悲しい気持ちや怖い気持ちを感じたら、
体で感じて、その感覚に向かって言ってあげる。
「私はあなたがそこにいることに気がついたよ。
あなたがそんなに苦しんでいたのに、無視したりしてごめんね。
もう大丈夫だよ。私がそばについているよ。」
『うまくいかない人間関係は「愛の偏り」が原因です』
矢野惣一
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おはようございます!
昨日、矢野先生にブログにコメントをいただきました!
だから、というわけではありませんが、
一昨日に引き続き、矢野先生の著書からの引用です。
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今年の仕事始めは、
子育て中のママとのセッション。
まさに、この言葉の意味を感じる時間となりました。
(本人の了解を得て、投稿しています)
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このクライアントさんは、7回の継続セッションの6回目。
いろんな学びも同時並行で進める中で、
自分自身の幼少期のトラウマが、
「5割は解放された状態になった」
「体感5割はめちゃくちゃ大きい」
と喜んでくれていました。
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2回目か3回目のセッションの時に、
「『トラウマを全部解消しなくても前には進める』
と自分で言っていた、あの気づきも大きかった」
という振り返りもしつつ、
さらに身軽な状態の実現に向けたセッションとなりました。
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回を重ねる毎に、どんどん表情も明るく、
元気になっていくクライアントさん。
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「今日はどんなセッションになるかなぁ?」
と思いながら、向き合っていったところ、
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「失敗するのが怖い」
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という話が出てきました。
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そこで、
「一体、いつ、その恐怖心は植え付けられたのか?」
「何がトラウマになっているのか?」
を探っていきました。
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その結果、
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「役に立たなかったら、生きている意味がない」
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という強い価値観にも通じる、
不合理な思い込みに気づくことができ、
今回も、何かが溶け出すきっかけとなったセッションとなりました。
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(宿題として、不合理な信念を緩める(許可出しや手放す)課題を出して、セッション終了となりました)
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セッションの解説が長くなりましたが、
何が言いたいかというと、
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「どんな感情にも意味がある」
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ということ。
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ネガティブな感情や、感じたくない感情も、
しっかりと、体の感覚として感じるからこそ、
そこからさらに深いメッセージを受け取ることができます。
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人は、悲しい気持ちやイライラする感情、
ネガティブな気持ちは感じたくないし、
そんな気持ちを感じている自分も、見たくないと思ってしまうもの。
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でも、「そうやって感じている自分がいる」事実から、
目を背けずに、しっかりと向き合うことから
新しい自分への気づきの旅が始まっていきます。
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矢野先生は、こんなことも書かれています。
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未完了のFeel Do Beを完了させる。
Feel:本当は、この人にこんな気持ちをわかってもらいたかった。
Do:本当はこの人にこんなことをして欲しかった。
Be:本当はこの人とこんな関係になりたかった。
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みんな、何某かの未完了を抱え、大人になっていき、
何某かの未完了を抱えながら、生きていくものだとも思います。
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でも、少しでも未完了を完了していくことを通じて
少しでも軽やかな状態、心豊かに今を生きられる状態で、
今を味わって生きていけたらいいなとも思っています。
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長くなりました。
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今日も生きてます!
今ある命に感謝して、
今感じている感情にもしっかりと、目を向けて、
今をより豊かに味わって、生きていきましょう。
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【本日の質問】
子どもの頃、
共感して寄り添ってほしかったこと(Feel)
してほしかったこと(Do)
得たかった関係性、ありたかった自分像(Be)
などは、何かありますか?
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その時の自分をイメージして、対話する時間を持ってみましょう。
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今、その「Want」を満たすために、できることはありますか?
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あの頃があって、今があって、未来がある。
過去は未来に繋がっていますが、
今を変えることで、未来も過去も、変えることができます。
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今日も楽しみましょう!
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お読みいただき、ありがとうございます!