「ザ・スクワッド」(2016・フランス) 59点
1/12 ヒューマントラストシネマ渋谷

20160113a

ジャン・レノ主演、フレンチ・クライム・アクション。
去年盛り上がったポール・アンダーソン出演の英国映画「ロンドン・ヒート」(2012) の仏版リメイク。

20160113e

[「ロンドン・ヒート」鑑賞時の感想↓ ]


更にその元ネタは1970年代の英国TVドラマ「ロンドン特捜隊スウィーニー」(1975-78) だそうで。
そちらは未見ですが、今回の仏版は映画版「ロンドン・ヒート」にコマ割りまでかなりソックリで。

20160113g

…のワリには主人公のモッサリ感やメンバーそれぞれがヤンチャな感じ…警官のクセに何しでかすか分からない危険な感じがイマイチ。英国版はかなりガラの悪い育ちのヤツらなんだろうと想像出来るんだけど、仏版はちょっと元気のいい若者たち、くらいで留まってる。

20160113b

主人公もな、腹出た初老のオッサンなのに、舞台のマドンナ(実は上司の嫁)と不倫してたり…ってのが後々のスジに絡んでくるんだけど、仏版はそこら辺サラ〜っと流されて全然いやらしさが無い。なので英国版のような後半に主人公が命令系統を無視してまで突っ走る緊迫感や説得力に欠ける。

20160113c

でも仏版のほうが予算はタップリあったんだろうな。スタイリッシュで格好良いガン・アクションはベタながらもしっかりと盛り上げてくれる。

20160113f

ドロドロ汚い雰囲気や警察官のグレー部分を極力取り除いて、一般娯楽性を重視した潔い作り。パリの街並もオシャレ!ww コレはコレで有りだけど、どうしても泥臭い英国版と比べてしまう。

20160113d


「マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション」(2015・アメリカ) 70点
1/14 立川シネマシティ極爆上映

20170115a

IMAX 3Dで、4DXで、通常2Dで、爆音で……
未だしつこく劇場鑑賞にこだわり、既に30回以上劇場鑑賞してきたnagiですが。

20170115h

監督が熱望した白黒版が、米国発売のソフトに入ってるというのを聞いて「見たいッ!」と思った。
昨年末、日本盤が出ると聞いて即予約した。その後に劇場公開されると聞いて「……ビミョー」と思ったw「まだ儲ける気かー」と。

20170115c

イヤ良いんだけどさ。ジョージ・ミラーにはドコまでも付いてくけど。また凄い新作を作ってくれるなら、幾らでも金使うけど。

20170115b

初日に見て、やはり「……ビミョー」ww

20170115e

や、凄く格好良いシーンもあった。
立ちこめる砂煙やイカツい車たちのシャープなフォルム、怒りに燃えるイモータン・ジョーの鋭い眼光。アーティスティックな画面の数々。

20170115d

なんだか、古い名画のような趣き。コマ落としで早送りした意図も妙に納得。白黒画面に凄く似合うんだよね、コマ落とし。

20170115g





でもねでもね……
マックス・ロカタンスキーが輸血袋として車頭に縛り付けられているときのブルー・グレーの瞳の色や…
20170115l


我らがコーマドーフ・ウォーリアーの真っ赤な衣装、青空に吠える火炎放射ギター、
20170115m


子産み女たちが初登場したときの、ハッとする“too shine”感とか…
20170115i


真っ白だった彼女たちの衣装が後半、バーバリー二たちと出逢った後はカラフルになった心境の変化とか。
20170115j


見渡す限り赤茶色の大地に溢れ落ちる水の、何よりも貴重なシズル感とか。
20170115k

他にも、イモータンの砦での水栽培するグリーンの鮮やかさや、後半フィリオサの顔色がどんどん土色になってゆく感じとか…

なんだかいろんなものが、シャープでアーティスティックでクールな白黒画面にスーーっと吸い込まれて消えてしまった。画面から溢れる熱量が、温度が完全に下がっているのを感じてしまった。

それと同時に、下々の者たちの悲壮感やウォーボーイズたちの疾走感 (要するに、視覚的に汚いものや暴力的で凶悪な感じ) が薄まったのがR15+からPG12に引き下げられた理由なのだろう。そこがこの映画の最大の良さなのに。

20170115f

そしてなにより、画面が白黒になったことで「観客席から四角いクリーンを見る」という客観性が生まれた。映画を見ているのだから当たり前なのだけれど、この映画に関しては「まるで自分も砂漠に放り出された(または一緒にウォータンクに乗っている)」ような臨場感が素敵だったのに。白黒になった途端、そんな高揚感は一切消え去った。




結論:白黒じゃないほうが良かった。

「グースバンプス モンスターと秘密の書」(2015・アメリカ) 63点
1/12 ヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2017」

20170114a

着々と地味に見てます未体験ゾーン4本目。
未体験ゾーンにしては珍しい、児童書が原作のファミリー向け冒険ファンタジーですよ!「ネバーエンディング・ストーリー」的な。
「ネバーエンディング・ストーリー」大好きなんだよなぁ〜アトレイユが武器全部捨てて「行きます!」て言う所で必ず泣くワタシですw σ( ´ー`)



20170114f

新しい引っ越し先の隣人ハンナと知り合った主人公の少年ザック。
ハンナが高校にも登校せず家に閉じ込められていると知り、横暴な父親の虐待から救おうと忍び込んだ家に、人気作家スタインの原作が大量にある部屋を発見する。

20170114b

その原作本を開いた途端、雪男を筆頭に、次から次へと様々なモンスターたちが本の中から現れて、閑静な住宅街はパニックに!

20170114g

巨大カマキリに狼男…

20170114e

墓場ではゾンビ!的お約束も微笑ましいw

20170114h

中でも、陶器のノームが可愛い!!ww
夥しい数のノームが押し寄せては…割られてゆきますww
「アメリ」ではあんな素敵アイテムだったのになぁ〜爆笑aya

20170114j

そして戦いの場は、テッパンのカートスーパーマーケットと学校学校w

20170114i

そしてモンスターたちの司令塔は操り人形のMr.ロニー。

20170114d

ベタな展開ながら、ドキドキハラハラ。笑いアリほっこりアリ…素直に楽しめる。物語りの元凶である作家のスタイン役、ジャック・ブラックも今回は薄味で、そこら辺も好感度w

20170114c

ヒューマントラストシネマ渋谷にて1/7から開催されてます「未体験ゾーンの映画たち2017」
nagiは本日、1/10から参戦してきました音譜

20170110e


①「I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー」(2015・スペイン) 66点

20170110a

ダースベイダーの “中の人” デヴィッド・プラウズの半生を追ったドキュメンタリー。
有名になってしまった故の栄光と払わされた有名税…スーツアクターの悲哀。途中まで「あれ?デヴィッド・プラウズって死んだんだっけ?」という作りww (現在もご存命で活躍中です!)
STAR WARSシリーズの大ファンだというスペイン人監督の熱意と自己完結が、自己満足だけに留まらず意外に良くまとまったエンタテインメント。「エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街」みたいに裏で足の引っぱり合いが無くて良かったw

[「エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街」劇場鑑賞事の感想はコチラ]




②「持たざるものが全てを奪う/HACKER」(2015・アメリカ) 55点

20170110b

貧しい移民の青年が、幼い頃から慣れ親しんだコンピューターで自らの学費を捻出しようと努力するのが始まり。後に違法なハッキングを憶え、カード詐欺や盗品売買に手を染めてゆく…
途中までは面白い展開になりそうだったのに、残念ながら後半失速。一昨年公開された「ピエロがお前を嘲笑う」に内容が酷似してるんだけども、元ネタになっている実際の事件が同じってことなのかな?(詳細は未確認) 「ピエロ〜」の方が展開も映像にも工夫があったかな。期せずしてクリフトン・コリンズ Jr.が出てきたときは「ウキッラブラブ!」となったけど!ww

[「ピエロがお前を嘲笑う」劇場鑑賞事の感想はコチラ]



③「クラッシュ・ゾーン」(2016・ノルウェー) 68点

20170110c

一昨年公開の「キャノンレース」(2015) の続編……ってスイマセン、そっち見てないww でも面白かった!もっと真面目なレースものかと思ったらコメディだったw 言うなればノルウェー版「キャノンボール」(1981)。雪道ドラフトや氷上カーアクションは、格好良いというよりはお笑い寄りw 劇場なのに何度もゲラゲラと笑ってしまった。島から島へ渡るのがみんな同じフェリーだったり、国境越えの前にビザ申請に行ったりと結構のんびりなので、カーアクション目当てだと期待はずれかも。


ベン・メンデルソーン祭り開催!…といった矢先に気ィ多い?!ww
や、マッツ・ミケルセンもいっぱしのSTAR WARSファミリーですから〜


「ザ・ドア 交差する世界」(2009・ドイツ) 70点

20140204a

3年前の「未体験ゾーンの映画たち2014」でこの作品を見てマッツに惚れた!
それまで気になっては居たのだが、本作の「全然エキセントリックじゃない普通の父親」マッツで完全にやられてしまった。
「ローグ・ワン」観賞後ど〜しても本作が見返したくなり、遂にDVDソフトをポチりましたよ!w

[↓本作、劇場鑑賞時の感想]


20140204e

娘の不注意で引き起こった悲惨な事故により、一家はバラバラになる。
自分のせいで助けられなかった娘に後悔の念を抱き、嫁にも未練があるマッツは自暴自棄になり、一家で幸せに暮らしていた家で自殺を図るが失敗。所在なく彷徨ううち、不思議なトンネルを発見。その向こう側には、もう1つのパラレルワールド……幸せだった過去の世界が存在した。

20140204c

1度は助けられなかった娘を躊躇せず助けるマッツ。
1度失った人生をやり直そうとするが、ソコはホラ、スーパーヒーローじゃないから。所詮、数年後の自分だから。そんなに急変はしないわな。

20140204d

ただ二度と同じ間違いは起こすまい、後悔する自分には戻るまいと頑張るワケですよ。普通のオヤジが。でも違った間違いを起こしてしまう。そっからはもぅイモヅル式に。1つの嘘が…1つの間違いがだんだん大きくなり引き返せなくなってゆく…

20140204f

失って初めて気付く、本当に大切なもの。最初の日常生活でも気付けたハズなのにな。

常々思うこと。
どんなに良い考えを持っていても、行動に出なければ意味がない。
どんなに耳障りが良いことを口にしても、行動が伴わなければ意味がない。
行動がその人の価値を決める。少なくとも他人と関わっている以上は。

20140204b


絵を描くマッツ、苦悩するマッツ、憂うマッツ、妻と娘を愛でるマッツ、ビビるマッツ、マッツ vs マッツ夢の対決!ww そして本作はドイツ製なので、ドイツ語で喋るマッツ!
…と思ったら、マッツの音声はドイツ人声優による吹き替えなんだそう(全然分からんかった!)。劇中の芝居はマッツがドイツ語で演ってるんだけども、生粋のドイツ人たちにすればマッツのドイツ語はデンマーク訛りが気になるんだって。なので後から被せたらしい。ドイツ国内盤のソフトにはマッツが演じたままの原音版がボーナストラックとして入っているそうです(そっちが見たいわ!!w)

20160108p




本作を見てからというもの、靴ひもの緩んだ人を見ると誰彼かまわず「危ないからちゃんと結んどき!」と注意したくなるw

そんなマッツの次回作もIMAX上映。「ローグ・ワン」に続いて大画面でマッツ拝めるね!

20160108q

……こんな顔だけどな!!(≧▽≦)

ーーーーーーーーーーーーーーー

そしてこの三連休。成田山にお参り後、成田HUMAXシネマのIMAXまで遠征して「ローグ・ワン」鑑賞。
そして舞浜のイクスピアリではベイダー卿に遭遇しちゃいました!

20170109b

20170109a

タスケンレイダーとジャワにも襲われかけた!w