2月20日魚座にて新月です。ホロスコープとサビアン・シンボルから、3月7日乙女座満月までの2週間の「お過ごし方のヒント」をお届けいたします
4天体が7ハウス→→7ハウスのテーマは？
今回の魚座の新月では
太陽・月・水星・土星と４天体が
「7ハウス」に位置しています
7ハウスは
人々とどのように関わり
どんな関係を築いていくか…
また交渉、契約、結婚やパートナーシップにも
関連の深いハウスです
身の回りで起こっている「人間関係」は
私たちの内面を
映し出す鏡でもあります
関わる人達との関係を見ることで
じぶんの内面を
客観的な視点で捉える
こともできるとき
アセンダントのサビアン
獅子座13度
「揺れている年取った船長」
ロッキングチェアで葉巻をくゆらせながら
過去の船乗りの数々の体験を
客観的な視点で振り返っている
特にパートナーとの関係において
「お互いを尊重しあえる」
ものになっているか
力量関係のバランスを
考えてみるのも良さそうです。
MC（目指す到達点）のサビアン
牡牛座5度
「開いた墓の前にいる未亡人」
じぶんを縛っている
過去の思い出との決別により
自分を解放する
魚座新月の太陽と月
魚座で重なる太陽と月は
私たちの感受性をいつも以上に高め
直観力やインスピレーションも
鋭くなりそう
善意と慈愛
そして奉仕精神を高めてくれると共に
相手の意向や感情も
ダイレクトに感じられ
「周囲の状況や空気」が
無意識に読めてしまうことで
気持ちの揺れも激しくなるかも…
それはただ
相手に引きずられているだけなのか
それともじぶん自身の感情か
区別がつかなくなることも
相手の本音が見えて
「理想と現実のギャップ」が
感じられることもあるかもしれません
加えて7ハウスの影響から
「嫌われたくない」
「○○と思われたらどうしよう…」
そんな不安が先だって
相手の要望やその場の状況に
「選択」を委ねてしまうことも
じぶんは本当は何を望んでいるか
しっかり向き合ってみることも
大切となりそう…
また受け取る影響が大きいときだけに
「関わる相手」は慎重に選ぶことも
大切かもしれません
魚座新月の土星
今回土星も7ハウス
さらに太陽―月とコンジャンクション（重なり）
(ホロスコープを無料で作成さん）
昔ながらの「しきたり」「価値観」に
「落ち着き」と「安心感」を覚え
父親的存在やパ―トナーの意向に沿う方がラク…
そんな傾向が強まりそう
けれどそんなとき
「自分のほんとうの願望」を
スルーしていないか
注意したいところ
そこから
じぶんが「大事にしたかったもの」を
幼い頃に周囲の価値観に
すり替えられていなかったか
振り返ってみるのも良いかもしれません
「いい子」でいることを
自分に課すことで
「他者からの評価」に依存して
「本来のじぶん」には
自信が持てないでいる…
それが原因となって
パートナーなど身近なひとに
素直に自己を表現したり
「ほんとうに」心を通わせること
「対等でバランスの取れた関係」
を築くことを
無意識に避けて来なかったでしょうか
「期待」されていた
「こうでなければならない」という基準に
「満たなかった私」を受け入れられず
それを補うために
いっそうじぶんを抑え
過度に頑張って来たのでは
なかったでしょうか
そうした「頑張り屋さん」は
素晴らしい
一面だけれど
じぶんを制限する
「見えないブロック」に
なってはいなかったか
この時期あらためて
見直してみることが
できるかもしれません
土星のサビアン
水瓶座29度
「さなぎから出てくる蝶」
孤独の中で
自分で考え、行動を選択する
「誰かに認めてもらいたい」
という誘惑から
一歩退くことで
「誰かから認めてもらえる範囲」
に閉じ込めていた
じぶん自身を解放できる
魚座新月の水星
今回の魚座新月で
水瓶座の水星が7ハウスに位置
さきほど土星が提示していた
「その場の状況を丸く収めること」を第一に考えるあまり
「じぶんの本当の気持ち」は後ろに追いやるような
対人関係の作り方
（→→【土の時代】のコミュニケーション）に対し
自分なりのオリジナルな考えと共に
相手の考えも尊重する関わり
（→→【風の時代】のコミュニケーション）
を提示しようとするような…
「私はこう思うけど」
「あなたはこう思うのね」と
「ひとそれぞれの考え」を大切に
自分も相手も尊重する
公平で客観的な振る舞い方
が促されています
そのためにも
相手に、そして大勢のひとに
「わかりやすく、伝わりやすい表現」を
工夫してみるのが良さそうです
魚座新月の火星と木星
今回の魚座新月では
この水星が
3天体とアスペクトを組んでいます
水星―火星
水星―木星は調和角
知的な興味関心をもっと拡げたい…
そんな気持ちから
人間関係の交流も活発になり
情報交換が楽しめるとき
意見を述べ合う中で
新たな「気付き」も得られやすい
火星は11ハウスなので
困ったことがあったら
身近な「グループ」に相談
すると突破口が見つかりそう
火星のサビアン
双子座16度
「熱弁する女性参政権運動家」
言語表現によって
人びとへの影響力を振るうべく
奮闘する
但し水星―木星の
「拡大」効果が行き過ぎると
「活発な意見交換」を通り越して
「口論」になりかねませんので
ご注意を
木星は9ハウス
もし相手の意見にカチンときたら…
「広い視野」「高い視点」で
考え直すことで冷静になれそう…
そして人との「意見の食い違い」さえ
いっそうの精神性のグレードアップのために
じぶんの人生全体を俯瞰するような
自己理解のきっかけとなるかもしれません
木星のサビアン
牡羊座10度
古い象徴について新しい形で教える教師
勇気を持って
（独自スタイルやオリジナルな）
新しい考え・解釈を加え
広めることで
古い象徴を
新しい形で再生させる
（もしも相手が理解してくれなくても）
自分の理解も不十分だったと
いっそう明確な表現法を編み出してゆく
魚座新月の天王星
水星ー天王星はスクエアです。
「興味関心」を拡げるため
「活発な意見交換」を行うにあたって
注意したいのは
この天王星の影響で
「斬新なアイデア」のつもりが
「突拍子もない発言」となりそうなこと…
無意識に自分でもビックリするようなことが
口を突いてくる可能性も
発言の前に
「これを言ったらどうなるか」
一考してみる姿勢が
この時期いっそう大事になってきそう
また魚座のエネルギーもあいまって
感情の揺れと共に思考もぶれやすいので
天王星の「変化」のエネルギーが刺激され
ことわざ「朝令暮改（ちょうれいぼかい）」のように
発言や方針がコロコロ変わりがち…
周りのひとが振り回されないよう
「伝える」前に
入念に下調べしておきたいところ…
なのですが
事態や状況の方もあっと言う間に変化しそう
ここは諦めて
「情報」をキャッチしながら
直観を信じて動いていく方が良さそう
水星のサビアン
水瓶座13度「バロメーター」
周囲の動向や時流を
的確にキャッチするチカラ
天王星は10ハウス
「常識」でなく
「人生経験から得た知見」を大事にし
「社会の枠」にはまらないところで
独自の技能でキャリアを積みたい…
そんな考えが頭をよぎりやすいとき
そこから
キャリア形成への
新しいビジョン
が生まれそう
天王星のサビアン
牡牛座16度
「神秘を暴くために無駄な努力をする
年取った男」
既成の概念にないものに価値を感じ
奮闘努力する
魚座新月の金星と海王星
金星と海王星は
8ハウスでコンジャンクション
8ハウスは「絆（きずな）」のハウスですが
テリトリーを曖昧にする海王星が位置することで
「わたしとあなたは同じ価値観で
深く結びついているわよね」
と信じていた絆が揺れ動く可能性も
それは「見ないようにしていた」
ものを見直さなければならない
タイミングであると言えそうです
海王星のサビアン
魚座25度「聖職の浄化」
「なあなあ」になっていることに
けじめをつける
けれども8ハウスは
権力や影響力の強さ
も表しますので
権力や影響力の強いひとからの
サポートや後ろ盾をもらえるチャンスにも
恵まれやすいとき
それは対外関係だけでなく
先祖から引き継いだ才能や
スピリチュアル的な能力の現われ…
といった形で現れることも
あるかもしれません
金星のサビアン
魚座30度「巨大な意志の顔」
次のステップへのビジョンを
確かなものとする
魚座新月の冥王星
8ハウスと関係の深い天体は冥王星…
冥王星ー金星は調和角です
自分の価値観や好みに合っている…と
思えるものに
愛情とお金…そして時間を
際限なくつぎ込んでしまいそう…
カンペキを追求すると
どこまでも満足できない…ことに
それはもしかしたら心の深いところで
「求めても得られないような」
愛情を渇望しているのかも…
自分にとって本当に
「価値あるもの」とは何か
ここでも「見つめ直し」が
促されているみたい
迷ったときは
「じぶんの方針が
しっかりしているひと」の言動が
良いヒントとなりそう
また冥王星は6ハウス
自分がそこで
果たすべき役割は何なのか
考えるきっかけに
但しそれが行き過ぎると
徹夜も厭わないような
ハードワークに繋がりそう
いつも以上に「ほどほど」を意識して
取り組みたいですね
冥王星は「極端」をもたらしがちなので
逆に突然
「今日はな～～んもやる気が起こらない…」
とどうにも体が動かなくなる日も…
そんな時は日頃
頑張ってくれている「身体」をいたわり
できるだけ真っ直ぐ帰宅して
早めに就寝してあげたいところ
6ハウスには「健康管理」
の意味もありますのでね
そしてこうした一連の体験から
「私にとって
寝食を忘れてでも
情熱を注ぎたいことは？」
そんな疑問が頭を持ち上げ
探究したくなるかもしれません
魚座新月のサビアン・シンボル
最後に魚座新月の
太陽と月のサビアンを見てみましょう
魚座2度
「ハンターから隠れているリス」
です。
サビアン2度は
1度の反動と言われますが
魚座1度のサビアン
「公共の市場」のような
多種多様な価値観や人々の中に
自分を晒し続けると
疲れてしまうし
他者の悪意や欲望と言った
ネガティブなエネルギーにも
影響されかねません
いろんな影響に振り回され
自分の中の
「ほんとうに大切なもの」
「信じることのできるもの」が
ぶれてしまわないよう
時には
自分を守ることも必要…
そんな意味を持つシンボル
身近なひととの
関係性を見つめ直す中で
自分の内面にも目を向け
自分の中に
生き方の指針となる
考え方や価値観を育ててゆく
そうすることで
「スピリチュアル的キャッチ力」を
研ぎ澄まされそう…
この時期は
誰かに干渉されずに
ひとり集中して取り組める
場所や時間を
確保するのがオススメ
また落ち着いて快適に過ごせるような
インテリアに凝ってみたり…
キャンドルの炎を見つめるひとときを
つくってみたり…
ネット断捨離も良いかもしれません
じぶんひとりの静かな時間
大切にしてみましょうね
魚座新月 あとがき
プロフィール でもお書きしていますが
私たちはとかく「外の世界」に
「正解」を求めたくなるもの
「これで合ってますか？」
そう質問をするとき
「合っている」という基準は
「外側の世界」の基準です
けれども心静かに
ハートの中心に意識を向ければ
私にとっての
「一番大切にしたい価値」も
おのずと見えてくるもの…
けれど幼い頃よりずっと
そうした「自然な感覚」が
周囲から「否定」され続けることで
それを信じる
「自己信頼感」が失われてしまいます
けれどここ数年
宇宙からは
「もっと自分の内面を見つめてみて」
というメッセージが
ずっと降り注いでいました
ご参考：山羊座24度「修道院に入る女」
そして
冥王星の水瓶座移動を前に
「どう？じぶんを見つめられてきた？」と
確認が入っているようです
前回の蠍座下弦の月でも
「未来への軸」となるものを固めるよう
というメッセージが
そして今回の「魚座新月」では
その「自分軸」が他からの影響で
「またぶれることのないよう」
ガードしてと言われているよう
この「テリトリー」については
前々回の獅子座満月でも
指摘されていました
いま目の前にあるものは
「私の中の真実」を
クリアにしてくれるものか
それとも
曇らせて見えなくさせようとするものか
それをしっかり判断するように
促されているのだと思います
「意図するものが現実になっていく」
のだとすると
「あたなたこれから現実にしていきたいもの」
をクリア―にしていくためにも
今回のサビアン・シンボルのエネルギーを
是非つかってみてくださいね
〇 。● ○． ｡ 〇 。● ○． ｡ 〇 。● ○．
本日も最後までお読み頂き
本当にありがとうございます
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「星のリズム」に
波長を合わせることが
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