年始に買った 河崎秋子氏の本
「颶風の王」と「肉弾」が面白かった。
展開も早くて 2冊ともそれぞれ2日くらいで読み切りました。
河崎秋子氏は今回初読みの作家でしたが、
道東は別海で牧場をしながら作家活動をしているようで、まだ30代の作家のようです。
この「颶風の王」で三浦綾子文学賞を受賞していました。
自分の作家としての幅を広げるために過去に海外に羊飼いの修行にも出ていたようですね。
特に「颶風の王」が面白かった。
江戸後期から現代までの、馬と共に生きたある一族の壮大な物語です。
話の舞台は主に北海道の根室ですが、その根室には野生馬が今も生きる離島がありましたね。
あの、、何とかリ島、、、その島の馬の、、、
ソレがアレで、、でも、あまりいうとアレなんで、、、
とにかくこの1冊でNHKの連ドラを丸々1シリーズ見たような満足感を得られます。
生き物や自然の描写が特に強くて美しかったのが印象的です。
自然、動物と毎日向き合って暮らしている作者の毎日の生活をも想像してしまった。
私も昔道東に住んでいた時期があるので、道東の冬の厳しい描写には共感共感でした。
生き物が命を繋いでいくということがどういうことなのか
骨太な文から伝わってくる、上質な純文学作品です。
とにかく、生きるんだ。。
生き物が持つ魂の叫びが響き渡るこの2冊!
是非お勧めですよ。
