1冊に67編の推理小説が収録。コスパ優れてますw
ミステリの解決部分の爽快感が手軽に何度も楽しめる1冊。
収録作はほとんどが古典に属する作品なので、たまに時代や環境の差異を感じたり、当時の文化を推し量って読まないといけなかったりしますが、それも楽しみのひとつ。
今となっては使い古されたトリックだったりロジックだったりもありますが、ああこの頃は衝撃的だったのかも、もしかするとこれが初出?などという風に読むのがよいでしょう。
とにかく手軽に楽しめるので、電車を待つ間なんかに最適です。
好みなのは
・「牧師の汚名」J・G・カズンズ
・「月の光」W・ハイデンフェルト
・「正義の費用」モーパッサン
・「二十年後」O・ヘンリー
「ビーグルの鼻」のように探偵役がメジャーな歴史上人物だった、というオチも好き。
「壁の中へ」や「豹男の話」はずっと骨子がアタマに残ってて、今回の再読で、ああこれで読んだのかと再会を果たしたような嬉しさがありました。
一行の順序の入れ替えで印象が変わってしまうほど、短編を書く技量というのは微妙で難しい。
古今の文豪たちが振るった腕前が存分に味わえます。
秋の夜長にオススメ。
ところで、明日はアムリタ落語会。
のんびり本読んでる場合ではないのではw
