小生が気になる新聞の一つ~石垣の「八重山日報」紙;3月31日のコラム;「金波銀波」
では、「仕事が正当に評価されない日米の指導者」を取り上げているので、一部加筆の
上で引用し、「こんな見方もあるのだ」ということで紹介してみる。
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大仕事を成し遂げたのに、一向に評価されない2人がいる。それは、トランプ米大統領と
我が安倍晋三首相だ。
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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が訪中し、習近平国家主席との会談で非核化実現
に意欲を示した。初の米朝首脳会談開催も決まっている。日米による「最大限の圧力」が
奏功し、北朝鮮がついに核放棄へ一歩踏み出したと見ていい。 |
北朝鮮のことだから、今後の展開は予断を許さない。しかし、強硬な態度を崩さなかった
金正恩委員長が、日米の連携プレーによって、実際には瀬戸際まで追い詰められていた
ことが明らかになった。恐らくは経済制裁で、食料も燃料も厳しい状況にあるのだろう。 |
ところが、最大の立役者である2人に対して 各メディアの評価は最初から芳しくなかった。
国連で「北朝鮮を破壊する」などと発言したトランプ氏が脅迫的だとか、安倍首相の「圧力
一辺倒」は限界だとか、むしろ北朝鮮に同情的な論調ばかりが目立った。
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北朝鮮がついに態度を軟化させても、「トランプ米政権は高官が次々と交代している」こと
ばかりが報じられている。安倍首相に至っては、森友文書改竄問題において一切の指示
がなかったことが明らかになったあとも、「疑惑は晴れない」などと追及され続けている。 |
一般の会社であっても、仕事が正当に評価されない組織は危うい。ましてやそれが米国と
日本なのだから、国民は見る目を持つ必要があるのではなかろうか。 |