blogを書け-、と言われたので書きます。
 今回は3D酔いのお話。


 皆様は3D酔いをご存じでしょうか?
〈3D映像などを目にしていると、乗り物酔いと同じような症状が出る事〉です。
 目眩、吐き気、頭痛が特に起こりやすいと思います。

 はい。わたくし、3D酔いの達人です。
 3Dで構成されたゲームをプレイすると、3分以内に倒れます。
 だからFPS(First person shooter)ゲームなんてもっての外です。
 動きが激しくないRPGですら、3Dだとアウトですからねぇ……。
 3Dで作られたフィールドでも、三人称視点、カメラを引いて、かつ斜め見下ろしとかだと大丈夫ですが。
 あ。あと何かのテレビ番組で車載カメラ、多分GoProの映像が流れていまして。ジャイロスタビライザーつけてないのか予想以上に路面が悪かったのか、常に上下揺れ(振動ではない)しておりました。はい。酔いました。1分満たない時間でした。
 あ。でも同じく1分経たないうちに酔ったゲームもあったなぁ……。
 それくらい弱い。
 そして酔うと半日以上使い物にならなくなります。
 仕事? 何ソレ? 酔ってんだから無理ダヨ!

 この3D酔い、原因としてよく言われるのが「三半規管が弱い人間はなりやすい」説です。ううむ。そうなのか?
 でも何か違う気がするんですよね。
 そもそもわたくし、乗り物酔いはほぼしません。
 車、電車、飛行機、船で酔ったことは本当に僅か。確か荒れた海の上、船に乗っているときくらい? その時、下を見て何かをしていた、波が高くて酷く揺れた、などです。
 普通に乗り物に乗っている分だと、酔わない。

 三半規管が弱いと乗り物酔いをしやすいと聞きます。だから、わたくしの場合、そうではない可能性が高いと思うのです。
 でも、画面の中の映像には酔う。
 何故だッ!?

 調べて見ると、こんな情報もありました。

「ゲーム(3D)酔い」の原因は、体の空間知覚のメカニズムにあります。私たちは、自分の位置や揺れ、傾き、加速や減速などの空間情報を(1)視覚(2)内耳の前庭器(ぜんていき:三半規管や耳石)(3)筋肉や関節の3つの器官から感知しています。それらの情報を脳が統合し、今まで経験・学習したパターンに当てはめて空間を認識しているのです。

しかし、ゲームの3D映像は視覚からの情報のみであるため、視覚では揺れや加速、傾きなどの空間刺激を感知していても、内耳と筋肉・関節では感知しません。これは今まで、乗り物などで経験してきたパターンとは違う新たな加速や揺れなので、脳が混乱して自律神経を乱し、乗り物酔いのような「ゲーム酔い」の症状を引き起こしてしまうのです。」



 引用元は大正製薬様のサイトですね。

 

 


 要するに〈自分自身の三半規管やバランス感覚は通常であるからこそ、視覚から入って来た情報と身体にズレが起こる。それが原因でエラーを起こし、酔う〉でしょうか。
 逆に言えば、身体のバランス感覚が鋭敏であればあるほど酔いやすい可能性もあります。

「やり続けたら慣れる。それが駄目なら酔い止め飲んで続けろ」って乱暴な話もありますが、薬飲んで誤魔化しても酔うときは酔うと思うんですよ。
 そもそも、繰り返しチャレンジし続けましたが未だ慣れません!

 とは言え、面白そうなゲームや友人が勧めてくれたゲームはやりたいんですよお。
 だから酔うと分かっていてもやってみるんですわあ。
 しかし、酔う。
 清々しいほど、酔う。

 個人的な対策を講じて、何とかしたゲームはあります。

・三人称視点があればそれに切り替える
・カメラの速度、上下揺れなどを最も遅く、動きづらい設定にする
・カメラの視点を可能な限り引く
・不用意にカメラを回さない。回すときはゆっくりと
・狭い場所でカメラがぐるぐるしまくるところでは、司会をぼかす
・狭い場所の探索を長時間強いられたら、酔う前にセーブして、短時間プレイを繰り返す
・3Dゲームは長い時間やんない


 これです。
 それでも酔いますけれど。

 ともかく!
 面白い3Dゲームだとしても、楽しくプレイするにはそれなりの気構えと対策が必要なのです。いや、ほんと、毎回真剣勝負ですよ。ある意味、殺るか殺られるかの。

 そして何故こんなblogを書いているのか。
 そうです。
 また酔ったからです。
 ネットで超高評価のゲームは、開始後数分も必要とせずに倒れました。
 ……チュートリアルまでいかなかったよ、母さん!
 むーりー! 無理! 無理! 無理!

 酔いから回復してこの文章書いてますが、まだ脳みその中心が気持ち悪い。
 I HATE 3D酔い!
 こんな感じに一生酔い続けるんだと思います。かしこ。