ウイルスに負けない免疫力の高い身体づくり! 『最強の野菜スープ』紹介
動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=xSM2P9DpM74
コロナウイルスで、いろいろと自粛ムード漂う昨今ですが、
「ウイルスで人は死なない!
人が死ぬのは、ウイルスの侵入による防衛反応の結果発生する、活性酸素が原因だ!」
そんな発見を、1989年にされて、以降、
抗がん剤治療の世界的権威として、活躍された前田浩先生が、
免疫力を高める食事として紹介されたのが、本書
『最強の野菜スープ』です。
コロナ騒動があり、「免疫力を高める本を紹介したいな」と思った時、
思い出したのが本書で、
改めて、本書を読み返してみて、その思いを深くしました。
多くの方々が、不安に怯えたり、心配していたり、
安心して過ごせない日々かもしれませんが、
そんな時だからこそ、「自分の身は自分で守る」
自分の中にある、免疫力を高める生活に、多くの方々がシフトする、
そんなきっかけになったら嬉しいなと願っています。
今日も、生きてます。
命ある今に心から感謝して、目の前の方とのご縁を大切に、
お互いにいいところを認め合い、心豊かな関係性を育んで、
ますます豊かな日々を、過ごしましょう!
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『最強の野菜スープ』前田浩
野菜スープは猛毒の活性酸素を消去する物質の宝庫
ガンを始め、ほとんどの病気や老化に密接に関わっているのが、猛毒の「活性酸素」。
野菜は煮てスープにすることで、最強の抗酸化パワーを発揮する。
猛毒の活性酸素も、野菜スープを加えると一瞬で消去されてしまう。
ファイトケミカルは、植物が紫外線や害虫などから自らを守るために作り出す化学物質の総称。
植物の色素や香り、香味などを構成している成分。
緑茶のカテキン、トマトのリコピン、ほうれん草のルテイン、ニンジンやかぼちゃのカロテノイドなど、ファイトケミカルは身近な野菜にたっぷり含まれている。
ファイトケミカルには、活性酸素を消去する強力な抗酸化作用がある。
<ファイトケミカルの働き>
1、遺伝子を傷つける活性酸素を消去する
2、発がん物質を解毒する
3、がん細胞の成長・増殖を抑える
4、免疫力を強化する
日頃から、野菜をしっかり食べ、野菜のファイトケミカルを摂取することが、ガン予防の最善策。
<基本の作り方>
【材料】
玉ねぎ・ニンジン・キャベツ・かぼちゃ・セロリ・セロリの葉・トマト:合わせて300g
水:900ml
1、玉ねぎは皮をむき一口大に切る。
ニンジンは皮をむかずに、一口大に切る。
キャベツはザク切りにする。
かぼちゃは種子のみを取り除き、一口大に切る。
セロリは小口切り、葉もザク切りに。
トマトはヘタを取り除き、ざく切りにする。
2、鍋に1と水を入れる
3、蓋をして火にかける
4、沸騰する直前に火を弱め、約30分、野菜が柔らかくなるまで煮る
5、出来上がり
味付けは基本的にはしない。物足りない場合や、食欲がない時には、好みで調味料を加えて良い
サラダより野菜スープは、抗酸化力が10倍から100倍も強い。
ファイトケミカルなどの有効成分は、野菜を加熱して細胞を壊さないと吸収されにくい。
植物の細胞は硬い細胞壁で囲まれていて、人の消化酵素では細胞壁を壊すことができない。
加熱することによって細胞壁が壊れ、細胞内の成分が溶け出してくる。
つまり、野菜は加熱してスープにした方が、有効成分の吸収効率が格段に高くなる。
<ガンに対する野菜スープの効用>
1、活性酸素を消去してガンを予防する
2、活性酸素を消去してガンを抑える
3、発がん物質を解毒する
4、免疫力を高める
免疫の6割は腸管が担っている。
食物繊維で腸内環境を整え善玉菌が活性化すると、腸管の免疫力が高まることがわかっている。
5、ガン治療の副作用を抑える
余命宣告をされた人が、野菜スープで延命した例もある。
いろいろな野菜を一緒に煮込めばスープが味わい深くなり、抗酸化物質の種類も多くなる。
成分同士が協力し合って互いを保護し、抗酸化パワーを増強することができる。
野菜スープにすると、ほとんどのビタミンCやファイトケミカルはスープに溶け出すが、野菜の具にも抗酸化物質は残っている。
スープだけよりも具もすべて食べる方が、抗酸化作用が高くなる。
活性酸素の害を消去するのに有効なのは、野菜の摂取しかない。
<活性酸素の発生原因と、活性酸素が関連する病気の例>
【発生原因】
太陽(紫外線)
放射線
化学物質
タバコ
アルコール
汚染物質
排ガス
不規則な生活
ストレス
過激な運動
【関連する病気】
老化
動脈硬化
心筋梗塞
高血圧
糖尿病
脳卒中
ガン
アトピー
リウマチ
シミ
シワ
白髪
白内障
肺炎
肺気腫
パーキンソン病
アルツハイマー病
1989年、世界で初めて、「インフルエンザに感染したマウスは、インフルエンザウイルスそのものでは死なない」という事実を突き止め、科学雑誌『サイエンス』に発表。
大きなセンセーションを巻き起こした。
インフルエンザウイルスに感染したマウスを作り、その経過を観察したところ、マウスが死ぬ時、体内にウイルスが全く存在していなかった。
調べた結果、スーパーオキシドという活性酸素が大量に発生して、肺炎が起こっていた。
活性酸素を消去する物質を、インフルエンザウイルスに感染したマウスに与えたところ、95%が生存した。
ウイルス感染という場面で、宿主を殺すのは、ウイルスではなく活性酸素である。
ウイルスなどの外敵が侵入してくると、体は全力で病原体からわが身を守ろうとする。
免疫を司る白血球が、ウイルスを殺傷するために活性酸素をどんどん作り、これをウイルスに向けて撃ちまくる。
マウスの体内でも活性酸素が乱射され、肺がダメージを受けていた。
ウイルスは引き金であって、死んでしまう原因ではない。
活性酸素が原因。
体を守ろうとする免疫の反応が過剰になり、活性酸素の破壊力が増すことで、様々な炎症性疾患が引き起こされる。
肺炎、胃炎、アトピー性皮膚炎などは、その代表的な病気と言える。
白内障やアトピーの改善例も!
野菜スープは高血圧、糖尿病、脂肪肝、メタボにも有効。
骨粗鬆症の予防にも野菜スープを。
治癒可能性3割のガンを克服した女性の事例
「日々の食事は、薬以上にクスリ」
朝一番にスープを飲むと、しみじみと美味しく、体にスーッと入ってくる。
また、夜にお腹がすいたけれど、「ここでご飯を食べると寝られなくなる」という時にも、このスープを飲んで温まり、小腹を満足させて寝る。
作りおきスープがあるだけで、手間をかけずに食卓が豊かになる。
「美味しくて便利だから」続けられる。
スープを作る時、野菜は6種類ほど使う。
野菜の種類を多くするほど、抗酸化物質を取ることができる。
タマネギ以外は皮をむかず、かぼちゃは種だけとってワタも使い、野菜の切れ端も全部入れている。
旬の野菜を使う。
楽しく美味しく食べてこそ食事。
「病気にならないために食べる」と決めつけてしまうと長続きしない。
週に2回、3~4日分のスープをまとめて作り、冷ましてからは小分けにして冷蔵庫で保存。
日常使う薬も、活性酸素の発生源になる。
化学物質で作られた薬は、体にとっては毒。
肝臓で解毒し排出される代謝のプロセスで、活性酸素が発生する。
免疫の要である白血球も、薬を異物と見なし、活性酸素を放出して攻撃する。
この時、胃の粘膜が活性酸素で傷つき、胃炎をもたらす。
頭痛や腰痛で痛み止めを使った時、「胃が荒れる」のは活性酸素が原因。
抗酸化力のある野菜スープで薬を飲めば、活性酸素の害は軽減できる。
しかし、この方法だと、薬が効きにくくなる可能性がある。
薬を飲んだ後で野菜スープを取るといい。
感染症や炎症の悪化を防ぎたい時は野菜スープを。
活性酸素を消去する働きは、太陽光を浴びるほど強くなる。
したがって、大根やかぶ、ニンジンなどは、根よりも葉の方が強い抗酸化力がある。
ニンジンや大根の葉の抗酸化力は、根よりも50倍から100倍も強くなる。
ニンジンや大根、かぶは葉の部分もスープの材料として大いに使う。
ガンや動脈硬化予防に「豆の四天王」。
小豆、黒豆、緑豆、大豆(煮たもの)
いずれも、猛毒の資質ラジカルを消去する強い抗酸化力がある。
コーヒーを1日に3杯以上飲む人は、直腸がんの発生率が54%低下する。
1日3杯程度のコーヒーは、がん予防に役立つと考えていい。