人って、どうやったら育つんですかねぇ・・・
って、独り言のようにおっしゃったA氏。
とっても疲れてしまっている様子。
じっくりお話を伺っていくと、
自分のキャリアアップは、自分で計画的に進めてきており、
成功者の姿を見たわけじゃないし、
手本にしたい人もいない。
だから、自分流でやってきたんだけどね・・・
と言うところで、言葉を1度切られました。
ああ、そういう系なんだぁ・・・って率直に思いました。
団塊世代下の、意識だけで課題解決して乗り越えての成功体験系。
加えて、認める文化を知らない系。
ちょっと手強そう・・・って思いつつ、
もう少し、話を注意深く聞くと、
やっぱりね!
パワハラで、(社内委員会に)訴えられたとのこと。
この結果は、ほんとうに残酷で、
自分の価値観を350度変えなければ、真の課題に気づけないんです。
自分では、励ましているつもり。
自分では、ちょっと厳しくしただけ(のつもり)。
自分のように、歯を食いしばらせたくはないから、やっちゃうんです。
あ~・・・どこから、話すかな?
って、こちらがイニシアティブをとらないと、
解決に向かわない事案なのです。
キャリアコーチング&カウンセリング、ただいま8回目。
もう少し、時間がかかりそうです。
先ほどの3つの理由って、
あなたも、おもいあたっちゃったりしない?
子どもに対する親、とくに母親も多いんだよね。
あなたが困らないようにするために、強めに励ます。
あなたが他の人に笑われないように、ちょっと厳しくしただけ(のつもり)。
あなたが私のように、学歴が低くならないようにって、過干渉しちゃうんです。
共通点は、「あなたのため」なんですが、
これ、ほんとうに「あなたのため」ですか?
結局は、自分のため になっていませんか?
ほんとうに相手のためなら、
待つ、
見守る、
相談を受ける
に徹することができるはずなんです。
でも、ここぞっていうときに、自分の経験を語って、
意識だけでも高く持たせようとしていないですか?
しゃにむに、やり方わからないのに、やらせようとしていないですか?
人には、一人ひとり、やり方が違うのだから、
どうしたらできるかなぁって、
一緒に考えてあげなくちゃならないんです。
人を活かすのは、先を生きる者の務めなのです。
それを忘れないでいてほしいなって、思います。
先を生きている人がもつ、知恵を貸してあげましょう。
決して、手や足を使うのではありません。
そして、いつもいつも、こんな難しことを
書いているわけではありません。
素の竹内和美は、こちらで会ってやってくださいね。
竹内和美の笑顔がいちばん!/キャリア迷子レスキューコーチをしています (ameblo.jp)
世界でいちばん美しい言葉
「ありがとう」と共に、今日もお元気にお過ごしくださいね。
