阪神金本新監督が就任し、連日マスコミをにぎわせています。
話題になるのは「厳しさ」です。
徹底的に走らせる、バットを振らせる、球を投げさせるなど
アメリカのメジャーリーグの影響もあって、練習の量は減少傾向
にある球団が多い中、時代の逆を行くような印象を持ちます。
ただ、これが選手には意外にも好評のようです。
「厳しさの中にも楽しさを」
これは金本新監督が掲げる考え方です。
決して甘やかすことだけが、選手を引っ張る指導法ではないことを
考えさせられます。
ラグビー日本代表のエディージョーンズHCも同様。
朝5時から始まる厳しいトレーニングにも、選手は必死に
ついていきました。
「この人なら」と思わせる、選手との信頼関係がそれを
支えているのですね。
厳しさの中に培われる「信頼」
企業における上司と部下にも応用できるヒントが隠されている
ように感じます。
決して、甘やかすだけではない、時に厳しく接することも
必要。
何となく、部下の顔色をうかがいながら、
ニコニコと接するマネジャー。
このような、誤った「コーチング」がはびこっている職場は
意外に多いのではないでしょうか?