生活者は数字を上げるための「顧客」ではない。

 

消費をするために存在している「消費者」でもない。

 

サービスを利用するだけの「ユーザー」でもない。

 

文字通り、日々「生活」をしている感情を持った一人の人間なのだ。

 

「就活」とか「婚活」と同じように「生活」なのだ。

 

さまざまなことを感じながら、

 

明日に向かって「生きる活動」をしている

 

感情ある一個人なのである。

 

伝える仕事は、その一人一人感情を持った「『生活』してる人」に

 

有益な情報を伝えて喜んでいただくという、

 

とても大切でやりがいのある仕事だとボクは思う。

 

 

            『明日のプランニング

           伝わらない時代の「伝わる」方法』   

                    佐藤尚之

 

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おはようございます!

 

 

日曜日ですね。

 

 

先月末から、「志師塾」や「知恵の場オフィス」の交流会がスタートし、

 

今月は、7回の交流会を開催。

 

その準備や、その他の業務もあり、完全休養日は取れずにいますが、

 

昨日は、家族がわいわいとやっている中で仕事をさせてもらったり、

 

夜は20分くらい、みんなで卓球をやったり

(『どこでも卓球セット』が面白いです♪)

 

息抜きも大事にしながら、とはいえ、22時半過ぎまで仕事して、

 

「さてと、寝るかー!」

 

と思って布団について、一眠りしたところで、あの地震。

 

 

怖かったですね。

 

 

体感、初期微動を感じずに、本震が揺れ続けたような感じだったので、

 

「どこ? なに? ちょっと変な地震だなぁ」

 

と思いつつ、妻と会話して、スマホでチェック。

 

 

23時18分、福島・宮城で震度6強。

 

その後も、余震が10回以上!

 

 

眠れぬ夜を過ごされた方もいるかと思うと、

 

一刻も早く、平穏無事に過ごせるようになることを祈るばかりです。

 

 

 

 

それはさておき、「交流会」事業をスタートさせるにあたり、

 

佐藤尚之さんの『ファンベース』を読み、

 

「ファンコミュニティを作る大切さ」を実感。

 

 

同時期に借りた『明日のプランニング』も、

 

「読もう。読もう」と思いつつ、読めていなかったので、

 

今朝、また見開き1ページ3秒速読で、読んでみました。

 

 

そして、出会った冒頭の言葉。

 

 

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「就活」とか「婚活」と同じように「生活」なのだ。

 

さまざまなことを感じながら、

 

明日に向かって「生きる活動」をしている

 

感情ある一個人なのである。

 

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「生活」って、すごいことなんだよなぁって。

 

 

「生きる活動」って、本当に、大変なことなんだよなぁって。

 

 

昨日からの地震のように、不安で眠れないこともある。

 

 

一瞬でいろんなものを失うこともある。

 

 

悲しみや、恐怖、不安や恐れ、怒りや恨み、

 

反対に、

 

楽しみや喜び、嬉しさ、幸せ、

 

安心感、ほっとした気持ち、くつろいだ気持ち、満たされた気持ち、

 

いろんな気持ちを感じながら、みんな生きている、

 

それぞれ、一人一人が、自分自身の人生という物語の主人公であり、

 

社会においては、周りの人と関わり合いながら生きている、

 

ハブのような存在。

 

 

かけがえのない、一人。

 

 

これまでは、「マス」で情報を届ければよかった。

 

それだけで、必要な人は動いた。

 

 

でも、今は、情報が溢れかえっている時代。

 

そんな時代に、ただ「情報を届けよう」と思っても、

 

必要な方にすら、情報が行き届かない時代。

 

 

マスで情報を伝えることも大事。

 

でも、それ以上に、クチコミや紹介、

 

一人一人の言葉を介して、伝わっていく流れを生み出していくことが大事。

 

 

本書には、

 

【ファンからオーガニックな言葉を引き出す7つの方法】

 

として、以下の7項目があげられています。

 

 

===

 

(A)社員という「最強のファン」の共感を作る

(B)ファンをもてなし、特別扱いする

(C)生活者との接点を見直す

(D)商品自体を見直す。ファンと共創する

(E)ファンを発掘し、活性化し、動員し、追跡する

(F)ファンと共に育つ。ファンを支援する

(G)ファンとビジョンを分かち合う

 

===

 

 

ファンと交わり、ファンと共に作っていく。

 

そんなプロセスが必要な時代ですし、

 

そこにこそ、価値を感じられる、

 

コミュニティそのものが価値になる、

 

そんな時代ですね。

 

 

 

 

===

 

友人知人を介す。

 

ファンを大切にする。

 

オーガニックな言葉を言ってもらう。

 

伝えたい相手の笑顔を具体的にイメージする

 

デジタル情報が砂嵐の如く溢れかえった伝わらない時代なのに、

 

これら「伝わる」方法がとてもアナログ的なのは偶然ではない。

 

生活者は、消費者でも顧客でもユーザーでもない、

 

「感情を持った人間」だからである。

 

感情を持った人間だから面倒くさい。

 

昨日笑顔だったのに今日はもう怒っている。

 

突然クレーマーに豹変することだって十分ありえる。

 

全然気持ちが理解できなくて途方に暮れることさえ多々ある。

 

でも、だからこそ、「共感」しあった時に、あんなに嬉しいのだ。

 

マザー・テレサも言っている。

 

人は、不合理、非論理、利己的です。

 

気にすることなく人を愛しなさい、と。

 

===

 

 

宮崎駿監督は、仕事中、常々、

 

「面倒くさい」

 

を連発されているそうです。

 

【参考】https://corobuzz.com/archives/55333

 

 

「面倒くさいこと、それは生きているということ」ですね!

 

 

 

 

これを読めているということは、今、生きているということ。

 

 

今ある命に感謝して、目の前の方とのご縁を大切に、

 

今を、未来のためにも大切にしつつ、

 

今を味わって、楽しみましょう!

 

 

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【本日の質問】

 

今日は、どんな「めんどくさい」ことをしますか?

 

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「世の中の大事なことって、たいてい面倒くさいんだよ」

 

By宮崎駿監督

 

 

「雑にやるから、『雑用』になる」

 

「めんどくさい」ことに、心を込めて、やると、

 

それは、『宝物の時間』になる。

 

 

そう信じています。

 

 

「これにもきっと意味がある」

 

そう信じて。

 

「めんどくさい」気持ちを乗り越え、やりきりましょう!

 

 

 

 

【追伸】佐藤尚之さんは、元電通のCMプランナー。

 

2月22日には、元電通CMプランナーによる

「ネーミングセミナー&交流会」を知恵の場オフィス主催で開催。

 

講師は、命銘塾・塾頭・大勝康弘さん。

 

興味のある方は、こちらから、イベント詳細をご確認ください。

 

https://chienoba-office.com/events/

 

 

 

 

【追伸2】久しぶりに動画アップしました。

 

(1)「メンタルトレーニングとは!?」について語りました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Mczg7oxtcKA

 

(2)「心を育む・心に寄り添う傾聴講座」もこっそりアップしてます。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Mdjn7KrW51M

 

 

 

 

たまには、最後に宣伝も入れてみました。笑

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!