今回の黒松内への旅、なんともたくさんの古い友人に会う旅でした。
だけど最初からそうしようと思ってたわけではなくて
お天気やタイミングなど、偶然が重なり、そうなっていったのです。
だっていつもは誰にも会わないし。
まるで、誰かがセッティングしてくれたかのようにスムーズに、
ベストタイミング、ベストな場所で皆さんに会うことができました。
いま考えても不思議なくらい…。
まずは初日、札幌から黒松内に向かう途中、
さあ、お昼なにを食べよう?となって、朝ごはんをたくさん食べたから
お蕎麦にしようか、とニセコアンヌプリの手打ち蕎麦のお店に向かいました。
そしたら、道の途中に友人の家の前を通るから、寄っていこうかということになり、
友人の顔を見に行きました。
果たして友人は家にいたのですが
調子悪いらしく、奥さんと2人とも寝てたようで。
お大事にね、と友人宅を後にしました。
(これが帰りの伏線になっていたわけですが)
で、さらに途中に、通り道にわたしたちが結婚式をした真狩村があって、
夫は結婚式した9年前からずっと行ってないから
そのレストランに寄ってなつかしい会場を見ていこう、となったわけです。
ほんで、いくつか前の記事に書きましたがレストランに寄りました。
でも、お腹あんばいはお蕎麦食べにいこう、となってたから、
レストランでは食事せず、オープンキッチンにいたシェフに手を振っただけ。
忙しそうだったしねえ。
そしたらその晩、シェフから電話があって
「食事していくのかと思ったのにさっさと帰りやがって~」と。
で、その電話でシェフを冨田さんちで一緒に呑もうよ、と誘った(笑)。
たぶんレストランで食事してちょこっと話してたら、わざわざ飲むことにはならなかったはず。
で、その晩に一緒に飲むことになって、夜中三時半まで話をしつつ飲んだわけです。
いや~いろんなこと話したなあ。
そんで次の日。
天気は悪く寒いし、木工や陶芸体験ができるブナセンターに行こうか、と行ってみたらなんとお休み。
夕方に温泉に行く約束の時間までに三時間くらいだから、と…。
じゃあ隣の隣の町に昔一緒に呑んでた役場の女の子がいるから
訪ねていってみるかあ、と電話してみました。
で、ちゃんと彼女はGW中だけど職場にいて。
なんと財政係長になってました。すごー。
だけどしばらくぶりに会う彼女は変わらずで嬉しかった(^-^)。
そして、わたしが赴任していたその当時に彼女の上司で
わたしもお世話になっていた課長さんがいて、
当時やっぱり一緒に飲んだりしてたんですが(笑)、その人、いまは村長さんになっていて、
ちょうどその日に村長室にいたのでごあいさつだけ、と入ったのですが
話、また盛り上がる盛り上がる(笑)。
村長室で一時間くらい笑って話してました。
村長さんとさんざんいろんな話をして、
当時担当の彼女とはまたその夜に冨田さんちで飲むことに(笑)。
またまあいろいろしゃべったなあ。
で、次の日また天気は悪く、
いつもお世話になってる冨田さんの奥さんを招待するために、
初日に飲んだシェフのいるフレンチレストラン、マッカリーナへ。
相変わらずのオサレなレストラン。
きくえさんと。
じつはこの日はちょっと早いきくえさんのお誕生日祝いでした。
喜ぶきくえさん。
で、オープンキッチン内のシェフも激写(笑)
この日の夜は、隣町の、赴任当時にお世話になっていた課長さんが
これまた副町長になっていて、いつもその人を訪ねてその町に行ってたのですが、
今回はひょんなことからその人も冨田さんちに来ることに。
(ま、誘ったんですがね(笑))
それにさらにブナセンターの学芸員の斎藤さん(前に登場したことありますよね)も加わって。
↑斎藤さん
で、みんなで一緒に呑みました。
最後にきくえさんが車を出して副町長を送ってくれたので
そこの町で夜遅くまでやってる食堂でみんなでラーメンを食べて帰りました。
総勢6人でした(笑)。
(この人口規模で夜中にラーメンを食べられる店があるってスゴいことなんです)
で、札幌への帰り道、行くとき寄った友人のことを冨田さんに話したら
じゃがいもあげるから持って行ってあげなさい、ということになり
またそちら回りで帰ることに(ルートがいくつかあるので)。
で、届けに行ったものの、留守。
あちゃー。
自分たちはたんまりおいも買ったし、
実家ではこんなに食べきれないし、
さてどうしよう?
と、思いついた。
あ、このルートだと昔いきつけてた焼き鳥やさんの前通るよね、と思い出しました。
で、時間を見るとギリギリ寄れそうだし、
たぶん先方もこの時間なら開店前でいそうな時間。
で、寄りました(笑)。
焼き鳥やさんのご夫婦、お元気にしてらして、
ほんの30分ほどだけど楽しくお話しておいもを渡して帰ったのでした。
すべてがうまく、ぴたっ!とはまって、
いろんな人と話ができた今回の旅。
アクシデントも含め、あまりにもそういうふうに話が進んで、
いったいこれは、なんなんだ?と思うほどでした。
でも一つ言えたのは、自分がものすご~く愛されてるんだなあ、
ということを感じたこと。
それも、言いたい放題やりたい放題、
なんでもやればやるほどにみんなはわたしに愛の目をむけてくれる。
そして、また待ってるよ、と言ってくれる。
今回はこれを感じることに意味があったのかなあ、と思ったのでした。
そしてそれは新しい自分の誕生という大きな気付きとして整理できたのですが、
その話はまたあらためて。