小生が気になる「先週のニュースファイル」 | 尾張エクセルの「日々精進ブログ」

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木曽の清流に映え、心触れ合う躍動都市;愛知県一宮市に活動拠点を置く、尾張エクセルです。保守政権を応援しつつ、経済・社会・軍事防衛まで、地域や国内、海外の気になる出来事や話題を、独断と偏見溢れる一味違った目線でブログ提供します。

①【米朝首脳;非核化協議再開で一致~3度目の会談】

トランプ米大統領は「大阪G20」後に韓国を訪問し、6月30日午後に、北朝鮮の金正恩

委員長と韓国と北朝鮮を分け隔てる「非武装地帯(DMZ)」にある板門店で面会した後、

会談し、約1時間にわたって協議した。トランプ氏は南北の軍事境界線を越え、出迎えた

金正恩氏と握手した。現職の米大統領が北朝鮮側に足を踏み入れたのは初。会談後に、

トランプ氏は「非核化に関する実務者協議を今後2~3週間で再開することで合意した」と

語った。また、金正恩委員長を米国;ワシントンのホワイトハウスに招待した。

 

②【参院選公示;370人立候補~社会保障・憲法で論戦】

第25回参院選が7月4日に公示され、7月21日の投開票日迄17日間の論戦が始まった。

「老後資産に2千万円が必要」とした金融庁審議会の報告書に絡む 年金制度などの社会

保障や憲法改正の是非、10月の消費税増税の実施などが争点となる。参院選では 改憲

前向きな「改憲勢力」の議席数が全体の3分の2に届くかも焦点だ。

 

③【半導体材料の対韓輸出規制へ~政府;元徴用工巡り対抗】

政府は「半導体材料を輸出する際にかける規制」を韓国を対象に厳しくする調整に入った。

今夏にも「有機EL」に使うフッ化ポリイミドなど3品目にて、韓国に対して認めていた簡略な

輸出手続きを改め、契約ごとに輸出を審査・許可する方法に切り替える。元徴用工訴訟を

めぐり韓国政府に行動を促すことを狙った事実上の対抗措置といえる。 韓国への半導体

材料輸出規制強化の是非は、今後も長引く問題になるだろう。

 

④【米中;貿易協議を再開へ~首脳会談で合意、対ファーウェイ、部品販売を容認 】

米国のトランプ大統領と中華人民共和国(中共)の習近平国家主席は6月29日に大阪市

内で会談し、5月から途絶えている貿易協議の再開で合意。米国は3千億$(約33兆円)

分の中共製品への追加関税を先送りするという。米国企業による、中共の情報通信機器

大手「華為技術(ファーウェイ)」への部品販売も認める方針に転じた。米中は貿易戦争の

激化をひとまず回避したが、協議の合意に向けた道筋が描けている訳ではない。

 

⑤【香港;デモ隊が議場突入~警官隊が強制排除】

「香港の中華人民共和国(中共)返還;22年」を迎えた7月1日夜に、若者ら1千人以上が

暴徒化して立法会(議会)の建物へとなだれ込み、議場に突入した。中共本土への容疑者

移送を可能とする「逃亡犯条例」改正案の完全撤回や、行政長官の辞任などを求めた。

香港警察は7月2日未明、催涙ガスを使って周辺に居座っていたデモ隊を強制排除した。

 

⑥【NY株最高値;景気不安と並走危うく~長短金利逆転1か月超】

7月3日の米株市場では「ダウ工業株30種」平均が約9か月ぶりに史上最高値をつけた。

世界的な金融緩和期待で金利が急低下して、株式などリスク資産に資金が向かいやすく

なっている。ただし世界経済の成長は鈍って、米国市場では景気後退の前兆ともいわれる

長短金利の逆転が起きるなか、投資家は安定志向も強めている。景気不安と株高の並走

には危うさが漂う。

 

⑦【米雇用;6月は22万人増で市場予想上回る~利下げ議論大詰め】

米労働省が7月5日発表した「6月の雇用統計(速報値、季節調整済み)」は、景気動向を

敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月比;22万4千人増えた。増加幅は前月の

7万2千人から回復し、市場予測(16万人程度)も上回った。雇用情勢は、底堅さを保って

いるが、貿易戦争による景気下振れ懸念は根強く、「米連邦準備理事会(FRB)「」の利下

げ議論も大詰めだ。

 

⑧【ファーウェイ制裁緩和~汎用品輸出のみ容認】

「米国家経済会議(NEC)」のクドロー委員長は6月30日、トランプ米大統領が6月29日の

米中首脳会談後に表明した華為技術(ファーウェイ)に対する制裁緩和について、「禁輸対

象リストに同社を残し続ける」と明らかにした。そのうえで、汎用品の輸出を認めるという。

米議会などから制裁緩和に批判が集まるなかで、安全保障に影響しない一部取引のみに

限定すると強調した。

 

⑨【2019年分路線価~4年連続上昇】

国税庁は7月1日、相続税や贈与税の算定基準となる2019年分の路線価(1月1日現在)

を発表。全国約32万地点の標準宅地は、2018年比で1.3%のプラスとなり、4年連続で

上昇した。上昇率は、この4年で最も高かった。地方にも波及しつつある訪日客の増加や

再開発などが地価上昇を牽引している。

 

⑩【三菱航空機;量産を開始~初納入へ生産体制構築】

「三菱航空機」が、開発中の国産初のジェット旅客機「スペースジェット(旧MRJ)」の量産

を始めたことが7月5日に明らかになった。機体は、運航に必要な国の認証取得に向けた

最終段階に入っている。同社は2020年半ばの初納入を目指しており、安定した生産体

制の構築を目指す。親会社である三菱重工業の飛島工場で6月中旬に一部胴体の製造

を始めた。スペースジェットは現在約400機受注しており、生産能力の強化が課題となる。

 

⑪【メキシコ;移民対策で混乱~待機者の収容 限界に、警備2.6万人;止まらぬ流入】

メキシコ政府は30日までに、不法移民の米国入り阻止へ約2万6千人の警備体制を敷いた。南北の国境付近や移民の北上ルートに兵士ら治安部隊を配備した。トランプ米政権との合意に基づく取り締まり強化の一環だが、不法移民の流れが止まらないうえ、移民の受け入れ体制が整わず、混乱が広がっている。

 

⑫【米中とも制裁品輸出;2兆円減~貿易戦争が双方に打撃、世界の貿易網一変】

米国と中国が相互に輸入品へ重い関税をかけ合う「貿易戦争」に突入してから、7月6日で

1年になる。第1~第3弾にわたった追加関税発動から今年4月までの制裁対象品の相手

国への輸出額を集計したところ、米・中とも適用前から2兆円前後減ったことがわかった。

米中の関税の応酬は双方に打撃となるだけでなく、サプライチェーン(供給網)の亀裂など

を通じて世界経済を揺さぶっている。

 

⑬【セブンペイ:不正利用問題~アプリ先行で詰め甘くシステム改修の長期化も】

「セブン&アイ・ホールディングス」が7月1日に始めたスマートフォン金融サービス「セブン

ペイ」は、不正利用の被害が明らかになり、実質的なサービス休止に追い込まれた。900

人に約5500万円の被害が報告されており、脆弱な本人確認の仕組みでサービスを始め

た背景には、「決済サービスなどで先行してきた」という自負と、「急激に広がるスマホ決済

サービスへの対応に遅れた焦りがあった」とみられる。「3か月で再開できれば早いほう」と

いう専門家の指摘もあり、事態収拾には時間がかかりそうだ。

 

⑭【半導体の不振;サムスン直撃、4~6月は営業益56%減】

韓国サムスン電子の業績が低迷している。7月5日発表した2019年4~6月期の連結営

業利益は半減した。大幅減益は主力の半導体部門の不振が理由だ。スマートフォン向け

の販売が振るわず、半導体価格の下げが響く。積極投資が裏目に出たほか、日本の対韓

輸出規制で生産面のリスクを抱える。2019年に、半導体の世界首位の座を米インテルに

譲る可能性も出てきた。4~6月期の連結営業利益(速報値)は6兆5千億ウォン(約6千

億円)と前年同期比;56%減った。1月~3月期(60%減)に続く大幅減益となり、最高益を

更新した2018年7月~9月期から1年もたたずに状況が様変わりした。主因は連結売上

高の4割弱を占める半導体部門の不振だ。

 

⑮【富士フイルム;iPSで新型癌免疫薬~患者以外の細胞使う】

富士フイルムホールディングスは7月1日、独製薬大手「バイエル」と組んで、「iPS細胞を

使った癌免疫薬の開発を始める」と発表。「iPS細胞を使う薬」がまだ世界で実用化されて

いない中で、両社は大量に培養できる「患者以外の第三者のiPS細胞を」用いて開発する。

従来の細胞を使った癌免疫薬は日本では1回の投与で数千万円しており高額だが、両社

の手法でコストが下がる可能性がある。富士フイルムなどは「CAR-T(カーティー)」と呼ば

れる技術を用いた癌免疫薬を開発する。「CAR-T」は採取した免疫細胞に、癌細胞への

攻撃力を高める遺伝子操作を加える治療法。患者の細胞を培養して増やし、点滴で患者

の体内に戻す手法が研究の主流。

 

※【「仁徳陵」;界遺産に登録~ユネスコが決定】

アゼルバイジャンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)第43回世界遺産委員会

は7月6日、日本最大の前方後円墳である「仁徳天皇陵古墳(堺市)」を含む大阪府南部の

「百舌鳥(もず)・古市古墳群」の世界文化遺産への登録を決定した。国内での世界遺産は

23件目で登録決定は7年連続である。皇室の祖先の墓として宮内庁が管理する「陵墓」の

登録は初めて。

 

※【「仕事は単発」;700万人に~人手不足背景に急増】

企業と長期契約を結ばず、単発で仕事を請け負う働き方が広がっている。デジタル技術の

進展で、飲食店でのアルバイトから専門的な会計作業まで、様々な「働き手」と「働く場」を

柔軟に橋渡しできるようになった。登録者は延べ700万人と、1年間で約4割も増加した。

「ギグワーキング」とも呼ばれるこうした働き方は、人手不足解消や生産性向上が期待され

る一方、海外では低賃金への批判も出ている。本格普及には社会保障など「セーフティー

ネット」も欠かせない。「仕事は単発」700万人を危惧して見ている。

 

※【自公;改選過半数の勢い~改憲勢力3分の2うかがう…】

共同通信社は第25回参院選について7月4~5日に、全国の有権者3万人以上を対象に

電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。取材も加味すると、自民・公明両

党は改選124議席の過半数63を超え、改選前の77議席前後まで積み上げる勢いの由。

「安倍政権下での憲法改正に前向きな改憲勢力」は、国会の発議に必要な3分の2以上の

議席維持をうかがう。野党は立憲民主党が改選9議席からの倍増を視野に入れるものの、

全体では伸び悩む・・・。

 

※【住宅ローン金利;全期間固定型が1%切る水準に】

住宅金融支援機構の全期間固定型住宅ローン「フラット35」の金利が7月、過去最低金利

を更新し、年1%を切る商品が現れた。大手銀行の変動型金利との差も過去最小の水準と

なり、固定型の優位性が増している。金利を固定する好機ともいえるが、新規借り入れか

借り換えかで、選択肢は異なるようである。

 

※【日生の販売奨励;生保業界に波紋~「優秀代理店に五輪開会式チケット」】

様々な生命保険会社の商品を比較して買うことが可能な「乗り合い代理店」。生保会社は、

販路を広げようと関係強化に力を入れるが、「代理店に対する過剰な販売奨励策」をなくす

ことが業界全体の課題だ。行き過ぎた奨励策は顧客の希望や必要性を無視した商品販売

の横行につながる為だ。金融庁も監視を強めているなかで 問題の根深さが改めて表面化

しているようだ優秀代理店に東京オリンピック開会式チケット;プラチナチケット欲しい!

 

※【夏の南紀・名古屋クルーズに参加】

7月5日~7日まで2泊3日間の「ぱしふぃっく・びーなす」クルーズを楽しんだ。名古屋から

横浜へ新幹線で移動し、中華街を散策した後に「ローズホテル横浜の重慶飯店新館」にて

中華料理のフルコースをいただいて 午後8時過ぎに横浜港から「ぱしふぃっくびーなす」に

乗船して南紀に向けて午後9時に出港。6日正午過ぎ、新宮港に入港して、オプショナル・

ツアーで「熊野那智大社・青岸渡寺」へ風雨の中を450段の石段を登った。その後大迫力

の「那智の滝」をまじかに見て、マイナスイオンを雨と共にたっぷりと浴びた・・・。帰船後は

浴場にてリフレッシュ。フレンチディナーを楽しみ、「ビンゴ大会」では愛妻が一番くじを引き

「赤ワイン」をゲット。ジャズコンサートを堪能してクルーズの夜は更けていく。

新宮港を日没頃に出港して、風雨による高い波もなんのその、一夜明けて晴天の名古屋

港に7月7日朝に入港して、楽しかった週末のクルーズ・ツアーは終了。