【信用・信頼を得るための名刺】お偉いさんが御用聞きじゃだめでしょう。 | officemanabeのブログ

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或るサービスの説明と契約に

営業担当者がやってきた。

その担当さんの名刺を見ると部署の

トップであり尚且つ会社役員の肩書きがある。

肩書きから少し安心できるし話も早いなと思った。

ところがサービスについて少々無理なお願いをしたところ、

「これについては、協議が必要なので一旦、

社に戻って後日回答させていただきます」と言って帰った。

無理なお願いと言っても会社全体が影響するようなことは言っていない。

会社のトップクラスならある程度の決裁権は持っているし

責任を負える立場を備えもっているはずだが

この会社はそうでないようだ。

 

 

 その後、他社のサービスを選んで営業担当の方に説明を聞いた。

こちらの担当者は肩書きのない一般社員である。

先程と同じお願いをしたところその場で上司に確認をとり了承された。

そして後日上司と共に契約に来た。

上司の名刺には立派な肩書きがあり契約のお礼と合わせて

「困った事があればほぼ私の一存で対応できるので

遠慮なく申し出てください」と肩書き通りの器であった。

 

 

名刺は「信用」「信頼」を得るために使われるツールだが

記載されている内容と実際の内容が一致しなければ逆効果の恐れもある。

今回のように営業担当が立派な肩書きを持った人物ならまずは、安心できる。

だが御用聞きだけで終わってしまうとがっかりしてしまう。

このような行動は、恐らく私のところだけではないだろう。

つまり立派な名刺を配る毎に相手をがっかりさせてまわっていることとなる。

正に逆効果だ。

 

昔から営業マンの名刺には信用付けの目的で役職を付ける風習もあるようだが

せめて名刺の肩書きに担う行動ができる者を選ばなければならないだろう。

又、選ばれた者はそれに担う行動を起こさなければばらない。

 

何故なら「信用」「信頼」を得るために必要なことは、

相違のないことだからだ。

悪意がなくてもつじつまが合っていないと

「信用」「信頼」を得ることは難しいと思うのだ。