office2013 outlook IMAPのデータファイル(.ost)の保存先変更

Outlook2013のIMAPデータファイル(.ost)の保存先を変更する方法です。

(私が行った環境は、Windows7 32bit、Outlook2013です)

PSTファイルであれば、簡単に保存先を変更することができるのですが、IMAPのOSTファイルは簡単に変更することはできません。

Outlook データ ファイル (.pst および .ost) の概要 - Outlook - Office.com(Microsoft)

IMAPの設定をすると、既定の保存先は以下になります。

\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Outlook

この保存場所を変更するには、レジストリを変更する必要があります。

以下のページを参考にさせていただきました。(^人^)感謝♪

How to move IMAP or EAS data files - Slipstick Systems

目次[非表示]

レジストリエディターの表示

バックアップ

[ForcePSTPath]を作成

office2013 レジストリエディターの表示

スタートメニューの[アクセサリ]から[ファイル名を指定して実行]をクリックします。

キーボードから[Windows」キーと[R]キーを押してもいいです。

"office2013 2021811-732-1" 

[ファイル名を指定して実行]ウィンドウが表示されます。

[名前]のテキストボックスに[regedit]と入力して[OK]ボタンをクリックします。

"office2013 2021811-732-2" 

office2013 [レジストリエディター]が表示されます。

Outlook2013の場合は、左側のツリーから [ HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Office\ 15.0 \ Outlook ] を参照します。

※既定では、[ForcePSTPath]は表示されていません。

"office2013 2021811-732-3" 

バックアップ

レジストリには、重要な情報が格納されていますので、変更する前にエクスポートしてバックアップしておいてください。

Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法(Microsoft)

また、操作は自己責任でお願いします。

[ファイル]メニューから[エクスポート]をクリックして、任意の名前を付けて保存します。

拡張子は[.reg]です。

"office2013 2021811-732-4" 

[ForcePSTPath]を作成

[ HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Officeの\ 15.0 \ Outlook ]を開いたまま、[編集]メニューの[新規]から[文字列値]をクリックします。

[Outlook]を右クリックして[新規]-[文字列値]をクリックしてもいいです。

"office2013 2021811-732-5" 

[ForcePSTPath]と入力します。

"office2013 2021811-732-6" 

その後、[ForcePSTPath]を右クリックして[修正]をクリックします。

"office2013 2021811-732-7" 

[文字列の編集]の[値のデータ]に保存先のパスを正確に入力します。

[OK]ボタンをクリックします。

"office2013 2021811-732-8" 

レジストリエディタを閉じます。

"office2013 2021811-732-9" 

Outlookを起動して、IMAPの設定をします。