blogを書けと言われたので「感覚のみのギター解説」の話。

 

 えー。

 基本的に安価なギターを使うのが好きなのです。

 なんせ、1本ン千円から始まる安ギターなら取り扱いも気楽で、数を揃えられる……ッ!

 何故そんなに数が必要なのか?

 理由は「チューニングで使い分けるから」。

 変則チューニングでもフロイドローズのようなダブルロッキングトレモロが使いたいけれど、構造的にセッティングの行程が多いですからねぇ。ハーフステップダウンチューニングにするだけでトレモロスプリングハンガーを動かしたり、オクターブチューニングをやり直したり、弦高を弄ったりとなかなかの手間なんす。

 だからフロイド付きギターで各チューニング、セッティングごとにギターを準備すると良いよね、って話。

 

 おっと。

 安いギターには〈ポイント+セールで格安〉とか〈ポイント+アウトレットセールで激安〉とか〈店頭展示品のため大幅値引き+ポイント〉とか〈ユーズドギター+セール+ポイント〉などのパターンも含みます。元が安くなくても、結果が安くなるのなら、それは安ギター。

 ぶっちゃけ、身近にギターやベースに詳しい人がいるなら、ユーズドお薦めです。ショップさんで調整して貰えますし、何かあったら保証もありますし、何か訊きたいことあれば身近な詳しい人も頼れますからね。

 え? わたくし? いやー。楽器素人ですが「ま、なんとかなるかぁ」でお迎えした後、独学でなんとかしてます。なんという回り道! あとなんとかなってんのか、甚だ疑問。

 

 ってことで、アンプへ突っ込むにも、ギタープロセッサへジャックインするにもまずギター本体ありきということで、それぞれに繋いだときの感触含めた感覚的な解説を始めます。

 

 

 

 

 Ibanez RG SRG420FMZ。

 

 

 

 ※Ibanez RGタイプ。

 

 

 はい。言わずと知れた星野楽器・IbanezのRGでございます。

 確か某S楽器さんがIbanezにオーダーしたRGで、インドネシア製です。

 なんかウリがあったような記憶が。何だったかしら。

 スペック云々に拘らない性格ですが、確かボディ(ボデー)がマホガニー、ネックがメイプル、指板がローズウッドのドットインレイ。このインレイは片側へ寄ったデザインになっています。ジャンボフレットはニッケルのはず。マシーンヘッドとボディにはメイプルのうっすい化粧板が貼ってあります。ストラップピンはSchallerのロックピンへ交換しました。ところでSchallerロックピンですが、Ibanezのストラップピンのネジ径と合いません。Schallerのほうが細いネジなんですよね。なので付け替え時にはネジ穴を切り直すか、何か詰めることが肝要です。

 

 フロイドローズ系ブリッジはIbanezオリジナル。ゼロポイントシステムという物が付いていまして「弦切れを起こしたときもチューニングが狂わない」らしいです。が、やはり弦切れのテンション変動によるチューニング狂いはあります。逆に言えば、弦交換がある程度楽になるメリットはありますよ。

 アームは緩み、がたつき共になく操作しやすいです。ブリッジユニットの構造上、クリケットはやや苦手。プルルルンって鳴りますが、長続きしないかな? ただゼロポイントの一部スプリングを外すと通常のフローティングに近くなるので、長めのクリケットが可能に。

 ピックアップはDiMarzioだ! ネック側がAIRNORTON、ブリッジ側がTONEZONEでんがな。

 Ibanezバージョンの5Wayセレクターにボリューム、トーンというコントロールになっています。

 ハム+ハムなので、下のリンク(Ibanez Japan Facebook)を参考にして下さい。

 

 

 弾きやすさは言わずもがな。

 ネックジョイント部はIbanez特有のオールアクセスネックジョイントで、ハイポジションもバッチリ。ネックスケールはレギュラー。ネック裏はサテン塗装です。薄ぺったい(実は、上のクラスのRGにもっと薄いものが存在します)ネックとある程度幅のあるフラットな指板はシュレッドするのに最適だと思われます。とはいえ握り込むスタイルだと手の大きさ・指の長さで感触が違うのではないでしょうか。

 

 ハードロック・メタルが楽にこなせるサウンドです。

 ……っていうより、分厚いポリ塗装(ポリエステル塗装。ポリウレタンより分厚いことが多い気がする)でボディをガッチリ固めた&重量が上がったせいで、マホガニーが持つサウンドキャラクターを無視して高音域と低音域が出やすいからかも。ミッドローにTONEZONEと相まって、ミュートリフを弾くと気持ちよいですよう。

 そしてネック側のAIRNORTONは結構良い音。リードトーンとして過不足ないサウンドです。

 クリーンセッティング+ギター側ボリュームを絞ると、結構良い感じにクリーンが弾けます。ピックアップのミックス具合ではストラミングもいけますよ。

 

 アンプはフルチューブ、ソリッドステート問わず良い感触です。各コントロールを弄るときちんとしたレスポンスが返ってくるので、手元でのトーン調整も楽。多分ハイパスフィルタ(ボリュームを絞った際、高域のシグナルを通す仕様)が、付いているんじゃなかったかなぁ、Ibanezだと。だた各ノブは重いです。基本的にプレイ中にノブを弄くるにはポットを交換した方がいいかも。そしてボリュームはペダルを頼る方がベター。

 ギタープロセッサも同様で、ピックアップのキャラクターがきちんと出てくれます。

 

 エントリーモデルとし非常に使いやすい1本だと思います。

 

 

 

 Jackson Dinky DK-2。

 

 

 

 ※JacksonのDinkyタイプ。

 

 ハードロック・メタルギタリスト憧れのJackson!

 らしいのですが、わたくしファンクギタリストが使うイメージがありました。ライブ映像のせいかもしれない。

 

 えーっと。

 DK-2と書きましたが、正しいか自信がないッ。

 購入時、説明されたのは「日本製のJacksonデカロゴが使われていた最後辺りのモデル」だとか。

 ええ。日本製でございます。メイド・イン・ジャパン。

 ボディ(ボデー)がアルダー、ネックがメイプル、指板がローズウッドでシャークトゥースインレイが入っています。ニッケルジャンボフレット。マシーンヘッドはコンコルドヘッドです。そしてJacksonデカロゴ? 当然の如くSchallerロックピンへ付け替えています。こちらはSchallerのネジで大丈夫だった記憶が。

 

 フロイドローズ系ブリッジはJacksonオリジナル(OEM品)で、現在パーツは注文できなくなっているとか。他のメーカーのパーツだと微妙に合いませんでした。壊れたら他のフロイドへの載せ替えをリペアショップに頼むしかありません。

 フローティングセッティングにしていますが、剛性が高いお陰でソリッドな出音になっているかも。アームもがたつきがないので細かいヴィブラートを掛けてもキチンと繁栄され、クリケットもいけます。

 

 ピックアップはJackson製ではなく、SeymourDuncan。

 ネック側がシングルだけど上下にCoilが重なっている奴で、STK-1のはずです。すでに生産終了品ですが、シングルらしからぬローノイズサウンドになっています。

 ブリッジ側はTB-4。JBですね。ハイミッドへ寄った、というネット評ですがそこまで癖がない感じを受けました。JBって製造年でサウンドも違うらしく、このギターに搭載されたものは現代的な味付けに変更後のモデルじゃないかと予想しています。

 5Wayセレクターはネック、ネック+センター、センター、センター+ブリッジ、ブリッジへの切り替え可能。ボリュームとトーンにより多彩なサウンドを醸し出します。ノブはやや軽い動きです。

 

 ネックジョイントはプレートを介したものですが、ボディ裏側が一段低くザグられています。加えてボディ前面・ロウアーホーン付け根にリセスが足されて、ハイポジションに指が届きやすい構造に。ネックスケールはレギュラーで薄めのシェイプですがそこまで「薄っ!」となりません。サテン塗装と相まってスムーズに移動できます。そしてフィンガーボードの幅はそこまで広くないですね。コニカルフィンガーボード(コンパウンドラジアス。或いはコンパウンドラディアス。ヘッド側ローポジションだと指板のアールが強く、ブリッジ側ハイポジションへ行くほどに緩くなる構造。ローポジションだとコードワークがやりやすく、ハイポジションではフラットな分音詰まりしにくく、シュレッドしやすくなる)の恩恵もあって弾きやすいです。そしてこのコは丁寧なプレイをして弦を鳴らしきった方が、音が良い気がします。

 

 全体的にオールマイティなサウンドだと感じました。

 そこまで厚くないポリ塗装+アルダーは癖がなく、ネック側シングルサウンドもブリッジ側JBサウンドも活用しやすいですね。センターピックアップがイカれる前はミックスポジションにしてストラミングすると心地よい弾き味でした。……ピックアップ交換しないとなぁ。STK-1はノイズが無い代わりにピュアなシングルサウンドよりやや太い音です。JBに関しては安定のサウンドですね。ただ初期モデルと違い、フロイドなどの金属ナット・ブリッジに合わせてチューニングされているようにも感じます。僅かにハイミッドを削り、ロー側へ振ったような、でしょうか。

 クリーンセッティングにしてリードやストラミング、アルペジオしても心地よいですよ。

 

 フルチューブ、ソリッドステートの両方でJacksonらしさが出ます。ただし、Jacksonピックアップの音ではなく、SeymourDuncanサウンド+Jacksonサウンドと考えて下さい。

 ギタープロセッサで弾いたとき、思ったよりハイミッドが出なかったのが意外な結果でした。

 

 元々の価格帯に見合ったナイスギターだと思います。

 

 

 

 

 Caparison C2 HRG-QD。

 

 

 ※Caparison C2シリーズ。

 

 

 海外ギタリストがこぞって褒めそやすCaparison。

 ただ海外だと出荷量・価格のこともあって高嶺の花だったらしく、エントリーモデルが求められていたようです。

 その声に対する回答がこのC2シリーズになります。

 

 C2は〈Dellinger、Angelus、Horus、Dellingerベースのレギュラーモデル4機種がベースになったものが基本で、一部はピックアップ構成違いのパリエーションがあったはずです(C2発表当時の最新レギュラーモデルはデザインが変更されています。C2にはそのデザイン変更前までのボディシェイプですね。だからHorusモデルは左右非対称シェイプではありません。このような違いが各モデルにあります)。

 画像はHorusモデルがベースになったC2で、HRG-QDです。

 拘りの日本製で、Ibanez国産モデルを作っているフジゲン製でやんすよ。

 ボディ(ボデー)がマホガニー、ネックがメイプル、指板がローズウッド。インレイはドットで、12Fを境に左右(上下)が入れ替わる形でセットされています。ニッケルジャンボフレット、27F。フィンガーボードの幅はやや狭いです。マシーンヘッドはデビルズテイル……ではなく、C2用のシェイプとか。ってことで、やはりレギュラーモデルと比べると若干の違いがありますね。ヘッド、ボディはマッチングカラーでメイプルの化粧板が貼られています。サウンドに影響ないくらいの薄さです。塗装はポリですが、やや厚く感じますわいな。そしてSchallerロックピンへ付け換える際、ネジ径が合わないことに気付きました。Ibanezと同じように元の径が大きいのです。CaparisonレギュラーモデルだとSchallerをそのままねじ込めたのですが、C2は不可。フジゲン製だからかIbanezのネジ径を踏襲しているのかも知れません。

 

 フロイドローズブリッジはシャーラーではなく、フロイドローズ社の安価なモデル。

 フローティングセッティングにしています。金属が柔らかいせいか、やや出音にソリッドさが欠けるような。初期のままだとアームソケットが緩くなりやすく、ガタつきもありました。こうなってしまうと細かいヴィブラートやクリケットが難しい状態です。ソケットごとアームを交換しても解決しなかったので極個人的モディファイ(?)をカマして問題解決しました。

 多分コスト的な問題でこのクラスのフロイドになったのでしょうが、ここが問題を少々引き起こしている部分でもあります。なんせ金属が柔らかいせいでソリッドさが若干スポイルされているのは否めませんし、剛性が低いため各ネジ類のねじ込みトルクに注意を払わないと壊してしまう可能性を高めているのはなんともしがたい部分です。そしてメッキも剥がれやすく、手や指が触れる部分は劣化が早いですね。

 このブリッジそのものはフロイドローズオリジナルと同じサイズで交換は容易らしいのですが、フロイド系ブリッジが高騰している現状だとあまり現実的ではありません。でもオリジナルへ載せ替えただけで別物レベルに変わるらしいので、ギター本体の素性が素晴らしいことの証明なのでしょう。

 おっと。スタッドアンカー部に注目。Ibanezや現行のJacksonと違い、木部が一段掘り下げられた状態(ブリッジユニットが埋め込まれるような状態)になっていません。このパターンはCaparisonで採用されているパターンです。これはノンリセスドと言って、シンクロナイズドトレモロや初期フロイド搭載機の処理です。ボディと弦の隙間が空くのでプレイしづらくなる、という話もありますが音質的なメリットもあるとか。そして一段掘り下げられたものはリセスドと呼びます。ボディと弦の隙間が狭くなり、プレイしやすくなる変わりに低域がややカットされるとも。

 このノンリセスド構造の採用は、C2がCaparisonのデザインの一部を踏襲している証左となっている部分です。

 

 ピックアップはCaparison(Gotoh)製ではなく、DiMarzio。

 ネック側がシングルサイズハムでAIRNORTON S。フルハムとはやや違い、僅かにパワー感がありません。逆にそれがよいのかも。それは何故か? えーっと、C2(っていうか27Fなどの多フレットギターだと)ネックピックアップがセンター位置に近くなるので、純然たるネック側サウンドにならないんですよ。更にパワーがありすぎるピックアップだとよりネック側サウンドからかけ離れてしまう。その対策としてパワーが少ないピックアップを選ぶのがベターなのです。 

 ブリッジ側はTONEZONEです。言わずと知れた、ですね。ローミッド寄りなのですが思ったよりゴツンゴツン来ないのは、ブリッジの材質のせいもあるかも。とはいえ、ミュートリフは心地よいです。

 そうそう。Caparisonだと27Fの場合はそれ用のネック側ピックアップを搭載します。もちろんブリッジ側も各構造や材質に合わせたピックアップが用意されているのですよね。それおサウンドデザインのためです。

 が、C2だと差別化もあってかDiMarzioなどに置き換わっております。このC2に搭載するピックアップ選定もかなり苦労したんじゃないかなぁ。Caparisonはそういうところに拘る会社だから。

 

 3Wayセレクターノブとボリュームのみという潔いコントロールになっています。セレクターをミドルに入れたミックスポジションも美味しいサウンドです。が、レスポールのような〈ネック側ボリュームをゼロに、ミドルポジションとブリッジポジションを交互に入れ替える間欠奏法〉は出来ません。当たり前だ!

 ノブ自体は軽いので素早いボリュームの開閉が可能です。

 しかしCaparisonの〈ローミッド強めかつ、密度のある特徴的サウンド〉とは違います。C2はC2サウンドと言いますか、良い音だけれど特徴があまりありません。これはエフェクターなどで味付けしやすいと言い換えることも出来ます。

 

 ネックジョイントはCaparisonやJacksonでよく見る一段下がりザグりあり。そしてロウアーホーン側に深いザグりが加えられています。

 注目はIbanezやJacksonのジョイント位置との比較。C2はの2本より深い位置でジョイントされていることが分かりますでしょうか? これがハイポジションへのアクセスを助けてくれます。27Fも楽々! そしてネックスケールはなんとミディアム。手が小さいワタクシにはまだ弾きやすいやつ。

 

 フレットはニッケルジャンボですが、27Fでも間隔がそこまで狭くないので押弦は可能。ネックシェイプはやや薄めで、Caparison特有の〈ローポジションが台形で、ハイポジションへ向かって丸まっていくもの〉ではありません。指板はフラット気味になっています。ネック裏はサテン塗装でして、ここもCaparisonレギュラーモデルと違いますね。あちらはオイルフィニッシュですから。ってことはここもCaparisonレギュラーモデルとは別物ってことなんです。……ぶっちゃけちゃうと、ネック以外、ギター全体が上の方にあるIbanez RGに近い。っていうかC2を作っているのがフジゲンなので当たり前かも(上のRGはインドネシア製です。が、全体的な構造がフジゲン=Ibanezっぽさがあるのです)。ただしHorusがベースのこのコは〈27F、ミディアムスケール、ダブルロッキングトレモロ〉という条件をクリアしたモデルなので、そこが個性になっていることは間違いありません。

 

 ガンガンにメタルトーンを生み出せる反面、クリーンやクランチでも使えます。

 掻き鳴らしたり、ザクザクリフを刻んだり、クリーンでスムーズに鳴らす、なんて使い方もオッケー!

 そこまでやや厚いポリ塗装+マホガニーのお陰か、ネック側シングルサイズハムは、割と太い音を出してくれます。リードプレイに最適?

 TONEZONEサウンドはテッパンですよね。

 重ね重ね書きますが、Caparisonサウンドを期待してはいけません。このコはグッドサウンドだけれど、C2の音なのです。

 

 フルチューブ、ソリッドステートの両方とも弾きやすいモデルです。

 ギタープロセッサでも同様ですのでご安心を。

 しかしミディアムスケールならではのストリングステンションが如実に出音へ現れますなー。

 

 

 正直に書きます。

 C2発表当時の日本国内なら、Caparisonレギュラーモデル購入をお薦めしていたでしょう。日本だとエントリーモデル帯の価格ではなかった、とも言えます(近年の各価格帯の変動により、そうとも言えなくなっていますが)。

 ただし、Caparisonレベルに尖ったサウンドディレクションがされていないギターで、かつ、Caparisonのデザインに近いものを選ぶならC2はお薦めです。

 

 ……もういっちょ書いておくと、セッティングを追い込むと途端にサウンド変化します。いやー、なんかね、一時期サステインがイマイチになったことがあったんですよ。ピックアップが磁力で弦を引っ張りすぎてるのかと疑いましたが、違う。じゃあ、なんだ? と考えたとき「フロイド系ブリッジの組み込み」ではないかと仮定。一旦バラして再組み立て+ギター本体各部の調整を行ったら良い感じになりました。電装系の見直しもして貰いましたが、こちらも良い結果を生みましたよ。

 っていうか、今は「なんでこんなに音伸びるの?」って驚くこともあります。

 

 参考になるか分かりませんが、Line6 Helixでの音だし動画。

 Caparison M2 です。

 

 

 

 

 

 雑なご紹介でした。

 

 

 はい、ギター3本、どのコも雑なご紹介でした。

 どれも各メーカーごとの工夫が活きています。

 あとは好みの問題でしょうか(あ。そういえば3本ともコントロールキャビティが大きめなのも共通です。キャビティが大きい=ボディ質量が変わる+空洞が増える、ですから出音にある程度関係するような気も)。

 あ。しかし全部生産完了品だ。見つけるならユーズドになりますね。ちぇっ。

 

 個人的にC2が持ち出しやすいです。元々RGもDinkyもオールラウンダー的1本だったのですが、取り回しのしやすさからC2に手が伸びることが増えました(現在、RGとDinkyは変則チューニング用にセッティングし直してます)。

 こうしてスペックを見直してみて思うのは、どのギターでもプレイヤーが「どういうサウンドにしたいか」を明確にすることで幾らでも出音が変わるってことでしょうか。見た目でメタル用だ! とか、○○って曲用だ! とかで限定しない方が楽しいと思います。ほら、上に変則チューニング用って書いてますが、それでもクリーンでアルペジオやストラミングプレイを弾いたりしますしね。これがまた良い音だなぁと思うことも多々あるのですよ。っていうかー、ウチのコたちは何でもやらされますからね。粗食で鍛えろ!

 

 そんな感じで締め。うわあお。