怒りやネガティブな感情に振り回されない
自分づくりのお手伝いをする
アンガーマネジメントコンサルタントの
財津ユカです
あなたは自分の事を
大きく見せたいタイプですか？
自分のことをやたらと「大きく見せたがる」人の
そんな考え方に潜む「危うさ」とは？
作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんが
解説した記事をご紹介します
会社の先輩や同僚と飲み屋で話していて自分の知らないことが話題になる
よくあると思いますが
そんなとき皆さんはどうしていますか？
本当はよく知らないのに
知っているようにとり繕うこと
あるのではないでしょうか
「それ知りません。教えてください」という言葉
私たちはなかなか言えません
ばかにされたくないとか
低く見られたくないという意識は
誰にでもあります
逆にいうなら
自分を大きく見せたいというのは
本能に近い鳥などが羽を広げることで
大きく見せて威嚇するのと似ています。
人間の「他人から評価されたい」という願望は
言い換えると「優越欲」になります
他人よりも自分は勝っている
優越しているということを示したいわけです
知らないということは
他者より劣っていることを認める行為でもありますから
どうしても「知ったかぶり」してしまう
ただし、これは人間の本性というだけでなく
いまの競争社会がつくり上げている部分も大きい
仕事は結果が求められるので
どんなに自分を飾って大きく見せても
時間がたてば必ず結果として自分の実力が明らかになる
メッキは必ず剥げるんです
その時自分を大きく見せていればいるほど
「何だあいつは、嘘つきだな」ということになる。
いったんそういうレッテルが貼られるとなかなか覆すのは大変です
仕事の上では自分を飾らずに
わからないことはわからない
知らないことは知らないと正直にいう
できることとできないことを
自分の中で明確にしておく必要があります。
成長できる人は
自分の周りにいざという時に
助けてくれる人をたくさん持っている
人は他人から頼られて悪い気はしません
それを突っ張って自分を実力以上に見せようとしていては
味方になってくれる人も敵に回してしまいます
仕事や職場で、自分を大きく見せようとする飾りは
いろんな意味で損をすることのほうが多いと断言できます。
東洋経済ONLINEより
いかがでしょうか？
皆さんの置かれている立場や状況によっては
時には大きく見せることも必要かもしれません
しかし、若手の方や新人の方にお伝えするのは
「分かりません」が使える時期は
限られています
使える時期に思いっきり使いましょう
という事です
「分かりません」とは
なかなか言いにくい事かもしれません
知らない事に対して
知らないという事には抵抗ありますよね
でもそれは人が自分をどう思うかが気になるから
そこには自分自身よりも
他者による自分の評価の方が
自分にとって大切になっているから
これを心理学的には「自己意識」といいます
分かりやすく言えば自意識です
例えば、女性の皆さんにとって分かりやすいのが
前髪を切りすぎたり、髪型が気に入らなくって
自分としては憂鬱なのに
周りは全く気付いていないってこと
ありますよね？？
自分が思っている程
周りは自分の事を
気にしていないという事なんです
ですから知らない事を知らないと言っても
意外と他人からの評価は下がらないものです
大人になると
なかなか知らないと言えない人が多い中
素直に知らない事を言える人は
ある意味強い！
教えてもらえる事も多くあります
大人になると
中々人に教えて貰う事が少なくなる中
教えて貰える事が多い方がお得じゃないですか？
このように素直に「知りません」と言える人は
きちんと自分が自分の人生の主役になっている人
軸が他人ではなく
自分自身にある人なんです
周りの評価を気にしすぎて
息苦しくなるくらいな
周りにどう思われようと
自分の人生を自分が主役になって生きた方がいいですよね
周りを気にしすぎて息苦しいあなた
自分が思っているほど
周りはあなたの事を気にしていません
もっともっと
ありのままのあなたでいてくださいね
ありのままの自分で
あなたの心が
今日も穏やかな一日になりますように
