涙やけって手作り食では治らないんですか??というご質問への回答。
○○さん、こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。
さて先日、このメルマガの中でこのようなお話をさせていただきました。
↓ ↓
--------------------------------------------------------------
「手作り食にして涙やけが治ることを期待しているのですが
半年たっても治りません。
これってまだ時間がかかりますか?
どのくらいで治るものでしょうか?
それとも私の手作り食の作り方が間違っていますか?
早く治すには何を食べたらいんでしょうか???」
↑
こういうご質問をいただくと、私はちょっと「危うさ」を感じることが多いんですね。
「え、何が危うい感じなんですか?
手作り食で愛犬の体質を変えてあげたいっていう熱心な飼い主さんに思えますけど…」
そんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれないので
次のメールでは、この
「一生懸命なんだけれど、知らないうちに視野が狭くなってしまい、
そのせいで生じる危うさ」
についてちょっと突っ込んでお話ししていこうと思います。
--------------------------------------------------------------
はい、今日はこの続きのお話です。
私はこのメルマガで時々お話ししていますが…。
Aって言う方法がだめだったら、
じゃあ【この場合】はAだと問題解決にならないから
Bって言う別の方法を試してみようかな。
もしBでもだめだったら【この場合】はBじゃだめってことだから
次はCという方法を試してみよう。
こんな風に私だったらある程度試してみて
見切りをつけて次のやり方を考えます。
このケースでいうと、半年間体質改善を期待して手作り食をやってみた、
でも涙かけが治らなかった。
→ それであれば、この子の涙やけは食事で解決できる範囲を超えているのかも?
私だったらそう考えます。
じゃあどうしたらいいか?
「私だったらこうします」という基準でお話を続けます。
私だったら獣医さんに相談しますね。
「食事で体質改善できるかと思ってこういう風にしているんですが
半年経過しても変わらないんです」
そこで獣医さんがもし
「体質ですから」
とか
「そういう犬種です」
と言うなら…。
それでも自分自身が納得できないなら…。
私であれば、別の獣医さんにも相談してみる、という方法を取ります。
誤解していただきたくないのは、
別に私は巷で言うところの「ドクターショッピング」を勧めているわけではありません。
人間でもよくあるでしょう?
Aって言う病院で何ともないって言われて、
Bって言う病院でも病気じゃないと言われ
納得できずCという病院を訪ねたら、
ちゃんとした病名がついて適切な処置をしてもらえた、なんてことが。
「付き合いが長い獣医さんなので、他の病院に行くっていうのも
何だか体裁が悪くて」
とか
「後ろめたい」
というようなことをおっしゃる飼い主さんもいらっしゃいますが
他の獣医さんの意見を聞くことは別に裏切り行為でも何でもありません。
「後ろめたい」というのは
案外、ご自身の【思い込み】であることが多いです。
納得がいかずモヤモヤする、
犬の不快な症状がなかなか良くならず困っている…。
↑
こういう問題を解決して、ご自身と大切な愛犬がハッピーになるために
複数の獣医さんの意見を聞いてみることは
悪いことでもなんでもないと、私自身は考えています。
実際に私自身も、犬の健康に対するアプローチの仕方が違う
複数の獣医さんに犬を診ていただき、
どちらの獣医さんとも良好な関係を保っています。
話がちょっと横道にそれましたが
そうやって獣医師に診てもらった結果、
「目の感染症で涙やけがひどくなってしまっていた」
ということが分かるかもしれないですよね。
それであれば、薬を飲む、点眼薬を使うなどの
適切な処置で問題が解決できるケースもあるわけです。
ここで大切なのは「食事だけで問題解決しようとしないこと」です。
食事は確かに大切なものですが
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
すべてを解決できるわけではありません。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この部分を客観的に理解しておかないと
本来、食事で問題解決できる域を超えた問題が発生しているのに
「食事で何とかしよう!!!」
と頑張ってしまう。
結果、飼い主さんもつらいし、犬も辛い、という時間が
長引いてしまうことにもなりかねません。
「確かに食事は大事だけれど、万能ではない。
そこを理解したうえで、
【でも食事は体を作る大切なものだから丁寧に向き合っていくことが大事】」
こんな客観的な立場で犬の食事と健康を考える姿勢を持てれば
様々な状況に応じて臨機応変な対応がとれるかと思います。
”バランス感覚を保つ”
とても大切なことだと私自身が感じていることですので
メルマガ上でシェアさせていただきました。
本日は以上です。
またメールさせていただきます。
ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子
(終)
◇犬の食事作りの基礎を学ぶ◇
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Office Guriの諸橋直子です。
さて先日、このメルマガの中でこのようなお話をさせていただきました。
↓ ↓
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「手作り食にして涙やけが治ることを期待しているのですが
半年たっても治りません。
これってまだ時間がかかりますか?
どのくらいで治るものでしょうか?
それとも私の手作り食の作り方が間違っていますか?
早く治すには何を食べたらいんでしょうか???」
↑
こういうご質問をいただくと、私はちょっと「危うさ」を感じることが多いんですね。
「え、何が危うい感じなんですか?
手作り食で愛犬の体質を変えてあげたいっていう熱心な飼い主さんに思えますけど…」
そんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれないので
次のメールでは、この
「一生懸命なんだけれど、知らないうちに視野が狭くなってしまい、
そのせいで生じる危うさ」
についてちょっと突っ込んでお話ししていこうと思います。
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はい、今日はこの続きのお話です。
私はこのメルマガで時々お話ししていますが…。
Aって言う方法がだめだったら、
じゃあ【この場合】はAだと問題解決にならないから
Bって言う別の方法を試してみようかな。
もしBでもだめだったら【この場合】はBじゃだめってことだから
次はCという方法を試してみよう。
こんな風に私だったらある程度試してみて
見切りをつけて次のやり方を考えます。
このケースでいうと、半年間体質改善を期待して手作り食をやってみた、
でも涙かけが治らなかった。
→ それであれば、この子の涙やけは食事で解決できる範囲を超えているのかも?
私だったらそう考えます。
じゃあどうしたらいいか?
「私だったらこうします」という基準でお話を続けます。
私だったら獣医さんに相談しますね。
「食事で体質改善できるかと思ってこういう風にしているんですが
半年経過しても変わらないんです」
そこで獣医さんがもし
「体質ですから」
とか
「そういう犬種です」
と言うなら…。
それでも自分自身が納得できないなら…。
私であれば、別の獣医さんにも相談してみる、という方法を取ります。
誤解していただきたくないのは、
別に私は巷で言うところの「ドクターショッピング」を勧めているわけではありません。
人間でもよくあるでしょう?
Aって言う病院で何ともないって言われて、
Bって言う病院でも病気じゃないと言われ
納得できずCという病院を訪ねたら、
ちゃんとした病名がついて適切な処置をしてもらえた、なんてことが。
「付き合いが長い獣医さんなので、他の病院に行くっていうのも
何だか体裁が悪くて」
とか
「後ろめたい」
というようなことをおっしゃる飼い主さんもいらっしゃいますが
他の獣医さんの意見を聞くことは別に裏切り行為でも何でもありません。
「後ろめたい」というのは
案外、ご自身の【思い込み】であることが多いです。
納得がいかずモヤモヤする、
犬の不快な症状がなかなか良くならず困っている…。
↑
こういう問題を解決して、ご自身と大切な愛犬がハッピーになるために
複数の獣医さんの意見を聞いてみることは
悪いことでもなんでもないと、私自身は考えています。
実際に私自身も、犬の健康に対するアプローチの仕方が違う
複数の獣医さんに犬を診ていただき、
どちらの獣医さんとも良好な関係を保っています。
話がちょっと横道にそれましたが
そうやって獣医師に診てもらった結果、
「目の感染症で涙やけがひどくなってしまっていた」
ということが分かるかもしれないですよね。
それであれば、薬を飲む、点眼薬を使うなどの
適切な処置で問題が解決できるケースもあるわけです。
ここで大切なのは「食事だけで問題解決しようとしないこと」です。
食事は確かに大切なものですが
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すべてを解決できるわけではありません。
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この部分を客観的に理解しておかないと
本来、食事で問題解決できる域を超えた問題が発生しているのに
「食事で何とかしよう!!!」
と頑張ってしまう。
結果、飼い主さんもつらいし、犬も辛い、という時間が
長引いてしまうことにもなりかねません。
「確かに食事は大事だけれど、万能ではない。
そこを理解したうえで、
【でも食事は体を作る大切なものだから丁寧に向き合っていくことが大事】」
こんな客観的な立場で犬の食事と健康を考える姿勢を持てれば
様々な状況に応じて臨機応変な対応がとれるかと思います。
”バランス感覚を保つ”
とても大切なことだと私自身が感じていることですので
メルマガ上でシェアさせていただきました。
本日は以上です。
またメールさせていただきます。
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諸橋直子
(終)
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