昨日は、64歳の誕生日でしたが、家には誰もおらず、朝から一人で配偶者から勧められた韓国ドラマの「私の夫と結婚して」16話全て一気に鑑賞していました。ドラマはファンタジーで二人の主人公が10年前に戻り、悲劇的な人生の結末をハッピーエンドに変えていく物語でした。

 

誕生日の夜の食事は、自分の好きな食材を購入して調理し、ケーキもスーパーで販売しているような市販品を食べていました。

一人暮らしの高齢者の生活とは、こんなものなのかもしれません。

 

私は、ライン、メッセンジャーやfacebook等で、僅かなお祝いのメッセージをもらえるだけでも幸せだと感じました。

 

今一人暮らしをされている人は、やはりパートナーや同居人をみつける努力をする必要があると思います。

一人暮らしは、気楽ですが、高齢になるにつれて、いつ倒れたり、病気になるか判りません。リスクが多いのです。

また、経済的にも非効率なので、パートナーや同居者が所有する物件があれば、賃貸に回して豊かな生活をするのが利口です。

 

たとえ、現在配偶者とうまくいっていないからと言って、よっぽど暴力を振るわれていたり、ギャンブル好きの浪費家というような事がない限り、明らかに劇的に幸せをもたらすような良いパートナーと出会うまでは、簡単に離婚すべきではないと思います。

 

私の知人は、バツイチでしたが、次のパートナーとも上手くいかず、また離婚を考えていました。しかしバツが2になると、自分にも問題があると思われるのが嫌でそのまま暮らしていましたが、その後病気になり、配偶者に助けられる人生になりました。

 

また恋愛において、既婚者NGと宣言されている方をよく見かけますが、少なくとも高齢になれば、そのような制限を初めからしていると、本当に自分に合った良い相手と出会うのは、難しいと思います。政略結婚や親のために結婚したカップルもいますし、既婚者でも不幸な生活をしている人はざらです。多分多くは仮面夫婦に違いありません。そのような方を救い出し幸せにしたり、幸運や成功の力になってあげるのだ!という視点を持つことは、運命の人と出会うための大切なポイントなのです。

 

恋愛に制限や条件をつける人は、殆ど結婚に経済的な安定を第一に求めている人が多く、相手のことを真剣に考えたり、お互いに幸せを与え享受していこうという気持ちに欠けているタイプが多い気がします。結婚に特権を求めることは、止めましょう。

 

人生の時間は限られていて、空想の「ドラマ」のような訳にはいきません。お互いをリスペクトとして高めあい、相手の立場になって考えることが出来なくなれば、共同生活は苦痛でしかありません。過去に戻ることは出来ないので、今の現実を変えるしかありません。だからといって、過去の生活が全て否定される訳ではありませんし、愛し合った日々に生まれた子供は必ず幸せになれると思います。

 

また、互いの信頼関係や幸せが継続しているカップルであったとしても、いつかは先にどちらかが他界することになります。

 

私は、たとえ一人暮らしになっても、また、独身で子供がいないとしても、寂しい思いをしないような住まいを企画していきたいと考えています。基本、ゲストが泊まる部屋があり、週末は多人数でも誕生会ができるようなスペースを持つことがポイントです。

 

人間は、もともと大きな違いを持って生まれてきていて、100%のマッチングが不可能なので、お互いの違いを理解することも幸せな生活を過ごすための大事な点です。

 

明日は、朝から専門業者を交えて、そのような住まいを作るための検討と見積もりをします。