秋も深まり、日も短くなってきましたね。だいぶ朝晩も冷え込むようになってきました。


さて、秋といえば食欲の秋、芸術の秋などありますが、最近N君はピアノを弾けるようになりました(*^^)v!


 最初は、「ド」から「シ」までの鍵盤に「ど、れ、み・・・」と書いたシールを貼って、先生が言ってあげた音を弾けるように練習します。そのあと2~3音の簡単な旋律を弾けるようになったら、いよいよ曲の練習です(^o^)/
 



まずは「チューリップ」です。曲の最初から教えるのではなく、曲の終わりである「ミミレレド~♪」から教えていきます。「ミミレレド」が弾けるようになったら、「ララソ」を教え、「ララソ」の「ソ」まで弾いたら、すかさずに「ミ」と言ってあげて、「ミミレレド」を弾かせます。その後も少しずつ(例えば1小節ごとに)前にさかのぼっていき、1曲を完成させていきます( ..)φ


ABAでは、このような、行動の一番最後から取り組み、徐々に遡って動作をつなげていき、ひとつの行為を完成させる教え方を「バックチェイニング(バックワード・チェイニング)」と言います。その代表が「ぎゅーペッタン!」から教える靴履きですね。一つの動作の終りにきたら、すかさず次の動作に移るプロンプトをしていき、できる単位を増やして行きます。素朴な教え方では最初に躓いたら最後までなかなか辿りつきません。バックチェイニングでは、終わりから教えるのでいつも出来た!で終わることができます、これがコツになりますネ(^O^)

 

バックチェイニングで徐々に前に戻っていき、曲の最初である「ドレミドレミ」を練習する頃には、「これチューリップの歌でしょ」と得意げなN君!(^^)!


最初から最後まで弾けるようになってきたらママに聴かせてあげました、、「すごい!」とママもびっくり!!褒められたことが嬉しかったようで、次の訓練の日にはパパにも披露(@^^)/ その帰り際に、「ドレミの歌、チューリップの!(パパに)聴かせた!」と嬉しそうにママへ報告していました(^^♪

 

N君はピアノでだけじゃなく、強化子として使っていた鉄琴でも自らチューリップを弾き始め、楽器の般化もばっちり\(^o^)/
これから二つ目の曲も覚えて曲の区別ができるようになるといいですね(^◇^)