また、一つ年を重ねました。
昨夜は、居住するマンションで11年前に駐車場問題プロジェクトチームで管理会社と戦った仲間6人と居酒屋で飲み会をしました。
全くの偶然だったんですが、中心になったメンバーが同じ年の生まれで、しかもこの1カ月の間に誕生日を迎えるんです。
発端は、マンションデベロッパーが所有する駐車場が投資ファンドに売却され、管理会社も変更になり、契約条件が大幅に変更された事でした。
最終的に良い解決が出来ましたが、管理組合の理事長はマンションを去り、デベロッパーの社長も更迭されました。理事会は、登記簿上の所有者であるメガバンクの代表等に内容証明郵便で質問状を送ったり、担当理事は、知人の弁護士の力を借りる等総力戦でした。
この事件をきっかけに、マンション管理の難しさや問題点を知り、興味を持ちました。
今後日本の多くのマンションは、老朽化し建て替えの問題が発生していきます。
しかし、建て替えや修繕さえするお金のないマンションは、居住者もいなくなり、廃墟と化していくことでしょう。積立金の滞納が多いマンションは、金融機関もお金は貸しません。相続人は相続放棄を選びますので、最後は国に没収される運命なのです。
私は、管理業務主任者の資格を取り、実際に丸5年間も
大手のマンション管理会社で働いてきました。マンション管理適正化法が施行されて今年で17年になりますが、まだまだ問題が多く、解決されていません。
私は、この暗黒の世界に立ち向かって行く決心を固めました。マンション管理士としての仕事にもチャレンジしていきます。
