「ねね、竹内さん、うちの社員に求めることって何か知ってますか？」
と、ある企業のオーナーに質問されました。
「そうですね、企業理念に沿った行動ができる人になる
とか、
人格の成長を望んでほしいとかですか？」
と、答えると、
そのオーナー曰く、
「結果だよ。結果を出せる人になるっていうことだよ」と、
胸を張っておっしゃいました。
残念ながら、その会社は、今はもうありません。
なぜなら、結果を出すのに疲弊した社員は、大量に退職。
ズルをして結果を出すことを覚えた社員が、お客様に多大なるご迷惑をかけて、
信頼も信用も失ったため、銀行からの融資がストップしたからです。
一生懸命頑張りましたの先に、結果や成果があることが望ましいと思うけれど、
いつもいつも成果が上がる時ばっかりじゃないのです。
この会社は、PDCAの回し方も知らなければ、
自己改善のための1on1もできない。
今日は明日より良くするために、どうすればいいの？
という知恵を絞る時間さえ与えられずに、
ただひたすら、「明日は頑張ります！」で、社長の叱咤に耐えていたのです。
根性論も必要な時はあると思います。
最後は、精神性の強さが結果につながるのは
間違いないことです。
でもね、その精神を強くするということの意味や価値、
その手段を知らないで、
ただ、頑張れ！ や、
ただ、本気出せ
では、人は育ちません。
だって、みんな大人です。大人が大人にお怒られたくはないのだから、
精一杯頑張るんです。
残念なのは、頑張り方がわからないのに、頑張るんです。
だから、手段なり、考え方なりを教えないと、
育たないのです。
自分から逃げるな！は、大事な言葉ですが、
じゃぁ、どういうことが逃げることなのかを教えないと。
どうしたら自分と向き合えるのか、逃げずに済むか、
手段を教えないと・・・
人は成長しないのです。
自分の成長に期待が持てないのです。
今日はね、自分の頑張りを、自分だけでもいいから、
褒めて労って上げたいと、思わせられるように
工夫をしてみませんか？
そうしたら・・・
明日も正しく頑張ろうっていう気持ちになる人が増えると思うのです。
正しい頑張り方、教えてあげてね。
今日もお読みいただき、ありがとうございます！
そんなこと言うけど、
どうしたらいいの？という方は、
ぜひ、こちらからアクセスしてくださいね。
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そして、いつもいつも、こんな難しことを
書いているわけではありません。
素の竹内和美は、こちらで会ってやってくださいね。
今朝は、「コーヒーうっす！」ってことをやらかしました。
竹内和美の笑顔がいちばん！/キャリア迷子レスキューコーチをしています (ameblo.jp)
世界でいちばん美しい言葉
「ありがとう」と共に、今日もお元気にお過ごしくださいね。