【原因論と目的論】
原因論の問い:あなたは、なぜ、学校に行かないのですか?
目的論の問い:あなたは、何のために、学校に行かないのですか?
原因論の問い:あなたは、なぜ、部下を怒鳴り散らしたのですか?
目的論の問い:あなたは、何のために、部下を怒鳴り散らしたのですか?
『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら』
長田邦博
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おはようございます!
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昨日は、久しぶりに、
「今日は疲れた〜」
と思った1日でした。
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基本的に、
「疲れた → がんばった・充実してた・人気者だった」
と言い換える癖のある人間ですが、
昨日は、久しぶりに、
「気疲れ」「心が疲れていた」のを感じました。
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そんなわけで、帰宅してから、
「何を読もうかな?(明日はどの言葉を紹介しようかな?)」
と思って、出てきたのが、
岩井俊憲先生の、
『働く人のためのアドラー心理学』。
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こちら、サブタイトルが、
『「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣』
ですから、昨日の自分にうってつけ!
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とはいえ、以前、一度、紹介した気がする・・・。
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と、そこで思い出したのが、本書でした。
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長田さんとは、先日、長田さんが弊社を訪ねてこられたので、
五十嵐さんに紹介してもらって、ご挨拶。
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著書を頂いていたのでした。
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本を見た瞬間に、
『もしアドラーが上司だったら』(小倉広さん著書)
を思い出し、
「面白そう!」
と思って、
「素敵な本ですね」
とお伝えしたら、
「差し上げます」
と1冊、プレゼントしていただきました。
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長田さん、ありがとうございます!
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僕も、岩井先生の元で学ばせていただいたのですが、
この本は深かったー!
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長田さんが、
「二度目の卒論を書いた気分」
と言われていたのも納得。
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ちなみに、本書の「しゅうかつ」は、
「就活・習活・充活」の3つで、
「終活」は含まれませんので、悪しからず。
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アドラー心理学が、「目的論」の立場をとることは、
頭では理解していたつもりでしたが、
冒頭の質問の切り替えに納得!
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この考え方で、いろんな物事を捉えていくと、
「リフレーミング = 捉え方変換」は
もしかしたら、不要になるかもしれない、と感じました。
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何か、嫌な出来事が起こったら、
「何でこんなことするの!?」
と思うのが普通だと思います。
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それを、
「何のために、こういうことをしたんだろう?」
と考えてみると、物事の見え方が少し変わりますよね。
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僕は20代、うつ病で苦しみました。
その原因の一つが、
「何でこの世の中、こんなに生きづらいんだろう?」
「どうして、毎年、3万人以上の自殺者が出るんだろう?」
「何が原因なんだろう?」
と『原因論』の考え方で、考えていたことでした。
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例えば、
「どうして、こんなに短期記憶が弱いんだろう?」
「どうしてこんなに仕事ができないんだろう?」
「なんで、自分はダメなんだろう?」
と、そんな「原因」にばかり、矢印を向けても、
出てくるのは、「ダメな理由」ばかり。
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「だから自分はダメなんだ」
とどんどん落ち込んでいきました。
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そこから脱するきっかけとなったのは、
新潟・粟島のボランティアに行き、
「どうしたら、島の人たちを喜ばせることができるかな?」
「どうしたら、島に受け入れてもらえるかな?」
と思いながら活動し、ある時から、
「どうしたら、この島の笑顔のある暮らしを、
100年後も残すことができるかな?」
と考えて行動することができるようになっていったから。
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未来志向と信念の強みに火がついた瞬間でした。
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とはいえ、時に、昨日のように、疲れに襲われる瞬間もあります。
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「あ〜、今日は疲れたなぁ」
と、疲れている自分も丸ごと受け入れて、抱きしめて、
許して、認めて、満たして、愛して。
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また、新たな活力を自分に与えて、(勇気づけて)
「一日一生」の精神で、生きていく。
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そんな生き方が理想ですね。
(まだまだできていませんが)
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何はともあれ、今日も生きてますね♪
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今ある命に感謝して、
前の前の方とのご縁を大切に、
今日も楽しみましょう!
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【本日の質問】
あなたは、何のために、今日という1日を、過ごしますか?
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「何のために」という目的を持って生きること。
人生を豊かにするために、本当に大切なことだと思っています。
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僕は、「一人一人がその人らしく生きられる社会の実現」のために、
自分に今できることに心を込めて、
今日も楽しみます♪
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お読みいただき、ありがとうございます!