ああ、残念無念の日本プロ野球! | 人材育成コンサルタント田原洋樹(オフィスたはら 代表取締役)の『人材育成に全力投球』

人材育成コンサルタント田原洋樹(オフィスたはら 代表取締役)の『人材育成に全力投球』

オフィスたはら Office Tahara(Training & Consulting)
代表取締役 人材育成コンサルタント 田原洋樹です。
人材育成に関するさまざまな想いや考えを書き綴ります。
 

またまた出ました。

読売巨人軍の「声だし」という名の賭け事の事実。

NPBや球団側は「ゲン担ぎ」と言いますが、

たとえば、負けるまでひげをそらないとか、

下着を交換しないなどの類がそれにあたるわけで、

「お金」を賭けていたら、その言い訳は厳しいですね。


また、少額といいますが、1試合一人5000円は

庶民感覚からすると、かなりの高額です。

プロ野球選手は、庶民から愛されるべき存在で

もちろん、高給取りの彼らにとっては「少額」かもしれませんが

それを理屈に公表しなかったことは、むしろこの業界の

金銭感覚の麻痺状態を露呈してしまいました。


元スター選手の薬物事件しかり、すっかり読売ジャイアンツのイメージ、

いや、日本のプロ野球のイメージは奈落の底に落ちてしまった感があります。

プロ野球ファンの一人として、開幕前の

本来なら、心躍る時期であるがゆえに

一連の事件は、本当に残念でなりません。


また、少年野球に関わる立場としても

多くの野球少年に与えたショックは、取り返しのつかない

ほど大きいと感じます。

ただでさえ、サッカー人気で、野球少年人口が減少している昨今、

こんなことをしていると、益々子供の野球離れが起きないか、とても心配です。


とにかく、今回の報道が事実なら、まったく腹が立ちます。

普段のノック練習等でも、お金をかけていたことから考えると

そのような行動が長く、常態化していたことが予想されます。

選手は試合に入るモチベーションを、そんな稚拙な行動でしか

活性化できなかったのが悲しいです。


ここは、25日に予定されている開幕ゲームを無期限延長させるか

せめて無観客試合を続けるなど、巨人軍を含め、セパ全チームが

連帯責任を追うことを求めたいです。

こんなことをしているから、オリンピック種目からも外されるのです。


今一度、日本の野球文化に輝きを取り戻させてほしいです。

勝敗ごとより、まずは今やるべきことが、あるように感じます。