こんにちは。ヤン・デルマンです(#^^#) 今回はイギリスのエリザベス1世を取り上げていきます。エリザベス1世(1533~1603)と織田信長(1534~1582)この2人は洋の東西で同時代を生き抜いたのですが、2人には、生きた時代の他にもう1つ大きな共通点があります。それは2人とも20代半ばに、リーダーとして自国より何倍も強大な隣国の侵攻を迎え撃ち、“まさかが実現”の逆転劇を演じて大勝利し、自国のそれ以降の運命を大きく隆盛へと開いたことです。エリザベス1世はスペインのフェリペ2世と戦った『アルマダの海戦(1558)』 織田信長は今川義元と戦った『桶狭間の戦い(1560)』
今回は『アルマダの海戦』を取り上げて、この戦いに臨んだエリザベス1世の姿勢について述べていきたいと思います。織田信長については、次回以降で取り上げさせていただければと思います(^^) 当時、スペインの海軍は“無敵艦隊”と呼ばれ、その強さはヨーロッパ世界で最強と目されていました。その艦隊が130隻もの軍船を連ねて、島国であるイギリスに攻め寄せ、イギリス側は敵の上陸に備えて、海の近くに兵士達を集めます。そんな戦いの前線へ突然、ビロードのドレスの上に銀色の鎧を身に着けた姿のエリザベス女王が馬に乗って颯爽と現れたのです。そして、兵士達の中に分け入り、彼女はこう語ります「我が愛する民よ。私はか弱く脆い肉体の女性だ。だが、私は国王の心臓と胃を持っている。それは、イギリス王のものだ。スペイン王または、いかなるヨーロッパの国が、我が王国の境界を侵そうと望むなら、汚れた軽蔑の念を持って迎えよう!」この女王の“断固戦う!”という姿勢に居合わせた兵士達は奮い立ち、のちにこの演説を伝え聞いた市民達も“女王があそこまで覚悟を決めているのなら、私達も女王のために戦おう”と、国民が女王のもとに一致団結します。その後におこなわれた海上での戦いにおいては、元海賊の騎士であるドレイクの活躍で、スペインの軍船の多くを火で焼き払うことに成功。残った敵の船はチリジリになって退却していき、敵に本土上陸を許すことなく、大勝利を収めることできたのです。リーダーの深い心の定まりが、周囲の人々の勇気を引き出して新しい時代の扉を開いてゆく。変化の激しい現代を生きる僕たちにとっても、見習う点が大いにある歴史の1ページであると感じました(#^^#)
エリザベス1世
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