先日、「ピンチをチャンスに! 不安をワクワクに変えるマインド研修」

というネーミングで、某社で2時間、研修をさせていただく機会がありました。

(今回は、オンラインでの実施でした)



冒頭、「モヤモヤ書き出しワーク」に始まり、

10分間の「マインドフルネス瞑想」体験。

通常、イメージワーク(ビジュアライゼーション)とかは入れないんですが、

この日は、15名ほどの受講生が全員、瞑想初体験だったこともあり、

2分半ずつで、

①呼吸に集中
②リラックスできる空間をイメージ
③未来の理想を実現して、幸せを感じている最高の自分をイメージ
④今、感謝できることを思い浮かべる「感謝の瞑想」

と、4種類の違った時間をお過ごし頂きました。


その結果、終了後のレポートを見ても、

「10分間でものすごくスッキリした」

「これからも、マインドフルネスを取り入れたい」

といった声がたくさん書かれていました。



心と頭がスッキリと整ったところで、

「自立型問題解決法」を実践。


①現状の課題・悩み と 「感情」

を書き出して頂いて、

②その課題が何かの「チャンス」だとしたら!?

と捉え方変換。


そして、

③その「チャンス」を生かせていない原因が自分にあるとしたら?

と「自己責任」で考えていただき、

④「チャンス」を生かすために、できることは?

と一人ブレスト。



ここまで終わった時点で、グループでシェア。

「何を書いたのか」

「書いたことで、どんな気づきがあったか」

を共有して頂きました。



ここまでで、1時間30分経過。

残りの30分は、僕の研修の目玉!

「聴き合うワーク」に突入していきました。



以前、「人生が変わる聴き方講座 〜なぜコミュニケーションが変わると人と組織が輝き出すのか!?」という動画

 

でもご紹介しましたが、

https://www.youtube.com/watch?v=hCo31r-plFc

傾聴力を磨くと、7つの能力が磨かれます。


1,集中力
2,信じる力
3,観察力
4,感じる力
5,承認力
6,話す力
7,発想力


詳しくは、動画を見ていただきたいのですが、

「話すより聴くことの方が、4倍~10倍のエネルギーがいる」

と言われる通り、それだけのエネルギーを使うからこそ、

磨かれるものもたくさんある、と思っています。



そんなわけで、まずはデモコーチング。

お一人、30代の所長さんにクライアント役になっていただいて、

10分間、コーチングを体感していただきました。



そして、そこからは、2人組に分れてのリアル・コーチング。




そして、本日の振り返りを行っていただき、終了となりました。




終了後に提出していただいたレポートに、すごくたくさんのステキなお言葉を、頂きました。

こちらも、丁寧にコメントを書いて返信。


これからの、皆様のますますのご活躍とお幸せを、

心よりお祈りしております。




と、そんな研修があったので、ちょうど今、人生の棚卸し期でもあることもあり、

以前のいろんな出来事を思い出しました。



まだまだ、独立当初、当時は宮崎にて、

「精神障害者自立支援ネットワーク」に関わらせていただいていたこともあり、

精神疾患の当事者の方にコーチングを提供していたこと。



6回くらい、定期的にコーチングを受けてくださった方が、

ものすごく元気になり、自分のやりたいことをやるようになっていったこと。




「どんな人も諦めない」僕の根っこの想いは、

あのときの体験から、来ているんだなぁということを、

久しぶりに思い出したのでした。






そんなわけで、今日のタイトル、

「できない」を「できるかも!?」に変え、「できた!」を実現する、マインド研修。



よくよく考えると、例えば、某社の新人研修(月1回開催)では、

 

30代後半・中途採用の男性社員が、

 

最初は、「自分、めっちゃネガティブっすから」と言っていたのが、

 

だんだんと、「できるかも!?」「あれ? 変われるかも!?」になり、

 

3ヶ月後には、ネガティブな発言が変わり、レポートにも、

 

「もっともっと変われるようになります!」と書いてくれたり。

 

さらに、3ヶ月後、研修開始から半年後には、

 

高卒の新人を引っ張る存在、職場でも頼られる存在、

 

「あいつとはやっていけない」と言っていた方と、

 

「コミュニケーション取れるようになりました!」と報告してくれるようになったり。

 

 

 

 

 

「人は変われる」

 

このことを、信じて、改めて、日々のお仕事に邁進していきたい、

 

そう強く感じています。

 




ちょうど、昨日、県内各地の児童擁護施設や、社会福祉施設での研修のお話があり、

また、今までとは少し違った、「心」を育む研修をさせていただくことになりますので、

もちろん、これまでも、こういう想いで仕事をさせていただいて来ましたが、

今後はさらに、ここに力点を置いて、お仕事をさせていただこうと、

改めて、強く思った、7月4日の朝でした。





「自分は愛されている」

そう、すべての子どもたちが思える社会の実現を目指して。



「自分には居場所がある」

そう、すべての人たちが思える社会の実現を目指して。




できることに心を込めて、目の前の方とのご縁を大切に、

生きていきます。




長文、お読みいただき、ありがとうございます。




今日も、生きてます!

かけがえのない今を大切に、豊かな時間を、お過ごしください。