http://mainichi.jp/select/today/news/20090602k0000e040038000c.html
生命保険を契約した夫と保険金の受取人に指定された妻が同時に死亡して子供もいない場合、誰が保険金を受け取れるのかが争われた2件の訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖<ときやす>裁判長)は2日、妻(指定受取人)の親族だけが受け取れる、との初判断を示した。そのうえで「夫の親族にも受け取る権利がある」と主張した保険会社や農協の上告を棄却した。妻の親族側の勝訴が確定した。
配偶者を受取人として保険契約を結んだ夫妻が同時に死亡した場合、誰が受取人になるかは判断が分かれていた。大規模災害や事故、心中で同様のケースが起こり得るため、判決は今後の保険実務に影響を与えそうだ。
1件の訴訟は子のいない夫妻が、もう1件は夫妻と子が同時に死亡した。いずれも妻の親族が保険金や共済給付金の全額受け取りを求め、それぞれプルデンシャル生命保険(東京都)と、たきかわ農協(北海道)を相手に提訴した。2件とも2審は請求を認め、各約430万円、約1120万円の支払いを命じた。
小法廷は「同時死亡では、夫が指定受取人である妻の相続人にならないから夫の親族は受取人にならない」と判断して「受け取りできるのは妻の親族のみ」と結論づけた。 毎日jpより
ということです。
妻が指定受取人であることが確定していれば、法的には妻の受取権であるから、妻の親族にのみが相続されるということなのでしょう。
心情的には、どうかなぁと皆さん思われると思いますが、こんな事件こそ一般的な意見を参考とするために、裁判員制度を利用するという訳にはいかないのでしょうか?
詳細わからないから何とも言えませんが、「争族」というぐらいですから争いは多いのです。
仕事がらこういう相談を受けることもあるのですが、亡くなられた方の遺志は棚上げされてしまわれます。
財産の有無にかかわらず、できるだけご自分の意思は明確に残しておいた方がいいと思います。