このブログを書くきっかけになったのは、13年前に、勤務する会社の事情から退職し自ら自営を開始した後に、職業訓練校へ通って新しい道を模索する過程の記録を残すためでした。

今、もう一度原点に戻って、今後何が出来るか考えるために、学校に通った6ヶ月間の記録を本にして読み返しています。

内容は、ブログに記載されている文章と同じですが、改めて活字で読むと、感慨深いものを感じます。厳しい日々でした。

当時は小学校の子供を抱えて、住宅ローンや学費を稼がなくてはならず、暗中模索でした。妻からは離婚の話も出ていました。

今は既に引退を考える年齢に達していますが、多少の心の余裕も出てきたので、目標を高くします。1級建築士の資格取得を目指し、同時に我が国の住宅を、誰一人孤独死させる事なく、毎日を幸せに感じられるように、画期的なものに変えていけるような設計力を持ちたいと考えています。

その目標を達成するため、また今後マンションの改修工事を安価で、しかもハイクオリティ―に実現出来るためには、もっと実際の現場で働き、勉強する必要があると思っていました。

そこで、マンションの改修施工を専門に教えてくれる学校に来年1月から通い、技術を学ぶ決心をしました。雇ってくれる会社があれば就職もします。昨年まで通った建築カレッジでの経験は、木造住宅の修繕やリノベーションには活用できますが、共用部によって制限される共同住宅であるマンションには、やはり特殊な部分や要素が多いのです。

今日は、ワークマンで作業着や安全靴等を購入しました。

会社の仕事は、妻が引き継ぐ事になり、私は年末で退職して、裸一貫やり直します。

来年からは、いやもう既に始まっているのですが、私にとっては想像も出来ないような、超多忙な日常が再び続く事でしょう。

自己への挑戦は、生きている限り続いていきます。

我が国は依然として「悪」が蔓延り、暗黒の権力支配が続いていますが、我が道をゆっくりでも進みます。記録は引き続き残していきます。