先の記事に書いた、「満ちる」こと。
以前にも記事を書いたと思うけど
探すの面倒なので
今日の私が思うことを。
前の記事にも書いたけど、
私という人間の感性は
ものすごーく細かい粒子でできています。
それは、最初はわかんなかったのね。
誰もが二本足で歩くのが当然なように
自分がしていることは当然、周りの人もそうだと思っていたから。
でも、どうやら
自分の感性は群を抜いて繊細なようで、
それはいろんな人と話をしてきたことで、だんだん、だんだん、わかってきて。
（まあ、だからアーティストだし、ファッションコンサルも歌も
同じ感性でやっているんだなと思う）
そんな中で
姉ちゃんに解説を求めて説明してもらったりして。
ちょっと解説すると、
うちの姉ちゃんは私と全くタイプの違う人で、
いろんなことを察したりするのが苦手なタイプ。
なにかちょっとえっと思うようなことがあっても
ひと晩寝れば、「まぁ、いっか♪」ってなれるタイプの人。
（私は、自分の感情に根を詰めて向き合うタイプなのでそうはならない。
それはそれでいいところと悪いところとどっちもあって、それはそれでよしと思う）
で、真逆と思えるこの感性を持っているからこそ
私の感性の粒子の細かさが際立ってよくわかる、という人で、
まあお母さんはうまいこと姉ちゃんみたいな人を
私のペアとして用意してくれたのねえ、と思うことしばしば。
で、話を戻すけど、その姉ちゃんに
「あんたが倒れたときは強制ストップだから！休んでていいから！
無理に動いてもダメだし、エネルギー容量がタンク大きいから
若干エネルギー貯まると動けちゃうから動いちゃうんだろうけど・・・」
って言われてて。
頭ではわかるけどさー。。。
色々焦るんだもん。
天気がいいと、こんな日を無駄にしちゃいけないって焦るしさ。
SNSとか見てると、なんかみんな活動して充実してる感じしちゃうしさ。
って、これまでは、無理しゃり動いてきたのですよ。
で、まあ、今年
私の感情を揺り動かす、というかちゃぶ台ひっくり返すくらいの事件が
いっぱいあって、その度に倒れて動けなくなったりしてたの。
で、姉ちゃんと話をしていて、
「あんたさ、本当に一般に比べるとエネルギータンクがでかいから、
まあ５ー６０パーセントでもかなりのパワーで動けちゃうんだろうけど、
あんたが１００パーセントになったの見たことないよ」
って言われたのね。
で、はっ、として。
確かにそう言われてみれば、
倒れ込んで少し調子良くなると出かけたりしてるのが常だから
１００パーセント以上になって溢れ出てほとばしって動く、
っていうのって実はなかったかもしれないな？って
自分を見返ってみて。
そしたら、その、自分が１００パーセントになった状態で
できること、っていうのをやってみたくなったんだよね。
そのためには、これまでやってきたことをまるっと変えて、
なんていういきなりの変化は難しいので。
少しずつ、エネルギーをためることをやってみているのね。
やってみてわかったんだけど、
自分がこれまでいかに無理して充電中のコードを引き抜いて
動いてきたか、って思った。
充電できたかのサインは、自分のココロ。
「やりたいな〜」って思ってるうちはまだ溜まってない。
まだ充電中ですよー、のサイン。
で、充電するのに必要なのは、まずは睡眠なんだけど、
それだけでは私の場合ダメで、
自分のエネルギーを循環させることができなきゃ
大幅に溜まっては行かないんだよね。エネルギーって。
で、そのエネルギー循環をさせる私にとっての幾つかが
・料理（お酒のアテ）を作って合うお酒といただく
・落ち着いたバーでゆっくり好きなテイストのスコッチを飲む
・自分の感性を「わかってくれる」人と話をする
で、そこに最近加わったのが
・万年筆で字を書く
だったのね。
これはすごく不思議だった。
ただ字を書いているだけなのに、どうしてこんなに癒されるんだろう。
どうしてこんなに、これを使って字を書くということをしたいと思うんだろう。
（もしかして書道ってこういうことなのかも）
なんでか、はわかんないんだけど。
（好き、ってそういうことだと思う）
で、いまはそこを見つけるために
万年筆やさんに出かけてみたり、万年筆関係のイベントをハシゴしているところ。
出かける、ことは支度したりメイクしたり移動したり
身体エネルギーを使うことではあるんだけど
その消費するエネルギー以上に
「循環」によってチャージができそう、という場所や人を選んで
出かける、というところがミソね。
とにかく、自分のエネルギーを削るようなことをしないこと。
そして、循環できるものを見つけて、
それを心の温度に従ってやっていくこと。
きっとそれが、
私のエネルギー充填を１００パーセントに近づけていくことになるのだろうと
現在そこを試してみています。
充電途中で動き出したくなっても、
慎重に自分のココロを観察して、
喜びだけに向かって行こうと思っています。
なんだか私にとって、万年筆は携帯エナジーカプセルみたいになってる。
しばらくこれで、エネルギー上げていこっ！
現在の愛する一本は、
ドイツ・ファーバーカステルの
クラシックコレクション、マカサウッド。
インクはパイロットの「冬将軍」。
無骨な感じだけど、実際見るとすごい洗練されてるし
何よりインクの出が素晴らしくて、（筆先はB）
マンガ字の私の字が素晴らしく楽しくなる。