新生 魔界都市 上海 激闘編③ 浮かぶ死体
中国人4人組は私に向かって訳のわからない中国語で怒鳴りまくっている。
このとき、初めて思った。
言葉がわからないって、怖い。
実際、日本に住んでいたら、相手が怒っていても、最低限なんで怒っているのか
くらいはわかる。しかし、まったく意味がわからなくただ怒鳴っていられると、
どのタイミングで、言葉を言っていいのかとか、そんな基本的なキャッチボール
さえままならない。
そうこうしていると、日本語がわかる通訳担当の中国人が、私に日本語で語り
かけてきた。
「あなた、何があったの?」
「どうして、女の子だけなの?」
”ははあ、女の子と一緒に下りなかったのがどうもいけないらしいな”
と私は思い。
「その女の子が帰りたいと言ったから、帰しただけだ」
「なんならその子に聞いてみたら」
すると、横でその子とごちゃごちゃ話している。
さらに僕は続けた。
「おい、お前の所は、お客に満足できるサービスを提供せずに、勝手に
女の子が勝手にでていけるのか。」
「なんなら、お前の店を日本に帰ってツマラン店としていいまくるぞ。」
すると、その中国人たちは、立ちすくんでいたが、責任者らしき中国人と
通訳の中国人がそのことを聞いて、
「わかった、この女が悪いあるね。」
「あんた正しいあるよ」
「この女連れて行け!!」
私は”あの子は明日、海に浮いているな。”と思った。
しかし、まだ危険は去ってなかった。 続く
