服への一念岩をも通した?ボッテガヴェネタのコートを手に入れるまで 2 | 写真家yukko*のVIVIDにゅ~す!

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写真家でファッションコンサルタントのyukko*です。

わたしは、人は幸せでいるために生きていると思っています。
お洋服や写真を通じて自分を見つけ、あなたの幸せをVIVID(イキイキと鮮やかに)に生きようぜ♪

この記事の続きです。

 

<これまで>

 

ある日、送られてきた美しいカタログを見ていたら

運命のコートを見つけてしまったわたし。

頭で考えるより先にお店に電話して問い合わせてみた。

 

なんと日本に2枚しか入荷しないそのコート、

サイズはいつもの自分のサイズより一つならず、二つ!小さいものと

もう一点に至ってはさらにワンサイズ小さいもの。

しかもどちらも顧客の人の予約が二重にも三重にも入っているとのこと。

 

でも、とりあえずは現物を見るだけでも見てみたい・・・と

神戸のブティックへ。

お店のお洋服担当のスタッフさんと服の話で盛り上がり、

ダメ元でいよいよ試着させてもらえることに・・・その時!?

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

旧居留地のブランドショップが立ち並ぶ

おしゃれなエリアにあるボッテガヴェネタの神戸店。

 

お店のお洋服担当のスタッフの方と

思いっきりお洋服の話で盛り上がったあと、

いよいよコートを見せていただけることに。

 

いや、予約の方がいるので、

単純に、見せていただくだけですよ、見せてもらうだけ・・・

 

・・・と、

素敵なたたずまいのお店のお洋服のコーナーの

奥のクローゼットから出てきたのはあのランウェイのコート。

ベルトと襟のレザーがツヤッツヤです♪

 

しかも、生地はすごーく近寄って見てはじめてわかる

ものすごく細かなヘリンボーン(という織地)。

そして結構ハリのある硬めの、でもなめらかな生地が

うまくこのコートのシルエットを作ってる感じ。

 

このヘリンボーンと生地の硬さ、なめらかさが、かっこいいけど無骨すぎない、

でも洗練されたマスキュリンな雰囲気を作り出しているのだねえ。。。

こういうところ、デザイナーのトーマスマイヤーが建築家だけあるなって思う。

なんか洋服が建築物みたいな風情なんだもん。

 

と、スタッフのお姉さんがコートを着る用意してくれている間に

そんなことをささささーっと舐めるように観察しているワタシ笑

(自分ながらホントにヘンタイだわ。。。)

 

で、いよいよ試着。

袖を通してみる。。。

 

。。。。と。

 

これ、34サイズでしたよね?!

小さい方じゃなかったでしたっけ?!

 

なんか。。。着れるじゃん???

長さもいい感じ!

 

どんだけオーバーサイズやねん!!!

 

ベルトをキュッと締めてみる。

私は体の厚みがあるタイプなので、ウエストを絞るタイプのものは

通常おいなりさんみたいになっちゃってあまりに合わないんだけど

(ああいうのはウエストが折れそうに細い人がやると似合う)

全体のバランスなのか生地感なのかなんなのか、

いい感じじゃないですかーーー!

 

お店のスタッフさんも、

「うわー、かっこいいー!」と大絶賛。

いや、まあ確かにお店の人は褒めるものではあると思うけど・・・

でも・・・あながちお世辞でもない気が・・・

 

確かに、オレ、いけてんじゃないの!?

って感じに似合ってる・・・とおもふ・・・。

 

う、うおーー。。。

 

で、でもこれ、もう予約入ってるんですもんね。

 

お店のお姉さん

「はい、そのご予約のお客様は来週ご試着にいらっしゃって

それで決められるご予定とのことです。。。」

 

そして、その方の後にもキャンセル待ちの方が

入ってらっしゃるんですものねー。。。

 

「はい、そうなんです。雑誌に載った関係でお問い合わせが多くて。」

 

えー、雑誌に載ったんですか!?国内2枚しかないのに!

 

「そうなんです・・・」

 

載ったページがこんな感じ。

 

 

ランウェイがこっち。

 

 

ちょっと日本のモデルさんだとコートに負けてる感あるかも・・・

顔が小さすぎて、線が細すぎるのか???

 

で、お店の人続けて、

「でも。。。」

 

でも?

はい、なんなんでしょ?

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・というところで

怒涛の3を待て!


(すんません、実はこれだけ言ってて実際自分が着た画像がないんで

それ撮るのちょっと待ってて(笑)