「さようなら新歌舞伎座 五木ひろし公演」by 森田起代美 | オフィスポロロッカのブログ

「さようなら新歌舞伎座 五木ひろし公演」by 森田起代美

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6月で移転する、なんばの新歌舞伎座に、五木ひろしさんの公演を観に来ました。


お芝居はなく、歌だけの構成で、
私の薄いところでの観かただけでは語れませんが、
去年観た、吉幾三さんとか、小林幸子さんとか、
歌手で座長さんの、
見切りというか、立ち方にも、いろいろあるなぁ、と、
当たり前のことながら、考えて観てました。


座長芝居とはなんなのか、私にはまだ肌でわからないけれど、
共通してやられている、見切り、ぶっちぎりには、
技術がなければ性格悪そうにも見えるし、
実力差がありすぎる相手では成り立たない(支えていただけない)し、
信念がなければ、必然とキレのないものになってしまうと思った。

演劇の人より、演歌の方のほうが、座長としてはややわかりやすいとも感じました。

一人でお客様呼んでいる意識かな?
お歌は一人で満足させなきゃならない気持ちがあるのかな?

なので、演歌歌手で芝居心のある方、さらにはなんでもよいので、みせるための芸を一つでも学んできてる方だと、
飽きようがない。

ひばりさんは、だからすごかったのでしょうか。
歌と主役の認識はもちろん、
あのステージング感覚に加え、芝居も殺陣も踊りも、すごく学んでおられたから。
コマとか、観てみたかったなぁ、と思います☆




【森田起代美】