5月12日牡牛座にて新月です。暗闇を切り裂いて一筋の光明が放たれるような朝日に重なる新月です。一羽の白い鳩が「希望」と言う名のオリーブの葉をくわえて横切ってゆきます…。

 

 

 

宝石赤牡牛座新月のサビアン宝石赤

 

 

 

今回の新月で

太陽と月が重なる

サビアン・シンボルは

牡牛座22度

「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」

です。

 

 

旧約聖書の「ノアの洪水」

モチーフとしたシンボル

とも言われます。

 

 

朝の4時。地平線近くには

牡牛座を運行中の天王星が。

 

 

そして昇ったばかりの朝日に

月が寄り添っている新月図。

 

 

 

 

今回は

調和的な配置である

吉角も多いホロスコープ。

 

 

まるで暗い夜のような

何日も降り注いだ

大洪水が

 

 

やっとやっと雨が上がり

太陽の光を拝んだであろう

ノアたちの心境を

彷彿とさせられるような。

 

 

(私たちの現状にも

早く希望が見えるといいですね。)

 

 

 

宝石赤ノアの箱舟と白い鳩宝石赤

 

 

 

ノアたち一家は

生命すべてを呑み込んだ

大洪水の中で

神より伝えられた

建造法で一層の船を造り

 

 

 

 

その船に地球上の

さまざまな動物を乗せて

嵐の過ぎ去るのを

じっと耐え忍び

今か今かと待ち続けた。

 

 

そして洪水が引いたかどうかを

知るために

鳩とカラスを飛ばした。

 

 

カラスは戻らなかったが

鳩はすぐ戻ってきたため

まだ降り立つ地が

現れていないことを知った。

 

 

7日後にもう一度鳩を飛ばすと

今度はオリーブの葉をくわえ

戻ってきたので

水が引きつつあるのを予感し

歓喜した。

 

 

更に7日後に飛ばしたところ

今度は戻ってこなかったため

水が引いて

降り立つ地が現れたことを知った。

 

 

…そんなお話。

 

 

さあ皆さま

ここでオリーブをくわえ

まだ水の引かない

荒れ狂う水の上を

陸地を探して飛び続ける

一羽の鳩を

思い描いてみてください。

 

 

鷲や鷹のように

そんなに高く飛ぶはずもない

鳩のこと。

 

 

荒れた水が

時々は鳩の羽まで

高くしぶきを上げてくることも

あったに違いありません。

 

 

襲ってくるような

たけだけしい水に

怖れ

不安になることも

きっとあったはず…。

 

 

それでも

待っているノアたちのことを思い

勇気を持って

陸地を目指したことでしょう。

 

 

もし

そんな「目的」を忘れて

猛り狂う水しぶきの「勢い」に

呑まれてしまえば

 

 

きっと気力が萎えて

水の中に堕ちてしまったかも

しれません。

 

 

けれども鳩は

自分の「目的」を

忘れませんでした。

 

 

どんなに水が荒れ狂っても

それに呑まれることなく

 

 

つまり自分の「感情」に

呑まれることなく

 

 

自分の降り立つべき地を

探し続けたのです。

 

 

だからこそ

最終的に鳩は

ノアたちに

オリーブの葉を

届けることができました。

 

 

 

 

それを見たノアたちは

オリーブの葉と共に

「希望」を受け取ったのです。

 

 

つまり

鳩の「ぶれない心」が

他の人びとに

「導き」を届けることができたのです。

 

 

この話は

このように

誰かが一人でも

 

確固として

自分の進むべき方向を

見定め

歩み続けるなら

 

 

あとに続く人たちにも

力を与えることができる…

と伝えてくれていると思います。

 

 

どうでしょう?

 

 

何だか今の状況にも

当てはまるような気がしませんか?

 

 

不穏で心揺さぶられるニュースは

後を絶たないけれど

 

 

大切なのは

ひとりひとりが

この状況の「先の未来」に

なにを望み

 

どんな世界を迎えたいかを

しっかりとイメージしながら

 

一歩一歩進むことだよ、と。

 

 

 

宝石赤「能動性」の21度と「受容性」の22度宝石赤

 

 

 

松村先生はこのようにお話されています。

 

 

「荒れた水」は

ザワザワとする内面や

集団心理を物語り、

その中で必要に迫られて

「白い鳩」がやってきます。

(中略)

地の母は

カバラの生命の樹では

ビナーのセフィロトですが

そこに従属するという誓いを立てれば

そこから

強力な守護

(鳩と言う平和の遣い)

がやってきて

難関を突破する

奇跡的な出来事が

起こると言います。

 

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

それは

この地上に連綿と受け継がれた

人びとの集合無意識からの

ひらめきとも

言えるかもしれません。

 

 

一つ前のサビアンは

牡牛座21度

「開いた本を指す指」

です。

 

 

大きなコーランや聖書のような

伝統的な「解答」が

書かれた書物の中で

 

 

自分のルーツにまつわる

本質的な1,2行を

 

 

飛び立った鳩が

オリーブの葉を見つけるように

ぴたりと指さして

そこから生きるヒントを得る。

 

 

牡牛座とは

生れたばかりの牡羊座から

数えて2番目のサインですから

誕生することで

手にした「身体」の持っている可能性

「資質」に価値が置かれます。

 

 

そう「身体」には

先祖代々受け継がれた

DNAとして

様々な可能性が眠っているんです。

 

 

そのDNAには

自分の属する民族のような

集合的無意識層から

繋がっている潜在意識から

 

 

ある種のヒラメキように

加護を得ることができる…

 

 

それが

「本の一行」を指さすことで

目に飛び込んでくる。

 

 

その一行が

これから進むべき道を

示してくれる。

 

 

そしてこの22度では

その一行は

今度は木の上から

はらりと落ちて

 

 

それを「受け取る」側になる。

 

 

松村先生は

21度は「能動的度数」

22度は「受動的度数」と

仰っています。

 

 

たとえば

昨年何度も何度もご紹介した

 

協力しながら

アグレッシブに勝利を目指す

山羊座21度は

「リレー競走」。

 

 

そして

山羊座22度は

「敗北を優美に認める将軍」

でした。

 

 

 

 

そして

この21度と22度を「統合」したものが

昨年のテーマとも言えそうな度数

山羊座23度

「戦争での勇敢さを称える二つの賞」

という度数でした。

 

 

 

 

 

宝石赤「受容力」の力強さ宝石赤

 

 

 

先ほどの

セフィロトの「ビナー」とは

「理解」という言葉が

充てられています。

 

 

意味としては

「受け取る力」

「受け取る覚悟」

「受け取る勇気」

そして

「受け流す力」

だそうです。

 

「笑顔の樹」さんより 

 

 

「受容性」というと

「女性性」の象徴となって

 

 

ただ

相手の言うことに

黙って従うような

 

 

そんなイメージから

何だかナヨナヨした

頼りなさ

を感じてしまう方も

おられるかもしれません。

 

 

けれども「ビナー」の

象徴する天体は「土星」です。

 

 

占星術で「土星」と言えば

「試練」「制限」など

成長のために

ちょっと厳しい現実を

もたらしてくるような天体。

 

 

思い出すのが

主人の転勤先の地方都市から

父の病院の付き添いのために

片道4時間かけて

実家の父のもとに通っていた頃の事。

 

 

ママ友の方に

下のお子さんが生れたけれど

大きな病気をされて

この先どうなるかわからない…

ということになって。

 

 

かける言葉が見つからなかった私。

 

 

ただ私は

私しか父の病院に

付き添うことはできないから

だから腹をくくって

私が、やると決めたから

やり続ける、と言う話をしました。

 

 

そうしたら彼女が

そうだね、「腹をくくる」と言う言葉が

一番しっくり来た、

と言ってくれた。

 

 

そこに立つ人は

私しかいないから

だから受けて立つしかない…

 

 

そんなのも「受容性」と

呼ぶのだと思います。

 

 

誰かの話に

黙ってうなずくのも

 

 

相手を「受容」すると決めたから、

うなずく。

 

 

自分の心を

誤魔化しているのでなければ

そこには

相手への「信頼」があります。

 

 

そして

「やり遂げられるかは

わからない…

でもやり遂げようと決めた」

 

 

じぶん自身への「信頼」

があると思います。

 

 

それは

未来に託す希望へも同じ。

 

 

 

でも

もしもそこに

「信頼」が無かったら…

 

 

それは

「荒れ狂う水」

になってしまうと思います。

 

 

 

宝石赤蠍座と牡牛座を結ぶ「信頼」宝石赤

 

 

 

ホロスコープの

180度真向かいのサインは

相手が相手の

鏡のようになっています。

 

 

水瓶座時代が始まりましたが

水瓶座が普遍性や

自由と博愛の精神を

発揮するには

 

 

真向かいの獅子座の

「個性」を絶対的に獲得し

認めていることが前提にある。

 

 

同じ様に牡牛座は

対向の蠍座と

鏡の関係。

 

 

この22度の属する

第5グループの

手前の第4グループでは

その真向かいの

「蠍座」からの

「侵入」を受けています。

 

 

牡牛座は自信の

身体的な資質と深く結びつき

自分の個人的な可能性を

深く掘り下げてゆくサインです。

 

 

蠍座は自分以外の存在と結びつくことで

それまでの自己の死と再生が

進んでゆくサインです。

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

 

 

 

そして蠍座が他者と結びつこうとするとき

そこに生まれるのは

「信頼しようとする心」と

「信頼しても大丈夫か」という「怖れ」との

葛藤でないかと思います。

 

 

蠍座がこの葛藤を乗り越え

「他者への信頼」を覚えることで

牡牛座は一つ上の段階に進め

 

 

牡牛座がその学びから

「自己を信頼」することを覚えて

蠍座は一つ上の段階

「他者を信頼して結びつく」

へ進めるのだと思います。

 

 

 

宝石赤荒れ狂う水と湖面に輝く月宝石赤

 

 

 

けれど

この牡牛座22度の裏の度数は

蠍座22度

「鴨に向かって進み出るハンター」

です。

 

 

その一つ前の度数は

蠍座21度

「職務を放棄した兵士」

 

 

牡牛座の中に湧き出るような

本能的な欲求を

「社会」の中に求めたあげく

太刀打ちできないことがわかって

「職務」を放棄した兵士。

 

 

その兵士は

自身の抑えきれない衝動や情動を

「鴨を打ち落とす」という

「ゲーム」や「遊び」の中で

消化しようとします。

 

 

まさにそれは

鳩が飛んでいた「荒れ狂う水」。

 

 

もしそれに「呑まれて」しまったら

自分の属する伝統や

見守ってくれている先祖や

民族の無意識層や

スピリチュアルな導きにも

気付くことができず…

 

 

「受け取る」ことは

叶わなくなってしまうと思います。

 

 

そう

そういった「導き」を受け取るためには

内面が静かである方が

ずっと受け取りやすいと思います。

 

 

鳩は伝統からの「導き」を

ヒラメキのごとく

受動的に受け取って

それをノアたちの元に

届けました。

 

 

鳩はビーナスや

女神の遣いとも言われます。

 

 

 

 

本当は

必要な時に

必要な導きは訪れると

信じてさえいれば

必ずそれが得られるもの…

 

 

このシンボルは

そうも伝えてくれているのです。

 

 

2週間前の

蠍座満月のサビアンが

その「静けさ」の大切さを

象徴するサビアンでした。

 

 

 

 

こちらのシンボルのように

湖面が静かであれば

美しくまんまるのお月様が

そのまま映し出されます。

 

 

けれども

もしも荒れ狂う水に

心を奪われてしまっては

キレイな月が

映し出される筈もありません。

 

 

それでは

どうしたら良いのでしょうか?

 

 

 

宝石赤荒れ狂う水を眼下に見渡し宝石赤

 

 

 

そう

その「荒れ狂う水」を下にして

飛び続けることが

大切になってくるのだと思います。

 

 

それは

「荒れ狂う水」の中に

沈んでしまうことではなく

 

 

それを見渡せる位置に

自分を置くことです。

 

 

例え心がざわざわと波打っていても

不安や怖れにかき乱されても

真っ直ぐに未来を見据えて

自分が飛んでいきたい方向を

見据えること。

 

 

そうすることで

波に呑まれないこと。

 

 

そしてじっと

目を凝らして

波を生じさせている

自分のこころを見つめてみること。

 

 

そこにはきっと

何かしらの「原因」が

潜んでいる筈。

 

 

それは子どもの頃の

体験かもしれません。

 

 

誰かの心無い

言葉かもしれません。

 

 

もしかしたら

過去生での

あなたの経験…?

 

 

それが

「パターン」や「トラウマ」になって

 

 

「きっとまた

同じようなことが起こって

また私を深く

傷つけるのだ」…と。

 

 

でも本当にそうでしょうか?

 

 

必ず同じ出来事が

繰り返されるのでしょうか?

 

 

例え繰り返されたとして

以前のように

深く傷つくのでしょうか?

 

 

いま、あの頃より

ずっと成長した

あなたなのに…?

 

 

大切なのは

「怖れ」の少し上に立って

しっかりと「見つめて」みること。

 

 

荒れ狂う水という

「こころ」の全体像を。

 

 

 

 

 

宝石赤辛い想い出のまぶたを閉じる宝石赤

 

 

 

そうそう、この度数は

テレビドラマになった

「イグアナの娘」の原作者である

漫画家、萩尾望都さんの

太陽の度数らしいです。

 

 

この方の漫画で

随分前に読んだ中で

印象に残っているのが

次のような物語。

 

 

主人公の恋人?が

自殺した母親の記憶を

封印されていたのですが

いつもどこかで怖れを感じていて。

 

 

それで主人公が

その記憶を

ホログラフィーのように浮き上がらせて

記憶の中で開いたまま死んでいった

母親の瞳のまぶたを

閉じてあげるというもの。

 

 

あなたの心の

波立つ感情

 

 

怒りや怖れや

不安や苛立ち…

 

 

何かあなたの心を

満たすものから

遠ざけているもの。

 

 

その裏には

この主人公のように

「開いたまま閉じることができないでいる瞳」

が隠れていないでしょうか?

 

 

もしかすると

今回の新月では

それを静かに見つめ直してみることが

促されているのかもしれません。

 

 

例えば一つの方法としては

「ホ・オノポノ」を唱えてみること。

 

 

または満たされなかった感情

裏切られたと思う状況

「あの出来事」を書き出してみること。

 

 

そして燃やすか、破いて

有り難う、と…。

 

 

 

宝石赤オリーブの葉を、次の誰かに…宝石赤

 

 

 

貴女の今の心の状態が

未来の貴女の現実を

引寄せてゆきます。

 

その波動が

また他の誰かにも

拡がってゆきます。

 

 

ノアたちが

オリーブの葉に託した

希望と言う未来に

意識をフォーカスして

 

 

どうぞあなたも

あなたの陸地

あなたの着地点を

目指して下さいね。

 

 

今回の新月は

第一ハウス。

 

 

新しい一日を運んでくる

朝日と共にある

今日の新月のように

 

 

「新しいあなた」なら

「きっと、できる」と

じぶんを信じて。

 

 

それが

次の誰かの

「希望」へと

繋がってゆくから…。

 

 


 

 

本日も最後までお読みいただき

本当にありがとうございました赤薔薇

 

 

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サビアン×陰陽五行×潜在意識
=自己価値発見・開運クリエイター*


宮代 彩也乃(みやしろあやの)


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