ようやく春の兆しが見えてきました~(^^)、マママに通われてる皆さん、家庭でABAに取組んでいられるご両親、しっかりやられていることでしょう。

 

さて、つみきプログラムの初めの方には、「動作模倣」があります。大人がして見せた行動を「こうしてー」で真似(模倣)させるのです。その後に続く学習の基礎で、基本的なスキルとなるのがこの課題ですヽ(^o^)丿


まずは片手を挙げて「ハーイ」のかたち。そこから「パチパチ(拍手する)」や「あたま(頭に両手をのせる)」など、色々な動作を模倣させていきます。しかし、最初はなかなか「こうしてー」で模倣できない子がいます。そんなときの対策方法のひとつとして、一番初めの課題である握手・タッチを応用していきます!

 

「タッチ!」ができるのであれば、まずは片手タッチ。そして、そのタッチの高さを徐々に上の方へ上げて、「ハーイ」の位置まで少しずつ持っていきます。まだこちらの指示は「タッチ!」です( ..)φ上の位置でもタッチができるようになったら、少しずつ「こうしてー」を入れていきます。

 

「タッチ!上手~!タッチ!いいねえ。タッチ!そう!こうしてー。やったあ!!」・・・

 

「こうしてー」でも上に手が上がったら、そこではこちらの手に触れさせないよう、すぐに大人がすーっと手を引き、子どもの手が「ハーイ」の位置に上がった時点で即座に強化(^^)!

 

続けていれば、タッチをしようと大人の手を追っていたのが、段々と「こうしてー」で上がり、動作を模倣できるようになっていきます。

 

「バンザイ」も同じように、両手タッチの形から入っていきます。「ひこうき(両手を横に伸ばす)」も横タッチの応用でできそうですね\(^o^)/これでもう三つも動作模倣ができるようになります!

マママに来た時は模倣ができなかったS君、バンザイも、できそうで腕が曲がってしまってましたが、ほぼ出来るようになりました(*^^)v 

 

 

このように、現在できていることを別の課題へ繋げていくやり方だと、新しいスキルを獲得するのに役立つことがあります。
今年も少しずつ、スモールステップで、できることを増やしていきたいですね(*^_^*)