いつも顔を上に向けて歩きなさい・・・・
1980年、昭和55年に戦後の混血児の母と呼ばれていた!エリザベス・サンダース・ホームの沢田園長が死去されました。今日がご命日にあたるそうです。戦後の混乱期に生まれた、混血児の母親として知られたが旅先のスペインで死去されたそうです。彼女は1948年から私財を投じて混血児救済に乗り出しました。およそ2000人がこのホームから巣立ったそうです。戦後、混血児と呼ばれて白い目で見られていた子供たちの救済!この沢田さんは岩崎弥太郎の孫娘にあたる方なんだそうです。戦後の財閥解体で、岩崎弥太郎の孫娘でも資金繰りに随分苦しまれたそうです。私財を投げ打って大磯の別荘を進駐軍から400万円で買い戻して、エリザベス・サンダース・ホームを建てました。その沢田さんの言葉が一番心に残るものがあります。「いつも顔を上に向けて歩きなさい」と!彼女は子供たちに言い続けました。戦後の何もかも悲しい現状で必死に色んな方を助けた方々がおられる!ほんまに素晴らしいと思います。もういちど!「いつも顔を上に向けて歩きなさい」・・・・沢田美喜