昨日の地元新聞に県内(福島)の来春高卒者の
就職内定率に関する記事が記載されていた。
来春高校を卒業する就職希望者の現時点での
内定率は33%だそう。
私が起業した、平成14年は景気が悪かった事もあり
やはり内定率は、21.8%。今年より10%以上低い。
私が学生の時は、まだバブル景気の名残りがあった
ので景気も下がりつつはあったがこの時期の内定率
はほぼ100%に近かったと思う。(私のクラスの話です)
(クラスでも私だけ中々決まらなかったのですが・・・。)
よく『今の若者はなってない』的な発言を耳にしますが
確実に私が学生の時よりもしっかりしていると思います。
こんな景気ですから、就職する大変さを十分に分かって
いるでしょうし、面接の仕方だってしっかりと勉強している
と思います。 それに比べて自分の時は・・・。
働く意欲のある若者が力を発揮出来る職場を作って
新卒者を受け入れる体制を作る事が経営者の一つの
使命と言っても良いのではないでしょうか?
こんな時代だからこそ、自分だけ良ければ良いと言った
考えは捨てなくてはいけない気がします。
全ての就職希望者が自分の働きたい業種で就職が出来て
思う存分力を発揮できる様な日が1日も早く来れば良いですね。
ちなみに県内での求人の業種別数ベスト3は以下の通り
1、製造業
2、運輸・郵便業
3、医療・福祉
どの様な業種でもそうだと思いますが
ある程度は、景気に左右される事は仕方ないと思うのですが
景気が悪くても、伸びている企業は確実に存在します。
全てを景気のせいにして本当にしなければいけない
事を疎かにしない様にしたいものですね。