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写真家でファッションコンサルタントのyukko*です。

わたしは、人は幸せでいるために生きていると思っています。
お洋服や写真を通じて自分を見つけ、あなたの幸せをVIVID(イキイキと鮮やかに)に生きようぜ♪

いま、わたしの友人がある分野で海外にチャレンジしているところ。

で、もうすぐその海外にいってみようとしてるんだけど。

 

で、この友人をみていて感じたことを書くね。

 

私がこの年齢まで生きてきて、体験から感じているのは

「叶えたいことがあれば、その最短距離は自分を機嫌良くして

やりたいことをやっていくこと」が、大事ってこと。

 

まあ、これについては、最初の「叶えたいこと」が

その人の魂の望むことからずれている場合はこの限りではないけどね。

世間にある一般的に言われる成功が自分の望むことだと勘違いしている人も多いので。

(お金を稼げる、有名である、とか)

 

 

私は、人生で何回か「チャレンジ」をしてみたことがある。

 

ひとつめは、去年の夏にニューヨークで開催した個展。

 

これは、前の記事「人との出会い方@ニューヨーク」

でも書いたけれど、いろんな人との出会いがあって実現したこと。

 

で、この前段で、私はいわゆる「正攻法」で

すごーくがんばってみた。

個展といえばギャラリー、じゃあギャラリーを訪ねてみよう!

って思って、かたっぱしからギャラリーを調べて訪問して

個展を開催できないか聞いてみよう、と。

 

で、やってみた。

 

・・・・。

 

結果はもちろん、どうにもならなかった。

 

まあ、世界中のアーティストがやってくる地だもの、

ギャラリーだってそんな人ばっかり来られても相手にする時間はない。

 

まず、ギャラリーにいる人の様子も氷のように冷たくて

「話しかけないで」オーラ満載。

 

で、思い切って話しかけたとしても

「新しいアーティストは募集していない」。

 

よくて、

「メールでWebサイトを送って」が関の山。

(もちろん返事なんて来ない)

 

で、100軒回ってるうちに気付いたよね。

「なんか、この方法じゃないな・・・」。

 

で、いろいろやってるうちに少しずつ人と話もして、

その中で、ギャラリーはコネの世界だったり、

いろいろ裏があるらしいこともわかってきた。

 

それに、さらに自分で自分の心に気付いたのだけど

 

果たして、私はこの冷たいギャラリーで個展ができたとして、

自分の作品が高値で取引されて、

それが自分の本当にやりたかったことなのかな?!って思う気持ち。

 

そりゃ、実績はできる、お金も入ってくるかもしれない。

・・・でも、なんか違わないかそれ?

 

・・・っていうことを、いろいろやってるうちにわかったわけだから

まあ無駄ではなかったという見方もあるかもだけど。

 

で、結局どうやって写真展が実現したかといえば、

 

ニューヨークと離れたカリフォルニアに、

ぜーんぜん関係ないヒーリングの講習に出かけて、

そこで出会ったニューヨーク在住の日本人の人から

こんなところがあるよ、と教えてもらった場所。

 

その後、姉ちゃんとこれまた写真展に全く関係ない地中海クルーズに出掛けるのに

姉ちゃんのイブニングドレスがない、ということで

サイズや買いやすさからニューヨークのデパートに超弾丸で行こう!となった時に

ふと思い出したその会場のこと。

 

それでそれを聞いた人にメールで尋ねたら

問い合わせまでしてくれて、とんとん拍子で面接することになり

その場で写真展が決まったのね。

 

もう、なんじゃこの展開?って感じだった。

何年かけてもダメだったことがわずが数日で決まってしまった。

 

もう一つは、結婚。

 

私は札幌に住んでいた頃、今の夫と広島で出会って

出会って4日で結婚を決めたんだけど。

 

それも、その年の一月に結婚する!って決めて

周りの人に「どなたか紹介してください!」って言いまくってたの。

もーめっちゃ肩に力入りまくってた。

 

だけど、それをやってる間はどうも相手とのタイミングが合わないとか

いろいろあって、もういいかあ、とちょっと荷物を脇におろした感じの時に

 

ぜーんぜん関係ない、

その頃通ってたワークショップの仲間から

広島でイベントをやるから手伝いにきてー、と言われ

ほいほい出かけた先で夫と出会ったんだよね。

 

この実体験から言えるけど、

何か叶えたいことがあるときは、

 

ああ、こうなるんだな、ってまず幸せな自分のイメージを自分で決めて。

行動はしても、あくまでゆるーく。

気の向くままに、あーやりたいなっていう方向にだけいっておく。

 

どうしても、何かを追っかけてる時って、頭で考えちゃう。

で、誰かの今までやってきたことをなぞろうとしたり、

 

こうなるにはここを通るんだろうな、って

自分の頭だけで考えたことをやっちゃう。

 

でも、物事が起こる時って、

「えー?まじですかー?」って展開だったりするんだよね。

 

だから、キーポイントは

「気がむく時に、気がむくことをやる。」

 

まあ、かくいう私も考えすぎの焦り型なので

なかなか難しいことはあるんだけど、

なんとなーく最近は感じがつかめてきたような。

 

で、人のことはよく見えるもので、

最初に出てきた友人は、

とにかく人が集まるところに出かけまくって

もらった話はなんでも受けて、

でもまだ足りない、って焦っている。(と、私には見える)

 

でも無理してるから体も疲れて思うようにいかなかったりする。

 

たぶんね、これだと「流れ」がやってこない。

流れって、なんていうのか

本当に繊細で、来る時にヒューっとやってくるから。

その時に自分がカシガシバリバリやってると、それに気づかなくなるくらい

繊細な感じのものなんだと思う。

 

それをキャッチするには、

まず、ゆったりしていること。

そして元気なこと。

(空回りの元気ではなくて、豊かな気に満ち溢れてる感じ)

 

それがポイントなんだと思う。

これはもう、感覚的な部分でもあるんだけど、

結構外れてないと思う。

 

だから、友人には、

動こうとしすぎないで、

公園で昼寝でもしておいで

 

と言ったの。

 

心をコンパスにして、いってきてくれたらいいなー

 

 

 

去年のニューヨークで撮った写真。

いいご縁もできて楽しかった。