プルプルプルプルプルっ電話

事務所の電話が鳴りました。


私:「はい、行政書士オフィスぽらいとでございます」


電話の相手:「あの~、ちょっと聞きたいのですがあ。」


ご相談者さまは、中年の男性のようです。
お困りさんとお呼びしましょう。


私:「はい、どのようなことですか?」


お困りさん:
「昨年、父が亡くなったのですが、
 先日私の弟から相続はどうするのか聞かれました。
 でも、うちの父は普通のサラリーマンでした。
 相続ってお金持ちの家だけですよね?」


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どうやら、お困りさんは「相続」の意味が
よく分からないようです。


お困りさんのように、
相続はお金持ちにしか起こらないと
思っていらっしゃる人はたくさんいます。


みなさんは、相続の意味をご存知ですか?


相続とは、

「亡くなった人の財産を、その人の家族、
 それも限られた家族が引き継ぐこと」

です。


財産という、たいそうな名前が付いていますが、
簡単に言えば「自分のモノ」です。


世の中で、自分のモノをなにひとつ持っていない人が
いるでしょうか?


だいたいの人は、なにかしら持っています。


つまり、相続というのは
自分のモノを持っていれば、だれにでも起こりうるのです。


自分が死んでしまえば、自分の相続が起こります。

家族のだれかが亡くなれば、その人の相続が起こります。


けっして、お金持ちだけのお話ではありません。


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私:「いえ、いえ、普通のご家庭でも相続は起こりますよ。
   お父様名義のものはなにかありますか?」


お困りさん:「はい。家と土地とあとは預貯金が少し。」


私:「では、相続の手続きが必要ですね。」


このあと、お困りさんにもう少しくわしいお話をして、
当事務所のハンドブックをお送りいたしました。


お困りさんからは後日、
お礼と引き続き相談をお願いしたいとの電話がありました。


お困りさんとのご縁が始まろうとしています。