「ソウルガールズ」(2012) 80点

相変わらずヒューマントラストシネマに入り浸りのnagiですが。

これは映画祭開催前の先週見たヤツ。

いやぁ~~久々に震えた


「コミットメンツ」(1991)の再来。


肌が白く生まれた子供は白人に取り上げられた、とか
1967年まで選挙権が無く、
人間として認められていなかった、とか
アボリジニの歴史は知らなかったことばかり。

しかも舞台はベトナム戦争真っ最中のサイゴン。

彼女達も戦闘に巻き込まれ、命からがら逃げ惑う場面も。



本当に辛い時代や不遇な環境の中、
強く明るく、笑顔で歌い踊る彼女たち。

吹き替えではない、本物の彼女たちの歌声。

彼女たちが歌い出すたび、
毎回ワタシの内側まで入り込んで来て

トリハダが起ち、震える

エンディングに、実在の “サファイアズ” の
メンバーのその後がコメントされる。
全員が、抑制や差別や政府の余計な保護に立ち向かい
アボリジニの人権を守ることに尽力していた。
故郷を離れ、一時的でも他の国で認められたからこそ
自国の環境を省みて、改善したいと本気で思ったのだろう。

脚本は、“サファイアズ” の息子。
極上のエンターテインメントながら
アボリジニの血を受け継いだ正統派。監督もまた、アボリジニの子孫だという。
本国、オーストラリアで大ヒットした理由もそんな、まやかしじゃない “本物” が認められたんじゃないかな。