リーダーや上司が、組織を作るときに、メンバーや部下にどんな声掛けをしたら
モチベーションややる気を上げられるかについて書きました。
ほんとうにそうですか?
という言葉を急いで飲み込みました。
部下のモチベーションが低いってそれはほんとうのこと?
責任感がないって、それは何からそう判断したの?
たくさんの思いを抱えながらお話を伺いました。
「なんで、うちの部下はこんなにやる気がないんだろう…」
「ほんとうは現場の管理を任せたいのに、責任感を持ってくれないから、
結局自分で全部確認しちゃうんですよね。」
それ、もしかしてあなたもうんうん、同じって思っていませんか?
小規模な組織では、社長やリーダーのあなたが全ての業務に携わってしまうのは、
よくある話です。
部下に任せたい気持ちはあるのに、
「細かく確認しないと不安」。
このジレンマ、すごくよくわかります。
でも、ちょっと待ってください。
部下の「モチベーションが低い」とか、
「責任感を持っていない」というのは、
「ほんとう」にそうでしょうか?
実は、あなたが部下の「見方」を変えるだけで、
部下の働き方がガラッと変わり、
あなたが現場から安心して離れられるようになるかもしれません。
今日は、そのためのヒントを、私のコーチングの結果を交えながらお伝えしたいと思います。
1. 「モチベーションが低い」のはほんとう?
不安を「やる気がない」と誤解していませんか?
「現場を任せたい」というあなたの期待は、
部下にとっては大きなプレッシャーになっている場合があります。
え??プレッシャー?と思うあなたは、部下をもっと観察しましょう。
特に自己肯定感が低く、
「チームに貢献したいけど、まだ実績がない」と
焦っている部下ほど、
「失敗してはいけない」という不安が先に立ち、
行動ができなくなってしまうもの。
その姿を見て、「やる気がない」と判断するのは早計かもしれません。
【かつての実例】
私が以前、コーチングさせていただいたときの話です。
新しい業務を任せた時、部下がなかなか着手しないでイライラした管理職のAさんは
「やる気がないのか」とかなり焦ったそうです。
期限が近いのに、ほんとうに動かない奴だと、決めつけて、
仕事を取り上げようとしたそうです。
そこで、まずは、部下とちゃんと話し合って確認してみてはどうでしょう。
と、ご提案させていただき、本人もそれで解決するならと納得して、即実行してくださいました。
業を煮やしたのが本音だそうですが、
思い切って話を聞いてみたら、
「ミスをしてチームに迷惑をかけるのが怖くて、
どう進めていいかわからないんです」と打ち明けられたそうです。
私からの指示が抽象的すぎたのが背景にあったそうです。
言いづらいことも含めて、言ってくれてありがとうという気持ちになれたとのことです。
2. 「責任感がない」のはほんとう? 信頼の総量がカギだった!
「責任感を持ってくれない」と感じる時、
それは「部下が失敗できる環境」が整っていないサインかもしれません。
あなたが「信用していないわけではない」と言いつつ、
つい細かく確認してしまう。
この「ついつい」が部下に
「どうせ最終確認はあなた(上司)がやるんでしょ」という
無意識のメッセージとして伝わってしまっている可能性があります。
部下からすると、任せられたように見えても、
結局すべてを握られている状態。
これでは、「自分が責任をもってがんばろう」という意識は育たないのです。
3. 「ミスが多い」のはなぜ?権限と情報がセットになっていますか?
部下のミスが多いのは、単純に能力の問題ではなく、
「権限」と「情報」が不足しているケースが多いです。
現場の管理を任せるなら、それに必要な決定権(権限)と、
判断するための全ての情報を与える必要があります。
特に、情報は、立ち位置によって得られる、得られないことが多く、
部下側から、情報をくださいとは、なかなか言いづらいものです。
もし、あなたに逐一お伺いを立てないと先に進めないようなら、
ミスは減りませんし、部下の成長のチャンスも奪ってし待っていることを理解しましょう。
4. あなたが現場から離れるためにの部下を「教育」すること
あなたが現場から離れるには、部下に「失敗する許可」と「成功体験の機会」を与えましょう。
・ステップ1: まずは「確認する頻度」をあえて減らして、小さな決断を任せてみる。
ほうれんそうのタイミングも減らして決定したことを報告するだけで良い
くらいにしてしまいましょう
・ステップ2: 部下の報告を遮らずに最後まで聞く。
「うんうん、わかった。じゃあ、あなたはどうしたい?」と部下の意見をまず引き出す。
・ステップ3: 小さな成功でも、こんなことくらいと思わず、思いっきり褒める。
「あの時、あなたがこのミスに気づいてくれて、ほんとうに助かったよ!」
と、感情を伝えると、部下は「チームに貢献できた」と嬉しい気持ちになります。
その嬉しい気持ちを、責任感につなげましょう。
今日お伝えしたいこと
あなたが現場から離れられないのは、部下への愛と責任感から来ているものではないでしょうか。
でも、その愛が、部下の成長のブレーキになってしまっているとしたら?
もったいないですよね。
「ほんとうにモチベーションが低いのか?」
「ほんとうに責任感がないのか?」と、
部下の「見方」を問い直してみてください。
それが、あなたが安心して現場を離れられる、最初の一歩です。
まずは、今日から、部下が「小さな失敗」をしても見逃し、
「小さな成功」を見つけたら思いっきり褒めてあげましょう。
きっと、部下の目の色が変わり、
あなたが「安心できた」と感じる瞬間がやってきますよ。
さあ、あなたの新しいリーダーシップをスタートさせましょう!
今すぐ、任せたい業務の中から、「小さな決定権」をひとつ部下に渡してください。
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