パートナーシップへの道 ~自立と女性性と天との関係性~
いつもありがとうございます。カウンセリングサービス
の岡崎陽子
です。
毎月第1・3日曜日に女性性UP!のテーマで担当させていただいております。
どうぞ宜しくお願いします
先月、私のカウンセリングの現場は、エンジェルたちに囲まれているかのようでした
インスピレーション豊かな時間を過ごせたのです。天とのつながりを回復するチャンスに恵まれ、それは今も続いています
11月に現れてくださったリーダーの皆さんに、感謝感謝です
多く出てきた課題は、彼氏&結婚相手を見つけるためのプロセスや、結婚前のもやもやの解消など、パートナーシップに関することでした。
女のしあわせ強化月間ですね
12月最初のアメブロは、愛され体質を創るためのお話です。
「どれだけ愛されているか?」「愛を感じられるか?」は、私たちの愛を受け取る器の状態のあらわれです。
受け取るための心の状態が、現実に反映しているのです。
あまり感じられなくなっている状態のことを、ここでは「自立」と呼びます。
「自立」は成長過程において、誰もが通らなければならない道です。
人は誰でも傷ついて、もう誰にも頼らなくてもいいように、強くなろうと頑張る時期がありますね。
もちろん自分で自分の面倒をみれるようになることは、決して悪いことではないのですが、そればっかりやるのはやはり偏った状態なのです。
より愛をたくさん受け取れる体質になっていくためには、改めて「自立」を見直す必要があるようです。
実は「自立」とはある"状態"に過ぎず、意識とは瞬間瞬間変化しているものなのですが、
いつまでたっても自分の意志で「自立」のステートから動きたくないという頑固な姿勢が私たちにはあるようです
「自立」の原因例
私たち女性が男性から自立する原因は、いろいろなものがありますね。
育ったお家の印象が影響している場合が一般的で、よくこんなお声を聞きます。
「うちはお父さんが権威的で怖かった。気軽に話が出来なかったなあ」
「お母さんがいろいろ大変でお父さんが頼りなかったな」
「仕事ばっかりでうちにいないから父の存在が薄い感じでした」
「お母さんが父親役もやってくれました」
私たちは不足したものを、自分で取り込んでゆきます。
欲しかったけど手に入れられなかった誰かの性質を取り入れて、まるでその人のようになってゆく力がマインドにはあります。
例えば、ヒーローをずっと待っていたのに現れなかったとき、その空虚を埋めるかのごとく、私たち自身がヒーロー性を持つような例があります。これはほぼ自覚なくやるものです。
そしてこれを女性がやったとすると、自分の創りだしたヒーロー性と、実際の男性を、比較、競争し、欲求不満になることがあります。
でも本当にあなたがヒーローに助けてもらいたければ、あなたが勇気をもって自分の弱さ・やわらかさに直面したほうがいいし、
男らしい男性と出逢いたければ、あなたは自分のなかの女性性に出逢っていなければならないでしょう。
もちろん身につけたヒーロー性は仮面の一つですから、それは素晴らしい能力として持っているといいのです
ただ、ヒーローを自分の外側に欲するのであれば、それをあなたから外せるようになっておくことです。
まだ愛するパートナーと出逢っていないとか、パートナーシップに難アリとお悩みのとき・・
「お母さんのようにならないために努力する」とか、「お父さんみたいな人は避けよう」とかするよりも、
あなたの見る目や感じ方そのものを変えていくほうが、ずっと早く願いが成就します
それには自分だけでは無理なのです。自分を自分で変えられるのは、自分を制御できるところの範囲の中だけです。
たくさんの本を読み、外側から癒しの世界観を見るなどお勉強をすることはできますが、それと生のパートナーシップとは別モノです
でも「自立」が板についていると、「自分だけ」でなんとかしようともがきます
効果的でないハードワークや苦行をして疲れ切って、パートナーシップを諦めてしまうとしたら、本当に残念です。
「自立」を手放すために必要なこと
まず否認に気付くことはとても効果的です
ご自身がまだ自立的なのに自覚がない場合ってよくあります。
例えば私のケースを挙げてみましょう。
20代の頃、私は「自分が弱くて役立たずで依存的、あまりにも弱すぎる」という気持ちからセラピーに行くことになったのです。
でも、アドバイザーたちから言われたことは、
「あなたはすごく自立しているよ!誰も助けられないくらいだ」「受け取るって言葉を毎日思い出してみて」ということでした。
私は驚き、アドバイザーたちの言葉をにわかには信じられなかったことをよく憶えています。
「自立」している自分に気付いていなかったので、自然に受け取ることができなかったのです。
"愛を受け取れていなかったから、愛を感じられなかったから、パートナーシップがうまくいかず、人生は難航し、不満があった"
言葉にしてみれば至極当たり前の現象です。なのにどうして長年気付けなかったのか?
これが否認の怖いところなのです。否認は私たちの大切な時間やお金、そして心をすり減らしてしまいかねません
たくさんの人たちに耳を傾けることって大切です。頑固にならずに。
あなたよりもその分野での成功者の意見は特に聞いた方がいいでしょう。
例えばパートナーシップが目的なら、その分野で成功している人たちの意見を聞いてみることが本当に大切なのです。
また、何も問題がないと感じるのに、人生が楽しくて豊かとはいえない場合にも否認が隠れています。
競争相手もいない、嫉妬すらできないという"鉄の女"は、自立が極まっていると言えるでしょう。
その場合、女性性を取り戻す方法は、
敢えてネガティブな感情を探してみること、苦手な人と話したりして、どこに傷があるかを思い出すチャレンジをしてみること、自分以上に人生がタフな人につながってみること、です。
超自立の人にとって滞ったところを変えることは、非常に面倒に感じるものなのですが、敢えて面倒臭いことをやるのです。
切り離してきた弱さ、あなたのとっても可愛らしいところ・・あなたに愛される"隙"ができるようになると、おおいに受け取れる、感謝できる、愛を感じられるハートが蘇るのです
感情を大切にすること、自分の中の弱さや矛盾を抱きしめてあげることによって、人とのつながりが回復します。
一人で何でもできることも素晴らしいけど、共に生きることも、素晴らしい生き方ですよね
そして、最後のステップでは、
正しさや人生哲学を見つけて手放すこと
これはあなたの世界を変えます
離婚寸前のパートナーシップを復活させるとき、倒産寸前の会社を立て直すとき、大ピンチだなと思うとき、人生に超越が必要な時に有効です。
一番のこだわりどころを手放すのは、「私が私ではなくなるではないか」と叫びたくなるような危機感を感じるかもしれません。
でもだからこそ「この理想のためには私は死ねる」というくらいの“男気”が乗っている分野を手放すのです。
「彼に合わせて犠牲する」「粗末にして否定して捨てる」のではないですよ
もう一つ、スペースを創るような感じです。あなたの手の中を軽やかにしておきましょう
このプロセスではあなたを支えるものがなくなって、崩れ落ちるような、親や先生や尊敬してきた人たちを裏切るような、そんな気持ちになるかもしれません。
自分が溶けてなくなってしまうような、怖さがあるでしょう。
けれど、あなたが本当にパートナーシップを選び、関係性を成長させてゆくと決めたなら、いずれはここにチャレンジすることになるでしょう。
アイデンティティの崩壊を受け入れることは、さらなる成熟の証です
大きなものを手放すたび、私たちは自身の霊性・スピリットに近付いてゆくことになります。
「私」という個人としての特別さや独自性は薄らいでいくかもしれませんが、女性性に向かっていくことは、境目・継ぎ目が溶けてゆく現象なのです
男V.S.女
善V.S.悪
光V.S.闇
物質V.S.精神
相反するものが溶け合うたび、二元性の世界は崩壊します
私たちの心の中の対立と葛藤がなくなると、ただ天との関係性だけが残るのです
そんな存在からの愛を通して、この世界を見てみたいと思いませんか?
喜びのなかで、生まれてきた目的はこれを体験するためだったんだと感じられるでしょう。
でも、時には愛の意識状態から落っこちるでしょう
「私たちには翼がないからね」という観念は強大ですから。
そしてまた手放すのです。何度も何度も・・そうして天との関係性のパイプが強化されるのです
人生が、確実に楽に簡単になっていきますよ
12月は恩恵のときです。
皆さんが軽やかに恩恵を受け取ることが出来ますように