またまた出ました。
読売巨人軍の「声だし」という名の賭け事の事実。
NPBや球団側は「ゲン担ぎ」と言いますが、
たとえば、負けるまでひげをそらないとか、
下着を交換しないなどの類がそれにあたるわけで、
「お金」を賭けていたら、その言い訳は厳しいですね。
また、少額といいますが、1試合一人5000円は
庶民感覚からすると、かなりの高額です。
プロ野球選手は、庶民から愛されるべき存在で
もちろん、高給取りの彼らにとっては「少額」かもしれませんが
それを理屈に公表しなかったことは、むしろこの業界の
金銭感覚の麻痺状態を露呈してしまいました。
元スター選手の薬物事件しかり、すっかり読売ジャイアンツのイメージ、
いや、日本のプロ野球のイメージは奈落の底に落ちてしまった感があります。
プロ野球ファンの一人として、開幕前の
本来なら、心躍る時期であるがゆえに
一連の事件は、本当に残念でなりません。
また、少年野球に関わる立場としても
多くの野球少年に与えたショックは、取り返しのつかない
ほど大きいと感じます。
ただでさえ、サッカー人気で、野球少年人口が減少している昨今、
こんなことをしていると、益々子供の野球離れが起きないか、とても心配です。
とにかく、今回の報道が事実なら、まったく腹が立ちます。
普段のノック練習等でも、お金をかけていたことから考えると
そのような行動が長く、常態化していたことが予想されます。
選手は試合に入るモチベーションを、そんな稚拙な行動でしか
活性化できなかったのが悲しいです。
ここは、25日に予定されている開幕ゲームを無期限延長させるか
せめて無観客試合を続けるなど、巨人軍を含め、セパ全チームが
連帯責任を追うことを求めたいです。
こんなことをしているから、オリンピック種目からも外されるのです。
今一度、日本の野球文化に輝きを取り戻させてほしいです。
勝敗ごとより、まずは今やるべきことが、あるように感じます。