小生が気になる「先週のニュースファイル」 | 尾張エクセルの「日々精進ブログ」

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木曽の清流に映え、心触れ合う躍動都市;愛知県一宮市に活動拠点を置く、尾張エクセルです。保守政権を応援しつつ、経済・社会・軍事防衛まで、地域や国内、海外の気になる出来事や話題を、独断と偏見溢れる一味違った目線でブログ提供します。

①【オウム真理教;松本智津夫死刑囚ら7人の死刑執行】

法務省は7月6日に、1995年の地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教の元代表

松本智津夫死刑囚(麻原彰晃、63歳)=東京拘置所=と元幹部らの計7人の刑を執行。

一連のオウム事件では松本死刑囚のほか、元幹部12人の死刑が確定しているが執行は

初めて。法務省によると、ほかに死刑執行したのはいずれも元幹部の早川紀代秀(68)、

中川智正(55)、井上嘉浩(48)、新実智光(54)、遠藤誠一(58)、土谷正実(53)の各

死刑囚。7人同時の死刑執行は異例。

 

②【米国が対中制裁関税を発動;半導体・ロボなど340億$】

トランプ米政権は7月6日に、中国の知的財産侵害に対する制裁関税を発動した。産業用

ロボットなど340億$(約3兆8千億円)分に25%の関税を課した。中国も同規模の報復

に出る構えだ。トランプ大統領は今後の展開次第により、中国からの輸入品ほぼ全てに

関税を課す可能性も示唆した。中国も同日、報復関税を発動すると発表し、世界の二大

経済大国が幅広く高関税をかけ合う異常事態に突入した。米中追加関税発動後の世界

経済の見通し

 

③【文科省局長;受託収賄疑いで逮捕~医大に便宜で子供合格か】

文部科学省の私立大学支援事業で便宜を図る見返りに、自分の子供を大学入試で合格

せてもらったとして、東京地検特捜部は7月4日、同省科学技術・学術政策局長の佐野

太容疑者(58歳)を受託収賄の疑いで逮捕した。佐野容疑者の逮捕容疑は、文部科学省

官房長だった2017年5月、東京医科大の関係者から支援事業の対象選定で便宜を図る

よう依頼され、見返りとして2018年2月の入試で自分の子供の点数を加算して合格させ

てもらった疑い。

 

④【日本列島各地で記録的大雨~4人死亡、4人不明】

東日本から西日本の広い範囲で降った大雨の影響で7月6日、広島県では増水した川に

流されたとみられる男性の死亡が確認された。他に各地で計4人が行方不明になったとの

情報がある。気象庁は、過去の例を大きく上回る記録的な大雨になる恐れがあるとして、

土砂災害や川の増水・氾濫、浸水に厳重な警戒を呼び掛けた。

 

⑤【実質成長率;2019年度は1.5%~内閣府;消費増税でも強気試算】

内閣府は2019年度の経済成長率見通しで、「実質国内総生産(GDP)」の伸び率を前年

度比;1.5%とする方針だ。政府が2019年10月に予定する消費税率の10%への引き

上げは消費に影響するが、生産性向上や子育て支援といった政策効果を織り込む。1%

程度とされる潜在成長率を上回り、民間エコノミストの予測平均(0.88%)よりも強気な

見通しとなる。2019年度の成長率見通しを示すのは初。政府が近く開く経済財政諮問

会議で示す。2018年度の実質成長率見通しは 1月に公表の政府経済見通し(1.8%)

から引き下げて、1.5%とする。2018年1~3月期のマイナス成長が2018年度の成長

率にも響くためだ。

 

⑥【路線価;路線価3年連続上昇、18都道府県で上昇~オフィス牽引】

国税庁は7月2日、相続税や贈与税の算定基準;2018年分の路線価(1月1日現在)を

発表した。全国約32万4千地点の標準宅地は2017年比で0.7%のプラスとなり、3年

連続で上昇した。33年連続日本一となった東京都中央区銀座5丁目の「鳩居堂」前は、

1㎡あたり4432万円で2017年に続いて過去最高を更新した。2018年1月1日時点の

路線価は、東京や京都などが大幅に上昇。好調な企業業績を背景にオフィスの移転・拡

張の需要が高く、国内外の投資家による資金投下も続く。一方で、同じ県内で中心部や

訪日客増の恩恵を受ける地域と、それ以外で、地価の二極化が鮮明になっている。

 

⑦【メルケル首相;政権分裂回避~内相留任、難民流入抑制で合意】

難民・移民問題で閣内に対立を抱えていたドイツのメルケル政権が分裂危機を回避した。

メルケル首相と移民反対派;「ゼーホーファー内相」が7月2日夜に会談し、難民らの流入

抑制策で合意した。「首相が譲歩しなければ辞任する」と表明していたゼーホーファー氏は

留任する。メルケル氏は会談後に「よい妥協点を見つけられた」と語った。

 

⑧【中国海警局;軍事委傘下に~尖閣対応で日本政府警戒】

東支那海などで沿岸警備を担当する中国海警局が7月1日、中央軍事委員会の指揮下に

ある人民武装警察部隊(武警)に編入された。海警局の公船は日本の海上保安庁に相当

する任務を担い、沖縄県尖閣諸島の周辺にて頻繁に活動している。軍の指導機関である

軍事委の傘下に入ったことで軍事作戦上の行動との区別がつきにくくなるため、日本政府

は警戒を強めている。

 

⑨【日銀短観;2期連続で悪化~景気拡大に足踏み感】

日銀が7月2日に発表した6月の「全国企業短期経済観測調査(短観)」では、原料高が

重荷となり大企業製造業の景況感が5年半ぶりに2四半期連続で悪化。日本経済が成長

を持続するためのハードルとして、原料高の販売価格への転嫁、強気の設備投資計画が

どれだけ実行に移るか、米国が仕掛ける貿易摩擦の行方―という3点が浮かび上がった。

 

⑩【高円宮家三女;絢子さまの婚約内定発表~守谷さんと秋挙式へ】

宮内庁は7月2日、「高円宮家の三女;絢子さま(27歳)と、日本郵船勤務の会社員;守谷

慧さん(32歳)の婚約が内定した」と正式に発表。一般の結納に当たる「納采の儀」などを

経て、10月29日に東京・明治神宮で挙式予定。皇室典範の規定により、絢子さまは結婚

後に皇族の地位を離れられる。お二人は7月2日、宮内庁で記者会見されて、絢子さまは

「日常に慣れすぎず、何気ない出来事にも喜びを感じたい」と結婚生活への思いを述べら

れた。守谷さんは、「お互いに尊敬し合える形でいたい」と理想の家庭像を語った。お二人

の結婚式は10月29日、東京;明治神宮で催される。

 

⑪【米太平洋軍が「インド太平洋軍」に改称~視線は対中・南支那海】

米太平洋軍が名称を「インド太平洋軍」に変更した。米国は、日本などと「自由で開かれた

インド太平洋戦略」を推進している。同戦略に基づき「太平洋からインド洋に関わる軍だ」

と明確にした。対象地域には中共が進出する南支那海があって、同国を牽制する狙いが

見え隠れする。改称に伴い、日本が関与拡大を求められる可能性もある。

 

⑫【RCEP合意;年内目標~閣僚会合;米の保護主義を牽制】

日中印や東南アジア諸国連合(ASEAN)など16か国は7月1日、「東アジア地域包括的

経済連携(RCEP)閣僚会合」を都内で開いた。共同メディア声明には、「本年末の成果の

パッケージ達成へ注力する」と明記し、年内合意に向けて交渉を加速する方針で一致。

世耕弘成経済産業相も会合後の記者会見で「年末の大筋合意を目指す」と述べた。

 

⑬【大飯原発の運転容認~名古屋高裁支部;一審判決取消し】

関西電力大飯原子力発電所3&4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを周辺住民が

求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁金沢支部(内藤正之裁判長)は7月4日、差し

止めを命じた一審・福井地裁判決を取り消した。再稼働の判断となる原子力規制委員会

の新規制基準を追認する司法判断を示したといえ、各地の同種訴訟や再稼働を巡る審査

にも影響を与えそうだ。

 

⑭【メキシコ大統領選;新興左派勝利】

7月1日投開票のメキシコ大統領選で、新興左派政党出身の「ロペスオブラドール元メキ

シコシティ市長(64歳)」が当選を確実にした。内向きで、「大衆迎合(ポピュリズム)的な

メキシコ第一主義」の主張を訴えて、既存政治への不満を取り込んだ。「北米自由貿易

協定(NAFTA)」再交渉を含め、米国第一主義を掲げるトランプ米政権との緊張が高まり

そうだ。また同日には、連邦議会の上下両院選や州知事選、メキシコシティ市長選などが

投開票され、同日の大統領選で勝利したロペスオブラドール氏を支える新興左派系が大

躍進した。連邦議会両院で最大勢力となる見通しであり、ロペスオブラドール氏が公約を

実現するうえで助けになりそうだ。

 

⑮【マレーシア;ナジブ前首相逮捕~政府系ファンド流用疑惑】

マレーシアの捜査当局は7月3日、政府系ファンド「1MDB」の資金を不正流用した疑いで

ナジブ前首相(64歳)を逮捕した。「1MDB」を巡っては、45億$(約4900億円)以上の

資金が横領されたとみられている。当局はナジブ氏が主導的な役割を担ったとみて 全容

解明を急ぐ。

 

※【米朝首脳会談で合意した「完全な非核化」に反する北朝鮮の動き相次ぐ】

2018年6月に行われた米朝首脳会談」から1か月が経とうとする現在でも、合意された

「朝鮮半島の完全な非核化への断固として揺るがない決意」の実現に向けた道筋は見え

ないままだ。そんな中で米国のポンペオ国務長官が7月6~7日にかけて北朝鮮に滞在し

非核化のスケジュールについて協議。ただ、米朝首脳会談後も、北朝鮮の核兵器やミサ

イル関連施設の改修や建設、隠蔽工作が進んでいるとする分析結果が相次いで明らか

になっており、現時点での北朝鮮の「本気度」は不明。それでもトランプ大統領は「非常に

うまくいっている」と強気だ。 薄れる米朝首脳会談の余韻は…。

 

※【日本;初の8強ならず~ベルギーに逆転負け】

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は7月2日、ロストフナドヌーで決勝トーナメ

ント1回戦が行われて、日本はベルギーに「2vs3」で逆転負けして、初の準々決勝進出

はならなかった。

 

※【タイ洞窟;少年ら13人全員無事】

タイ北部チェンライ県の洞窟で行方不明となり、7月2日に無事発見された地元;サッカー

チームの少年ら計13人について、同県のナロンサク・オソタナコーン知事は7月3日朝の

記者会見で「健康状態は概して良好のようだ。数人がけがをしているが、深刻ではない」と

述べた。洞窟内は水位が上昇している場所があり排水作業を急いでいるが、全員脱出に

は数日かかる見通し。行方不明になってから10日目の「奇跡」の生存確認に、国民は喜

びに沸いている。

 

※【羽生選手;国民栄誉賞の表彰式~「身を引き締め頑張る」】

韓国;平昌冬季オリンピックのフィギュアスケート男子で2連覇した羽生結弦選手(23歳)

の国民栄誉賞表彰式が7月2日、首相官邸で開かれた。仙台伝統の織物のはかま姿で

出席した羽生選手は、表彰式後に「期待に応えられるだけの努力、技術を持っていなくて

はいけない。さらに身を引き締めて頑張っていきたい」と述べた。

 

※【日産「ノート」;48年ぶり首位、1月~6月新車販売】

自動車販売会社の業界団体が7月5日にまとめた1月~6月の車名別新車販売台数で、

日産自動車の小型車「ノート」が、7万3380台と登録車(排気量660cc超)の首位に。

日産車が上半期に首位になるのは1970年の「サニー」以来、48年ぶりだ。エンジンで

発電してモーターだけで走る独自のハイブリッド仕様車が好調だった。車名別の2位には、

トヨタ自動車「アクア」(6万6144台)、3位は同「プリウス」(6万4019台)と続いた。

 

※【レオパレス;施工不良におののく外国人株主】

「レオパレス21」が建設したアパートで、施工不良が発覚して1か月が経過した。同社の

株価は600円を割り込み、問題発覚前の5月上旬に付けた年初来高値からの下落率は

4割に達する。会社側は「業績への影響は軽微」との姿勢を崩さないが、調査が進むほど

事態の深刻さも明らかになっている。株主の過半を占めている海外勢は、影響の広がり

を注視している。

 

※【eスポーツ人気;パソコンに特需~高性能機の売れ筋価格上昇】

ゲーム対戦競技「eスポーツ」人気の高まりで、ゲームに適したパソコンなどの関連製品

の売れ筋価格が上がっている。操作性が高い上位機種に需要が集まっている。新品に

比べて半額程度で買える中古品も販売が伸びている。