12月27日今年最後の満月は「蟹座の満月」…次の新月までの2週間ぜひ意識して過ごしてみて欲しいこと…ホロスコープとサビアンシンボルからお届けします
蟹座満月の月 素直に自分を表現したい
今回の蟹座満月では
5ハウスの月と
11ハウスの太陽が向かい合っている形です
（ホロスコープを無料で作成さん）
5ハウスの月は
まるで駄々をこねる
素直な子どものように
「わたし」を表現することを
強く望んでいます
けれど
火星・水星は海王星とスクエア
もあることから
少々感情も不安定に…
「夢と理想」のイメージが
雲のように広がってゆくのに
現実が伴わないことに
「私はもっと多くの人に
貢献できるし
そうしたいのに…」と
イライラしたり
気分が落ち込んだりと
ここ最近
気持ちが揺れてしまうことは
ありませんでしたか…
土星が1ハウスから
自分をコントロールする力は
強いのですが
理想も高く
理想の自分と現在の自分との
GAPに悩みがち…
けれどこの土星と月がトライン
そんな「感情の揺れ」や
「欲求」が
大きくなり過ぎないよう
適度なリミッターも
働いているよう
行き過ぎないよう
自動で
ストップボタンが
押されるような…
一方で金星は9ハウス
精神性の高さを希求することが喜び
この金星に海王星がトライン
海王星は1ハウス
鋭い感受性と直感力で
じぶん自身の「夢と理想」を感知する
この金星―海王星のトラインに
さらに
冥王星が小三角で絡んでいます
冥王星12ハウス
自我を爆発的に成長させたい
場合によって
破壊的・革命的な範疇に入ってでも…
蟹座満月の太陽 「客観性」を求められるとき
そして
太陽は11ハウス
オリジナルな価値基準を
作り出したい
という願望は
自分とは
「異なる価値観」
の人びとと交流するなど
「社会の現状」を
把握していくことから
糸口が見えてくると
伝えられているようです
そして
今回の蟹座満月チャートでは
11ハウスのナチュラルサインである
水瓶座がアセンダント
チャートルーラーは天王星で
水瓶座と同じ【風のエレメント】の
双子座のナチュラルハウス
３ハウスに位置しています
さらに今回
「目標とされる到達点」を表す
MＣのルーラーが木星で
やはり3ハウスに
「熱くなりすぎず」
「冷静に」
「知的・客観的に」
物事を捉える姿勢が
問われているようです
社会的動向にアンテナを張り
「自分に足りない新しい知識や技術」
を身に着けることが
求められているよう
そこから
筋道を方向づける
具体的な方法論や
思考スタイルを学ぶことで
初めて
「自分なりのオリジナルな」
表現も生まれて来ると
伝えられているようです
そうすれば
太陽のすぐ近くで
同じく11ハウスに位置する
（「5度前ルール」）
水星－火星コンジャンクション
（重なり）から
臨機応変に
他者にアピールしたり
実務的な力を駆使できる知性が
存分に発揮できそう
水星11ハウス
人とのネットワークを通して
知識や情報を吸収し
それを発信していく力
火星 １１ハウス
見知らぬグループにも
果敢に飛び込んでいく勇気
困っている人を助けたい情熱
蟹座満月 クレイドル
そして今回の蟹座満月チャートで
太陽と月のオポジションを
木星と土星がそれぞれ「調停」し
「クレイドル」
という発展的な配置を
つくっています
何か問題が起こっても
何かしかの形で
上手に調整して行ける配置
そのためにどこからか
「助け舟」が現れるという
ラッキーなアスペクト
太陽―土星 セクスタイル
実際的に現実世界に
「レールを敷いていく」
月―木星 セクスタイル
困っている人に
自然に手を差し伸べられる優しさを
発揮することで
じぶんも周囲から助けられる
太陽―木星 トライン
重たく考えず軽やかに
つまりこの「クレイドル」を
発動させるためには
土星のルール意識を上手に使って
ラッキー天体
木星の「発展性」を促すこと…
と言われているようです
それではこの
「土星のルール意識」
とは一体
何を表すのでしょうか
蟹座満月の月のサビアン
今回の蟹座満月の
月のサビアンは
蟹座5度「列車に破壊された自動車」
ルディア版では
「踏切で、列車にぶつかった車」
でした
こちらは
自分の思いのままに
突っ走ってしまうと
「踏切」という「リミッター」で
「列車」という
「何かもっと大きな力を持つもの」
に打ちのめされ
吸収されてしまう
というシンボル
「自動車の運転手」は
「生き残る」とされていて
そこから
「人生の軌道修正をせざるを得ない」
とされています
上記にご案内した
今回のチャート動向も
「意のままに
自分を表現したい気持ちのまま
進むのでなく
客観的冷静な視点で
社会的動向の情報を把握し
そこから新しい方向性を見い出して」
というものでした
そういまあなたも
「冥王星の水瓶座入り」ほか
大きく時代が変わっていくとされる
来年再来年に向け
「いまここで
手放しておかなくては」
というものは
多いのではないでしょうか
わたし自身
「やっていかなくては」
と思っていることのために
「いましていること」を
手放さなければ
と思うことも多いのです
そう私たちは時に
「この道は
じぶんを幸せにするものではないと
わかっているのに
なかなか方向を変えられない
思いを手放せない…」
ということが
あるのではないでしょうか
あーそういえば
現在の海王星のサビアンも
魚座26度「影響を分断する新月」
無意識に環境との絆や
関係を切り離し
自分の魂の目的に向かう
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
なんですよね
「言葉」と「言葉」のあいだ
今回のチャートにはありませんが
乙女座の終わりに
こんなサビアンが…
乙女座29度
「読んでいる書類から
秘密の知識を得る男」
形に現れている部分だけに
集中すると真実は見えてこない
直感やイメージ力を使い
「行間」にあるものを掴む必要が
このサビアンは
乙女座という【地のエレメント】から
天秤座という【風のエレメント】に
移ろうとするシンボル
【地の時代】から
【風の時代】へ移ろうとする
まさに現代
このあたりのサビアンからは
学ぶことが多いと思うのです
今回の蟹座満月チャートでも
そんな「直感」「イメージ力」を表す
海王星がキーとなる位置にありました
要は「想像力」が
大切であるということ
そうすれば
どこで止まるべきかの
判断も見えてくるはずなんです
それが
「土星のルール意識」
であるのではないかと思うのです
それは必ずしも
従来の固定観念とも
言い切れません
【風のエレメント】の水瓶座は
「普遍性」を目指すサインです
それは
水瓶座の次の魚座
（ルーラーは海王星）の
【水のエレメント】の
「理想世界」とはどのようなものか
（因みに蟹座も【水のエレメント】）
そこをも考慮に入れるような
「大きなルール意識」を
イメージ（想像）しなければ
ならないのだと思います
いま色々な場面で
「踏切ギリギリ手前」で
「理想」を描きながらも
「理想」になりきれていないなら
何が足りないのか
どう振舞うべきか
「選択」すべきことが
私たちの前に
多く横たわっているのでは
ないでしょうか
（「選択」についてはここ最近
ずっと言われていましたよね）
「列車」のニーズは
ここで考えてみたいのは
やはり
「相手のニーズ」を
「想像する力」
であると思います
蟹座5度でも
「大きな共同体」である
「列車の走るレール」が
大きな力を持っています
蟹座5度の対向
太陽のサビアンは
山羊座5度
「カヌーを漕ぎ
戦争の踊りを踊っているインディアン」
一見ネガティブなイメージですが
「チーム」のメンバーの要望を
まとめ、調整することで
チームワークをつくり
同じ目標を目指すシンボル
こちらの記事では
そんな「チームの調整」のための
ヒントを幾つかお伝えしました
その一つが
コーチングの技法
「GLOWモデル」
その② 現状把握では
「スケーリング」について
お伝えしました
その後こちらの書籍を手に取ったところ
この「スケーリング」で
メンバーの「認識の違い」を
揃えることも可能
と伝えられていました
スコア化して認識の違いを
可視化したうえで
目線合わせを行う（同上）
つまりチームの一人ひとりは
違う「想像」の世界を
生きているわけですので
そこのところの「認識」を
きっちり合わせていく
努力をすることが大切…
ということ
今回のチャートで言われていた
「客観的な認識力」
を上げていく必要性
に通じます
つまりこれこそは
蟹座5度の「自動車」が
「列車」に突っ込んで
学んだこと…
なのではないでしょうか
「じぶんの中」だけではなく
「じぶんの外」へも
「想像力」を働かせなきゃ、と…
上記の書籍では
一例として
洗濯機を買いに来た
顧客に対応する
電気店の店員のお話が
挙げられています
洗濯機に
相手が望んでいるものは
＊値段の安さなのか
＊早く乾かせる乾燥力なのか
＊大きさや安全性か…
それを考慮に入れず
「早く乾くものを」
「こっちの方が安いですよ」
「コンパクトなものを」
「これは節水に優れています」
と伝えても売れません
つまり
「相手が望んでいること」への
じぶんの「想像」は
間違っていないか？
蟹座5度の自動車の運転手の
「踏切の向こうの安全性」への「認識」
は「正しい想像か」
もう一度
見つめ直すよう
言われているのかも…
それが
今回のチャートで
「クレイドル」を発動させて
木星の幸運と
人からの援助を引き出すために必要な
土星の「ルール意識」
なのではないかと思いました
いま「分岐点」へ立つあなたへ…
「いちばん大切な自分の本質」
を選んでいかなければならない星回りに
来ているかもしれないわたしたち
けれども今
ターミナルに立つ私たちには
少しの不安があっても
「見えないもの」（想像力）と
「見えるもの」（認識力）との
「統合」に向かい
「本質」を選ぶことで
霧の向こうに
朝日を招くことが
できる時でもあります
今回の蟹座5度は
そのための
「最後の見直し」…
それぞれが望む
「幸運のレール」を
敷いてゆく際には
ここから先の未来に
他の多くの人を乗せた列車も
走らせるものであるように…と
そのために
必要な「知識と情報」は
ここで押さえておいてね…と
そんな風に言われている
今回の満月なのでは
ないでしょうか
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本日も最後までお読み頂き
ありがとうございます
これからの時代
星空情報を生活に取り入れ
「星のリズム」に
波長を合わせることが
幸運の波に乗る秘訣
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今年も一年ご愛読や応援を
ほんとうに
ありがとうございました
心から感謝です…
2024年も
引き続きどうぞ
宜しくお願い申し上げます
2024年が皆さまにとって
素晴らしい1年でありますように
