プルプルプルプルプルっ![]()
事務所の電話が鳴りました。
私:「はい、行政書士オフィスぽらいとでございます」
電話の相手:「あの~、ちょっと聞きたいのですがあ。」
ご相談者さまは、中年の男性のようです。
お困りさんとお呼びしましょう。
私:「はい、どのようなことですか?」
お困りさん:
「昨年、父が亡くなったのですが、
先日私の弟から相続はどうするのか聞かれました。
でも、うちの父は普通のサラリーマンでした。
相続ってお金持ちの家だけですよね?」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
どうやら、お困りさんは「相続」の意味が
よく分からないようです。
お困りさんのように、
相続はお金持ちにしか起こらないと
思っていらっしゃる人はたくさんいます。
みなさんは、相続の意味をご存知ですか?
相続とは、
「亡くなった人の財産を、その人の家族、
それも限られた家族が引き継ぐこと」
です。
財産という、たいそうな名前が付いていますが、
簡単に言えば「自分のモノ」です。
世の中で、自分のモノをなにひとつ持っていない人が
いるでしょうか?
だいたいの人は、なにかしら持っています。
つまり、相続というのは
自分のモノを持っていれば、だれにでも起こりうるのです。
自分が死んでしまえば、自分の相続が起こります。
家族のだれかが亡くなれば、その人の相続が起こります。
けっして、お金持ちだけのお話ではありません。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
私:「いえ、いえ、普通のご家庭でも相続は起こりますよ。
お父様名義のものはなにかありますか?」
お困りさん:「はい。家と土地とあとは預貯金が少し。」
私:「では、相続の手続きが必要ですね。」
このあと、お困りさんにもう少しくわしいお話をして、
当事務所のハンドブックをお送りいたしました。
お困りさんからは後日、
お礼と引き続き相談をお願いしたいとの電話がありました。
お困りさんとのご縁が始まろうとしています。