取らせないからです。
その理由は、誰かを助けたいという欲求がまだあることがほとんどです。
昔、あなたの生き甲斐や「ヴィジョン」だったものが、今では補償行為になっていることもあるのです。
それは、あなたの魂が成長した証
この役割から卒業することは、あなたをさらなる段階へと引き上げてくれるでしょう
私は無力だ・・
役立たずだ・・
でも、誰かを助けられなかったと感じているのは、あなただけでしょう。
助けたかった対象は、お父さんだったり、お母さんだったり、
子供だったり、パートナーだったり、友達だったり・・
誰も、あなたが救世主になれなかったことを、責めてはいませんよね
でも、あなたがまだご自分を責め続けているとしたら、それはあなたは自分がただの人間であることを受け入れていないのです。
無力な、ただの人
なんの特別な能力もない、しょぼい存在・・
これは「落ち込むべき事実」ではありません。
土台をゼロから創りなおせる地点にあなたの意識が還って来ただけです。
無力を受け入れることが本当にできたとしたら、
私たちはあらゆる問題から手を放すことができますよ。
そして鮮やかな受け取り手として誕生するのです
自分を責めるよりもずっと偉大なことは、受け取ること
女性性への帰還です
"自分は生かされているんだ"
"未知の恩恵が降り注いでいて、それを受け取っていなければ、ここにはいない存在なんだ"
これを認識して、心の中心に定めておきましょう
いつでもここに還ってこられるように。
私たちが問題によって苦しめられているのではなく、
私たちの意識が問題を創りだしているとしたら・・
私たちにできることは、ただ手放すことのみ。
ヒーローや役者となることよりも、自分の誤解から背負った役割を手放して、軽やかな存在になっていくのです
自分の力をあまり頼らないという姿勢は、新境地・誕生をもたらします
ドラマや問題を欲する気持ちは、自分の存在をただ再確認したいがためなのです。
「これは夢なの?」と確認するとき、私たちはほっぺをつねるでしょう。
痛みを感じさせることで、自分は肉体なんだと認識し、
自分=肉体なのだから、生きるためには奪い、殺し、食べていかなければならないのだと。
その原罪から気をそらすためには、何かを為さねばならないという強迫観念が・・
・・肉体世界というのは、まるで無限ループのようになっているってわかりますか?
ぐるぐるぐるぐる、ストーリーが変わっても、結局は何も変わっていないのです。
上の方に意識を向けること、超越すること
重労働を手放して、軽やかさ、笑いのほうを選ぶこと
まるで地べたを這いずり回るような気持ちになっている人にこそ、目醒めの意欲は高まっているはずなのです
今年、それも5月は変容と変身のチャンスに満ち溢れています。
それをまったく感じられない方にとっても、思いがけないところにチャンスはありますよ。
あなたが如何ように抵抗なさろうと、恩恵は常に降り注いでいます。
超越の方に導かれましょう
今月、あなたの意識が大きく拡大するチャンスに恵まれますように