自民党は「政治とカネ」で逆風に曝され、選挙で勝つには新しい「党の顔」が
必要だという危機感が強い。だが、化粧直しで信頼回復ができると考えるなら、
有権者を軽んじていると言えるだろう。 |
「政治資金規正法」を抜本的に改正して、収入と支出とをすべて明らかにする。
「第2の給与」と呼ばれる「調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)」
は、廃止をするか、せめて何に使ったかの領収書を提出し、未使用分は 国庫に
返納すべきだ。 |
選挙制度の改革も急務であって、国会議員の定数削減を望みたいも。不祥事に
よる議員辞職が相次いだが、何の為に議員になったかわからない輩(やから)
が多すぎる。小選挙区で落選したのに比例で復活するのも、政治不信の遠因に
なっていると小生は思う。ゾンビのように落選者を復活させる制度はやめだ。 |
「総裁選は人気投票ではない」のである。聞こえがいい公約ではなくて、憲法
改正,外交・安全保障,少子化対策,エネルギー政策など喫緊の課題について
本音の議論を戦わせてほしい。今こそ「百年の大計」が必要なのである。 |
小生は自民党員ではないので投票できないが、個人的には、靖国神社参拝など
揺るぎない国家観の高市早苗氏を強く推す。石破茂氏は、党内に味方が少ない
ようだが、節を曲げないのが不人気の理由ならば、それもよかろう。 |
自民党は「政治とカネ」の逆風にさらされ、日本の安全保障も課題は山積する。
北朝鮮は弾道ミサイルを日本の方向に発射し、中共公船が沖縄県石垣市の尖閣
諸島周辺の日本領海に断続的に入り、ウクライナを侵略するロシアは 北方領土
を占領したままである。これら喫緊の問題を、なぜ論じないのだ、 |
自民党総裁選では、「憲法改正や 外交・安全保障、少子化対策、,エネルギー
政策などの課題」で真っ向から議論し、9月27日に選ばれる新リーダーには
危機感を持って日本を洗濯してほしいものである。 |