図書館の目立つところに置いてあり、手にとって読んでみた。

 

 

今を大切に、改めて、過ごそうと思った本。

 

 

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『自分の時間』アーノルド・ベネット

 

 

あなたのエンジンを、日常の仕事に使う前に、まず、それ以外の何かに使う。

簡単に言えば、「朝早く起きる」。

 

 

 

2時間、あるいは1時間でも良いから、早起きをしてみて欲しい。

 

朝の1時間は、夜の2時間に匹敵する。

 

 

バランスのとれた懸命な1日を過ごせるかどうかは、

普段とは違う時間に、たった1杯のお茶を飲めるかどうかにかかっているかもしれない。

 

 

 

時間があれば、お金は稼げるが、お金があっても、時間は買えない。

 

 

「時間が与えられている」ということは、実のところ、

毎日奇跡が起こっているようなものであり、よく考えてみれば、全く驚くべきこと。

 

 

朝目覚める。

すると、あなたの財布には、まっさらな24時間がぎっしりと詰まっている。

そして、それがすべてあなたのもの。

これこそ、最も貴重な財産である。

 

誰もあなたから時間を取り上げることはできないし、盗むこともできない。

 

 

 

一晩おきに1時間半ずつ、何か、精神の向上に役立つような意義あることを、継続してやってみる。

 

 

1週間を6日として計画する。

 

7日と考えるよりも、6日として考えたほうが能率が上がり、より充実した生活ができる。

 

 

 

 

家を出たら、1つのことに思考を集中してみる。

そうすれば、やがて思考をコントロールできるようになる。

 

 

 

1日の終わりに、自分を振り返る心のゆとりを持つ。

 

 

 

「原因と結果の法則」を頭に入れる。

 

 

 

何よりもまず、詩を読む。

 

 

 

 

ユーモアのセンスに欠けた「物知り顔」の人間にならない。

 

 

時間を1分を無駄にせず、すべて活用しようとするとき、

肝に銘じておくべきことは、活用するのは、

自分の時間であって、他人の時間ではない、ということ。